不動産や建築の仕事では、法律や行政に関する知識に加え、税務的な知識も求められます。専門家として活躍するには、資格を通してしっかりと知識を身につける必要があるでしょう。

資格を取得すれば、キャリアアップできるだけでなく、独立にもつながる可能性があります。この記事では、不動産業界や建築業界などで働くために必要な資格について解説します。

なお、人気講座ランキングは、2020年1月のユーキャンHPにおける案内資料請求数をもとに作成しています。

不動産・建築・土木・工事資格
【人気講座ランキング】

不動産・建築・土木・工事資格のおすすめの選び方・ポイント

不動産業界で活躍するには

不動産業界で活躍するには、どのような資格が必要なのでしょうか。不動産業界で役立つ資格を挙げていきます。

まず初めに取っておくべき資格

不動産業界で働くなら、まずは国家資格である「宅地建物取引士(宅建士)」の資格取得を目指しましょう。


土地や建物の契約をする際は、法律で宅建士による重要事項の説明を行うことが定められています。また、不動産を扱う企業や事務所では、従業員5人に対し1人以上の宅建士を雇うことも義務付けられています。宅建士の資格があれば、就職・転職でも有利になる可能性が高まるでしょう。


宅建士の給料は、企業に就職した場合で約470万円~626万円程度です。企業によっては資格手当が出る企業もあります。国家資格なので難易度はそれなりに高いですが、しっかり対策して勉強すれば、資格を取得できる可能性は十分にあります。


※参考:宅建(宅地建物取引士)の年収は320万円~540万円!給料や仕事内容、なるにはを徹底解説!(https://heikinnenshu.jp/fudousan/takuken.html)

業務の幅を広げられる資格

不動産業界での業務の幅を広げたいなら、「マンション管理士」や「管理業務主任者」などの国家資格もおすすめです。


マンション管理士の資格を取得すれば、マンションの管理組合に対してアドバイスしたり、区分所有者の相談に乗ったりできます。管理業務主任者は、管理組合への指導や重要事項の説明などを行ないます。マンション管理士が管理組合側から助言やサポートをするのに対し、管理業務主任者は管理会社側から受託契約に関する確認を行います。


いずれもコンサルタントとしての立ち位置となるので、それまでの社会人経験も活かせます。有資格者は即戦力としてみなされるため、不動産業界への就職・転職に有利になるでしょう。近年、老朽化しているマンションが増えており、マンション管理士や管理業務主任者によって問題を解決しなければならない場面は、さらに多くなっていくと予想できます。

建築・土木業界で活躍するには

建築業界や土木業界で活躍するには、「土木施工管理技士」の取得を目指すといいでしょう。土木施工管理技士の資格を取得しておけば、土木工事に関するスペシャリストとして活躍できます。

土木施工管理技士は国家資格で「土木施工管理技士1級」と「土木施工管理技士2級」があります。2級は「主任技術者」となることができ、作業工程ごとの責任者として働けます。1級を取得すると主任技術者としての勤務はもちろん、現場全体を監督する「監理技術者」も担えるようになります。


なお、土木施工管理技士の資格試験を受けるには、実務経験が必要です。学科試験と実地試験にわかれており、学科試験に合格すると実地試験を受験できるようになります。

電気・通信・設備工事業界で活躍するには

ここでは、電気・通信・設備工事業界でのキャリアアップや独立開業に繋がる資格を紹介します。取得する資格を選ぶ際の参考にしてください。

キャリアアップに繋がる資格

電気・通信・設備工事業界でのキャリアアップに繋がる資格には、以下の4つの資格があります。



危険物取扱者の資格を取得することで、消防法に定められている危険物を取り扱えるようになります。危険物取扱者の資格は甲種・乙種・丙種の3つがあり、甲種を取得すればすべての危険物の取り扱いが認められます。


電気工事士は、建物の配線工事や鉄道の電気工事に携わる仕事です。第一種と第二種にわかれており、それぞれ工事できる範囲に違いがあります。第二種は一般住宅の設備に限られますが、第一種を取得すれば工場やビルなどの設備に関われるようになります。


2級ボイラー技士の資格では、病院や商業施設で使われている専門的なボイラーが扱えるようになります。筆記試験は誰でも受験可能です。実務経験がない場合は、実技講習の受講も必要となります。


管工事施工管理技士は、エアコン設備や上下水道、ガスなどの配管工事に携わります。1級を取得すれば、配管工事の計画書を作成したり、工事の品質や安全性を管理したりできます。

独立開業に繋がる資格

電気・通信・設備工事業界で独立開業を希望する場合、電気に関する知識や技術を証明する「電験三種」の取得を目指すといいでしょう。「電験」とは、国家資格の「電気主任技術者試験」のことです。電験三種を取得して実務経験を積むと、無試験で二種を取得できます。さらに、二種を取得したうえで実務経験を積めば、一種も無試験で取得可能です。


電験三種を取得していれば、独立開業して自分の事業所を持つこともできます。定年退職後に個人事業主となり、安定した収入を得ることも可能です。

 
TOP