投資には興味があるけれど、「なんだか怖そう」「何から始めればいいかわからない」という人が多いものです。

ファイナンシャルプランナー資格の学習をすれば、初心者の方でも、そんな疑問を解決することができます。ファイナンシャルプランナー資格の「金融資産運用」という科目では、投資や金融商品のしくみを学ぶことができるのです。

具体的にどのようなことを学ぶのかをご紹介しましょう。

金融商品の種類

投資対象となる金融商品には、様々な種類があります。

普通預金や貯蓄預金のように、必要なときにすぐに引き出すことができるものは「流動性商品」とも呼ばれます。

定期預金や個人向け国債などは「定期性商品」とも呼ばれ、一定期間は換金できませんが、普通預金等に比べて利率が高いのが特徴です。

株式や投資信託などは、市場の動向によって価格が変動する「価格変動商品」です。これらの金融商品の中には、外貨預金や外国投資信託など、外国の通貨で取引される「外貨建て金融商品」もあります。

リスクとリターン

金融商品には、すべてリスクとリターンがあります。

リターンは、収益のことです。リスクとは、期待したリターンが予想を上回ったり下回ったりする不確実性のことです。
これらは、投資した元手である元本や利子の支払いの確実性を示す「安全性」、期待される収益を示す「収益性」、換金のしやすさの程度を表す「流動性」の3つの要素から判断します。安全性、収益性、流動性の3つの要素が全て優れている金融商品はありません。

リスクとリターンは、相反関係にあります。リスクが低ければ、その分リターンが低く(ローリスク・ローリターン)、リターンが高いものは、その分リスクも高くなります(ハイリスク・ハイリターン)。

たとえば、普通預金は流動性や安全性が高く、ローリスクですが、その分金利が比較的低く、ローリターンです。一方、株式は、運用によっては高い収益となり、ハイリターンが期待できますが、半面、期待通りの価格で売却できない場合もあり、ハイリスクです。

投資対象の選び方

どの金融商品を使って投資をするかは、資産の状況や将来のライフプラン、また投資に対する価値観によって一人ひとり異なります。
結婚や出産、マイホームの購入、子どもの教育や老後の生活などのライフイベントを予定しているのかどうか、またそれはいつなのか、どれくらいの資金をかけたいか、などを考えてみましょう。すると、「何年後にいくら用意すればよいか?」という投資の目標が見えてきます。その目標に合わせて、金融商品を選びましょう。

たとえば、2~3年など、短期間で目標金額を準備したいときには、ローリスク・ローリターンのもので確実に貯蓄するのが適しています。
逆に、20年~30年など、目標までに時間がある場合には、投資期間を長く取れる分、多少のリスクを取ることもできます。ハイリスク・ハイリターンのものも投資対象として組み合わせると、より効率的に目標を達成できるかもしれません。

このように、投資は、自身の状況や目標に合ったものを、バランス良く組み合わせて行うことが大切です。ファイナンシャルプランナーの知識があれば、それぞれの金融商品の特長を活かして、自分に合った投資をすることができます。

  • 投資は自らの責任において行うものです。必ずしも期待通りの結果が得られるものではなく、損失が生じる場合もありますのでご了承ください。

まとめ

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この記事の監修者は生涯学習のユーキャン

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