• 公開日:2020/10/27

最近、薬剤師不足や医薬品を販売するお店が増えたことなどから、登録販売者の需要が高まってきています。これにともない、登録販売者の資格を取ろうか迷っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、登録販売者になるメリットや注意点をわかりやすく解説します。資格取得を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。

登録販売者の需要が高まる背景

登録販売者は、一般用医薬品の中の第二類と第三類医薬品を扱うことができる資格です。主に、薬局やドラッグストアなどで活躍しています。2014年から一般用医薬品のインターネット販売が可能になったことで、活躍の場がますます広がりました。さらに、セルフメディケーションが推進されていることも後押しして、登録販売者の需要は高まっています。

セルフメディケーションでは自分の健康を自分で管理していくため、一般用医薬品を使用するリスク管理も重要となります。そこで、一般用医薬品についての知識を持ち合わせている登録販売者が重宝されているのです。今後もセルフメディケーションは推進されていくと予想されるため、登録販売者の需要はさらに高まっていくと考えられています。

登録販売者になるメリット

登録販売者になることには、たくさんのメリットがあります。ここで、それぞれのメリットを詳しく紹介します。

資格手当などで収入アップ

登録販売者の資格を持っていると、資格手当が支給されるケースが多くなっています。資格手当は毎月5千~1万円程度支給されることが多く、これだけでも年間で6~12万円の収入アップが見込めるでしょう。

また、時給も高くなる場合があり、資格なしで働くよりも収入額は大きく変わってくる可能性があります。登録販売者資格を持っていると、効率的に稼げることがメリットです。収入アップを目指したい場合におすすめの資格といえます。

昇進に有利

登録販売者の資格があれば、昇進を目指しやすくなります。今よりもやりがいのある業務に就きたいと思っているのならば、登録販売者の資格がさまざまな場面で役に立つ可能性があるでしょう。

また、ドラッグストアなどにおいては店舗管理者をめざすことも可能となります。店舗管理者は登録販売者資格を持っていることが必須条件となっているからです。自分自身のキャリアアップにもつながり、今後さまざまな仕事を請け負える可能性も出てきます。

就職や転職にも有利

医薬品を販売するためには、薬剤師か登録販売者の存在が欠かせません。薬剤師の場合は登録販売者では取り扱うことができない第一類医薬品等も扱うことができるため重宝される存在です。しかし、薬剤師は給与が高いため、何人も雇うには費用がかかってしまいます。

そこで、薬剤師よりも人件費が抑えられる登録販売者を積極的に採用しようと考える企業が増えています。このことから、資格を持っていれば、就職や転職において有利になる可能性があります。

幅広い場所で活躍できる

登録販売者は、薬局やドラッグストア以外にも、コンビニエンスストア、スーパー、ホームセンターなどでも必要とされている資格です。医薬品を扱うお店が増えているため、幅広い場所で活躍できます。

また、これらの店舗は全国各地に多くあることもポイントです。たとえば、引っ越しをした場合でも資格があれば就職先に困ることはないでしょう。さらに、製薬会社では営業職でも登録販売者資格を活かせる場合があります。このように、さまざまな場所で活躍できるのが登録販売者のメリットです。

ライフスタイルに合わせて働き方を選べる

登録販売者試験は年齢制限や受験する条件などがなく、誰でも受験できる資格です。そのため、結婚や出産などでライフスタイルが変わってからでも資格取得をめざせます。また、取得した資格はその後永続的に有効となるため、いつでも働きたいときに活かすことが可能です。

さらに、短時間勤務の求人が多いことや、勤務する時間帯を幅広く選べることもメリットです。登録販売者ならば、育児で忙しい時期は短時間勤務にするなど、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能となります。

将来的に独立開業ができる

登録販売者の資格制度が施行されたことによって、登録販売者でも独立開業が可能となりました。実務経験などの条件を満たせば、店舗管理者になることができます。開業許可や販売許可を取得できれば、登録販売者資格を活かした新しい仕事を始めることもできます。

また、コンビニエンスストアのオーナーとして、第二類と第三類の医薬品を扱う店舗を持つことも可能となります。ただし、独立開業した場合でも、一般用医薬品の第二類と第三類のみしか扱えない点は注意しておきましょう。

さまざまな場面で知識が活かせる

登録販売者の資格を取ることで、医薬品に対する知識を蓄えることが可能です。自分の健康管理だけでなく、子どもや親など家族の健康にも寄与することもできます。介護の場面でも知識が活かしやすく、自分や家族の健康を守るために役立つでしょう。

また、医薬品を扱う業種以外でも資格を活かして活躍することができます。たとえば、エステサロンや介護の現場など、資格を活かせる場面は多くあります。仕事だけでなく大切な人を守るためにも役立つ知識を得られることは、登録販売者の大きなメリットです。

登録販売者になる際の注意点

正式な登録販売者となるには注意点もあります。また、実際に働く場合にも、事前に知っておきたい注意点があるので、ここで確認しましょう。

実務経験を積むまで一人前の登録販売者とは認められない

登録販売者は、試験に合格したらすぐに一人前の「登録販売者」になれるわけではありません。試験に合格した後、直近5年の間に通算して2年分以上の実務経験を積む必要があるのです。

2年の実務経験を積むまでは、一人では登録販売者として売り場に立つことが出来ず、「研修中の登録販売者」となります。そのため、資格手当なども正規の有資格者より低くなることがほとんどです。実際の求人でも、資格だけでなく経験の有無によって募集区分を変えている場合が多くなっています。

医薬品販売をする場合は外部研修が必要

登録販売者として医薬品を販売する場合、外部の研修を受ける必要があります。これは一度限りの研修ではなく、定期的に受けなければなりません。1年間に計12時間以上の外部研修を受け、これを毎年継続します。

登録販売者資格そのものは一生有効となっているものの、外部研修を受けなければ医薬品の販売ができなくなります。薬に関して常に正確で最新の情報を持っておく必要があるため、定期的に外部研修を受けることが求められるのです

立ち仕事が多い

登録販売者の仕事は、薬に関する知識を活用するだけではありません。品出しやレジ打ちなどを任されることもあり、業務時間中は基本的に立ち仕事です。接客も多いため、販売員としての明るさも求められます。資格があるから特別扱いというわけではないことを覚えておきましょう。

まとめ

仕事だけでなくプライベートにおいても大きなメリットがある登録販売者は、誰でも受験しやすいことから人気が高まっている資格です。セルフメディケーションの推進により需要が高まっていることもあり、将来性も明るいといえるのではないでしょうか。

ユーキャンの「登録販売者合格指導講座」なら、受講者のペースにあわせて添削指導が受けられます。講師陣への質問もOKなので、じっくり時間をかけて勉強したいという人も安心して試験の準備ができます。さらに、標準学習期間を過ぎてしまった場合でも受講開始から14ヵ月までしっかり指導が受けられることもポイントです。資格取得の勉強に、ぜひ活用してください。

講座との相性を確かめよう

講座との相性を確かめよう

登録販売者講座があなたに向いているのか相性診断でチェック!
80%以上の相性なら今すぐ申し込みして、人気の専門資格を手に入れよう!

今始めると、ゆとりをもって手堅く合格が狙える!

登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる医薬品販売の専門資格です。資格保有者がいれば、一般用医薬品の多数を占める第二類・第三類医薬品の販売が可能になるため、企業にとって大きな戦力に。国による医療費抑制の施策によりセルフメディケーションが推進されるなか、地域医療のサポート役として、ニーズも高く、医療関係の事務職のほか、小売業やドラッグストア、薬局などへの就職・転職を考えている方に人気の資格です。
登録販売者の仕事内容は医薬品の販売のほかにも、お客様への情報提供やご相談に対する対応・アドバイスも重要な仕事の1つ。購入者の視点に立って、医薬品の適切な選択を行えるように手助けすることも求められます。
登録販売者になるには、例年8~12月頃に行われる各都道府県で実施される登録販売者試験に合格する必要があります。全国どこで受験してもOK、受験資格もありませんので、どなたでもチャレンジできます。

TOP