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宅建とのダブルライセンスを取得しよう|おすすめの資格を9つ紹介

宅建の資格をすでに持っている人のなかには、業務に役立つ別の資格を取っておこうと考える人もいるでしょう。ダブルライセンスには、多くのメリットがあります。

この記事では、宅建にプラスする資格の取得を検討している人を対象に、複数の資格を取得するメリットや宅建と組み合わせることで仕事に役立つ資格を紹介します。今後の就職や転職にぜひ生かしてください。

宅建とのダブルライセンスをおすすめする理由

ここでは、宅建取得後に別の資格取得も目指した方がいい理由を説明します。

ダブルライセンスで得られる相乗効果

複数の資格を持つと、より仕事に役立つというメリットがあります。たとえば、不動産の3大資格「宅地建物取引士」「管理業務主任者」「マンション管理士」をダブルで取得すれば、さらに不動産に関する知識が身に付きます。また、宅建士とFPなら、顧客の不動産投資も含めた資産運用の相談に乗ることも可能になります。

試験内容が重なる資格がある

管理業務主任者、マンション管理士、行政書士などの資格は、宅建の試験内容と重なる項目もあるため、取得しやすいです。宅建合格後に勉強を続ければ、法律初学者よりも短時間で取得を目指せるでしょう。

独立・開業の成功確率が高まる

独立開業する場合もダブルライセンスなら、競合他社との差別化という点で有利です。保有している資格が多い分、顧客からの信頼が得やすくなるからです。また、複数の業務を請け負えるため、収入も安定する傾向にあります。

就職・転職に有利である

就職活動や転職活動では、必ずと言っていいほど履歴書・職務経歴書に保有資格についての記載を求められます。宅建の資格があるだけでも十分アピールできますが、2つ以上の資格があると自分の強みをより強調することができます。

宅建とのダブルライセンスにおすすめの資格9選

合格率 試験日 受験費用 主な試験科目 ポイント
ファイナンシャルプランナー(FP)
※日本FP協会
3級
約70%
2級
約40%
1級
70〜85%
1・5・9月
※1級は9月のみ
3級
6000円
2級
8700円
1級
2万円
金融資産運用や不動産、タックスプランニングなど 資金運用のアドバイスが可能
管理業務主任者 約20% 12月 8900円 民法、簿記、建築物の構造やマンション管理に関する事項など マンション管理の委託契約が可能
マンション管理士 7〜9% 11月 9400円 マンション管理に関する法令、組合管理に関する事項など マンション管理実務が可能
不動産鑑定士 短答式
約30%
論文式
約15%
短答式:5月
論文式:8月
Web申し込み
1万2800
郵送申し込み
1万3000円
不動産に関する行政法規や鑑定評価に関する事項、民法、会計学など 不動産価値の鑑定が可能
福祉住環境コーディネーター 3級
約60%
2級
約30%
1級
約10%
7・11月
※1級は11月のみ
3級
4400円
2級
6600円
1級
1万1000円
福祉住環境に関する事項、高齢者・障害者ケアなど 福祉住宅の専門家
土地家屋調査士 8〜9% 筆記:10月
口述:1月
8300円 民法、登記や測量に関する事項など 土地や建物の測量が可能
測量士補 約35% 5月 2850円 測量に関する知識や法規に関する事項など 工事現場の測量が可能
司法書士 3〜4% 筆記:7月
口述:10月
8000円 憲法、民法、刑法、不動産登記法、商業登記法、供託法、司法書士法など 高難易度の法律家
行政書士 10〜15% 11月 7000円 憲法、行政法、民法、会社法など 行政手続きの専門家

※2019年9月時点での情報です。今後変更になる可能性があります。

ここからは宅建と相性の良い資格について、より詳しく紹介します。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(通称FP)は人生における金銭面のアドバイスをする専門家です。取得すれば、保険や年金、税金など、お金に関する幅広い知識が得られます。

※以下は日本FP協会が実施している試験の資料です。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:3級は70%程度、2級は40%程度、1級は70〜85%程度
受験費用:3級は6000円、2級は8700円、1級は2万円
主な試験科目:金融資産運用や不動産、タックスプランニングなど

【ポイント】
・不動産取引の際、資金運用面のアドバイスに説得力が増す
・試験は金融財政事情研究会(通称金財)も実施していて、費用や合格率が異なる

管理業務主任者

管理業務主任者は、マンション管理業を行うのに必須の資格です。
マンション管理で委託契約を結ぶ際の重要事項の説明、管理事務の報告などを行います。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:20%程度
受験費用:8900円
主な試験科目:民法、簿記、建築物の構造やマンション管理に関する事項など

【ポイント】
・不動産業界の中でも、マンションなどの物件管理に重点を置く企業で重宝される
・マンション管理士の資格を保有していれば、試験の一部が免除となる

マンション管理士

マンション管理士は、マンション管理に携わるための資格です。現場に近い業務内容なので、コンサルタントとしての役割を果たせます。具体的には、管理組合や住民からの相談対応、トラブルの対処が主な業務です。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:7〜9%程度
受験費用:9400円
主な試験科目:マンション管理に関する法令、組合管理に関する事項など

【ポイント】
・マンション管理の専門家として独立もできる
・管理業務主任者の資格保有者は試験の一部が免除される

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、土地や建物などの不動産価値を鑑定する専門家です。取り扱う不動産の経済的価値を判断し、価格を算出できるようになります。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:短答式試験は30%程度、論文式試験は15%程度
受験費用:Web申し込みは1万2800円、郵送申し込みは1万3000円
主な試験科目:不動産に関する行政法規や鑑定評価に関する事項、民法、会計学など

【ポイント】
・希少価値の高い資格なので、企業から重宝される
・短答式試験に合格すると、2年間は論文式試験のみの受験が可能

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害のある人の安全面に配慮した建物についてのアドバイスをする資格です。住宅に関する幅広い知識を身に付けられます。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:3級は60%程度、2級は30%程度、1級は10%程度
受験費用:3級は4400円、2級は6600円、1級は1万1000円
主な試験科目:福祉住環境に関する事項、高齢者・障害者ケアなど

【ポイント】
・高齢化が進む国内のニーズに対応できる
・試験範囲が宅建とは異なるので、新たに学習する内容が多い

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、土地や建物などの形質や面積といった情報を調査したり測量したりする資格です。取得すると、不動産登記の表題部(権利者以外の物理情報のこと)に関する手続きも代行できるようになります。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:8〜9%程度
受験費用:8300円
主な試験科目:民法、登記や測量に関する事項など

【ポイント】
・不動産業界で欠かせない登記手続きを、外部へ依頼する必要がない
・測量士補の資格を保有していれば、試験の一部が免除となる

測量士補

測量士補は、道路や建設現場など、工事を行う土地の測量をする資格です。測量士の作成した測量計画に基づいて、現場で実務を行う立場にあります。条件を満たせば、初めから測量士の試験に挑戦もできますが、測量士補のほうが合格率は高くなっています。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:35%程度
受験費用:2850円
主な試験科目:測量に関する知識や法規に関する事項など

【ポイント】
・測量の知識を生かせるので、不動産の現地調査に強くなる
・取得することで、土地家屋調査士の試験が一部免除される

司法書士

司法書士は、不動産登記や商業登記の代行から簡易裁判所での弁護活動など幅広い法律を扱う専門家です。不動産登記では、土地家屋調査士とは異なる権利部(所有者などの情報)に関する手続きを代行できます。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:3〜4%程度
受験費用:8000円
主な試験科目:憲法、民法、刑法、不動産登記法、商業登記法、供託法、司法書士法など

【ポイント】
・難関資格なので、保有していると就職・転職に有利
・簡単に合格できる試験ではないので、しっかりとした対策が必要

行政書士

行政書士は、官公署などに提出する書類の作成・手続きの代行や契約書の作成などを行う法律系の専門家です。煩雑でわかりにくい行政手続きに困っている人をサポートするのが主な役割です。

合格率・受験費用・主な試験科目・受験のためのポイント

合格率:10%程度
受験費用:7000円
主な試験科目:憲法、行政法、民法、会社法など

【ポイント】
・不動産取引に付随する行政手続きを一括して対応できるようになる
・宅建と試験範囲が似ている部分があるので、挑戦しやすい

まとめ

宅建とのダブルライセンスは、組み合わせによってさらなるキャリアアップを目指せるのが魅力です。宅建と相性の良い資格も複数あるので、将来の展望や希望職種に合わせて勉強してみてはいかがでしょうか。

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