行政書士

行政書士コラム

資料請求(無料)

行政書士の資格取得難易度は?司法書士との違いも紹介

法律に関する国家資格の1つに数えられる「行政書士」。試験の難易度が高く難関資格というイメージがありますが、実際の難易度はどうなのでしょうか。
そこで今回は、行政書士試験の難易度やデータ、司法書士との違いについてご紹介します。

行政書士試験の合格率は?

行政書士試験の2017年度の合格率は、約15.7%でした。ここ数年は平均にして約9〜10%で推移しています。「合格率が低いから、かなり難しい試験なのでは?」と思うかもしれません。しかし、ひとくちにそうとは言い切れない事情があります。
実は、行政書士試験の受験者はほとんど仕事を持っている社会人であることが、この合格率の低さに関係しているといわれています。つまり、忙しくてなかなか試験勉強の時間が取れない方も多く、行政書士試験の勉強だけに集中してきた受験者ばかりとは限らないといった背景があるのです。

年度 受験申込者数 受験者数 合格者数 合格率
平成29年度 52,214人 40,449人 6,360人 15.72%
平成28年度 53,456人 41,053人 4,084人 9.95%
平成27年度 56,965人 44,366人 5,820人 ?13.12%
平成26年度 62,172人 48,869人 4,043人 ?8.27%
平成25年度 70,896人 55,436人 5,597人 10.10%
平成24年度 75,817人 59,948人 5,508人 9.19%
平成23年度 83,543人 66,297人 5,337人 8.05%
平成22年度 88,651人 70,586人 4,662人 6.60%
平成21年度 83,819人 67,348人 6,095人 9.05%
平成20年度 79,590人 63,907人 4,133人 6.47%

●超難関というわけではない

行政書士試験は、多くの方が仕事と勉強を両立させながら受験に向けて準備していくため、それが合格率の低さに関係しているとご説明しました。しかし、「行政書士試験は難しいか、難しくないか」と聞かれれば、やはり法に関する込み入った知識や考える力が必要な「難しい試験」であるといえます。
ただし、行政書士試験には「事前に合格基準が公表されている」という大きな特徴があります。「この点数を上回った人は全員が合格です」と、あらかじめ発表しているわけです。何が何でも合格したいと考えている方なら、模擬試験などで毎回その点数を大きくクリアできるように頑張れば合格の可能性はかなり高められるでしょう。決してやさしい試験ではありませんが、本気で取り組めば合格を実現することは特別難しいわけではないといえそうです。

なお、同じ書士の仕事でも「司法書士」の試験は、行政書士試験よりかなり難易度が高いといわれています。

司法書士との違いは?

司法書士と行政書士は同じ「書士」ですから、法に基づいて書類を作成する仕事である点は共通しています。異なるのは、作成する書類の種類とその提出先です。

司法書士は、主に「訴訟関連の書類」と「登記関連の書類」を作成します。書類の提出先は、主に裁判所や法務局です。

一方で、行政書士が作るのは、主に「官公庁へ提出する書類」になります。提出先は各省庁や県市町村などの自治体、あるいは警察署などです。

司法書士と行政書士は、名前は似ていますが、業務内容が異なります。司法書士にしかできない仕事もあれば、行政書士にしかできない仕事もあるのです。例えば、外国人の国籍取得申請は、行政書士にしかできない業務の1つです。

他の国家資格と難易度を比較!

司法書士と行政書士だけではなく、その他にも法律に関する国家資格が存在します。ここでは、その他の法に関する国家資格と行政書士の難易度を比較してご紹介します。

●社会保険労務士

働く人々の社会保障に関わる、書類作成や手続きを代行する業務です。法律を活用した資格であるという共通点から、行政書士と比較されることがありますが、出題傾向などはまったく異なります。ダブル資格取得をめざすなら、まずは法律の知識を深めるため行政書士から始めると良いでしょう。

●公認会計士

公認会計士の主な業務は、大きな企業や団体の経営状態を法に基づき厳正にチェックする「監査」です。また、税理士と同様の「税務」の仕事や、経営について適切なアドバイスをする「コンサルティング」の業務も行います。公認会計士は、行政書士と比較すると、試験の難易度はかなり高いといえるでしょう。

おわりに

今回は、行政書士試験の難易度や司法書士との違いについてご紹介しました。
行政書士試験は、公認会計士や司法書士の試験の難易度に比べると高くはありません。しかし、現実的に合格をめざすのであれば専門的な勉強に取り組むことが必要でしょう。合格までの道筋をしっかり落としこんだ計画を立て、ある程度時間をかけて試験勉強を進めることが大切です。
この記事内の情報は、2018年7月時点のものです

ユーキャンの行政書士講座について

ユーキャンの行政書士講座は、一人ひとりに専用の「合格スケジュール」を作成。もし学習目標から遅れてしまっても、そのタイミングからのリカバリスケジュールを立てられるので、学習ペースも無理なくコントロール。
試験傾向を徹底分析し、短期合格にこだわった教材で、合格ラインに着実に近づいていくことができます。

さらに本科からは、スマホやタブレットでいつでもどこでも便利に学べる『デジタルテキスト付きコース』もデビュー。紙とデジタル両方のテキストを使いこなして、効率学習を実現できます。

わかりやすいテキストと充実のサポートが特長のユーキャンの行政書士講座なら、専門知識がない方でも資格取得が目指せます。
講座の詳細やカリキュラムは、無料の案内資料でぜひご確認ください。

行政書士講座の詳細はこちら