• 公開日:2020/10/27
  • 更新日:2021/09/17

登録販売者とは、医薬品販売の専門資格です。2006年に改正、2009年6月に施行された薬事法によって資格が誕生、受験者数が年々増加し、社会でのニーズも日増しに高まっています。年齢や性別を問わずに受験できるため、主婦にも人気の資格です。この記事では、登録販売者の受験について、独学でも勉強できるのか、どのようなポイントがあるのかなどを解説します。勉強法に迷っている方は、ぜひ参考してください。

登録販売者は独学でも合格可能!

登録販売者には受験資格がありません。実務経験も必要なく、大学や専門学校で所定の学科を卒業するなどの条件も不要です。このため、文系でも学習さえすれば合格できます。やり方次第では独学で合格することも不可能ではありません。

登録販売者試験の独学合格におすすめの勉強法

おすすめ勉強法
1.テキストを繰り返し学習する
2.過去問題を解く
3.最新版のテキストを揃える

1.テキストを繰り返し学習する

登録販売者の試験は、薬の成分や効果など、暗記をする必要が多くあります。そのため、テキストを繰り返し学習し、内容を十分に定着させることが重要です。1冊のテキストに絞るか、複数のテキストを使うかは、人によって向き不向きがあるでしょう。

2.過去問題を解く

過去問題を解くことは、どんな資格の勉強でも重要です。それは登録販売者の場合も変わりません。出題傾向をつかむうえでも、過去問題を解くことが合格への近道となります。過去問題は受験前に必ずチェックしておきましょう。

3.最新版のテキストを揃える

薬機法も、他の多くの法律と同様に改正される場合があります。改正された部分は、周知の意味も込めて出題される可能性が高くなる場合があります。このような理由からも、受験する年度における最新版のテキストを最低1冊は持っておくべきです。改定があった場合は、春頃に改訂版が発売され事が多いので、チェックするようにしましよう。

複数のテキストを揃えるべきかどうかは、人によって判断が分かれます。同じテキストでも人によって読みやすいと感じることもあれば、読みにくいと感じることもあるでしょう。相性がいいテキストに出会うまで複数のテキストを試すことも1つの選択肢といえます。

独学で勉強するメリット

登録販売者の勉強を独学で行うべきか、通信講座やスクールなどを利用すべきか迷うこともあるでしょう。ここでは、独学のメリットを紹介するので、迷ったときの参考にしてください。

費用が抑えられる

通信講座やスクールと比較して、独学は費用が安くなります。テキストや問題集を数冊購入した場合、書籍代は約3,000~5,000円です。通信講座の費用は約3~5万円であるため、独学は10分の1程度に費用を抑えられます。スクールに通学する場合の費用は、受講料のみで7万円前後で、さらに交通費もかかります。これと比較すると、15~20分の1の費用です。

テキストを自分の目で見て選ぶことができる

独学の場合、テキストを自分で確認してから購入できます。一方、通信講座やスクールではテキストが最初から決まっており、自由に選ぶことはできません。このため、テキストのタイプにこだわりがある人は、独学を選ぶメリットもあるといえます。たとえば、「カラーを使っていて見やすい」「図解が豊富でわかりやすい」など、自分に適したテキストの特徴がわかっている人は、自らテキストを選ぶのが良いでしょう。

自身のペースで勉強を進めることができる

通信講座やスクールは、受講スケジュールが決められていることがほとんどです。通信講座の場合はある程度柔軟に進められるものもありますが、独学と比べると自由度が制限されます。そのため、「自分のペースで勉強したい」と考えている人にも、独学が向いていると言えるでしょう。特に、その年度の試験を受けるかどうか迷っている人にとっては、このメリットは大きいです。

独学で勉強するデメリット

どのようなことでも、メリットがあればデメリットもあります。それは登録販売者の試験勉強の独学でも同じです。ここでは、独学で勉強するデメリットを解説します。

テキスト選びが難しい

「自分でテキストを選べる」というメリットを紹介しましたが、逆にいえば「自分でテキストを選ばなければいけない」ということです。独学に慣れている人でなければ、テキストの選択は難しいものです。その点、通信講座やスクールでは、最初から良質なテキストが用意されています。

問題解決が難しい

独学では、わからない問題に直面したときに自力で解決しなければなりません。これで時間をロスする、ストレスを感じるということがしばしばあります。通信講座では、一定回数であればメールで質問できるなどのサービスがあり、スムーズに問題を解決できます。スクールでは、直接講師に質問することが可能です。わからない問題を解決する手段がないことは、独学のデメリットと言えるでしょう。

勉強のスケジュールを立てる必要がある

「自分のペースで勉強できる」という独学のメリットは、裏を返せば「スケジュールを自分で立てなければいけない」というデメリットになります。決まったスケジュールがないため、思ったように勉強が進まないこともあるかもしれません。過去の受験勉強などでスケジュールを自分で立てて、こなした経験がある人なら特に問題はないでしょう。しかし、スケジュールを立てるのが苦手な人にとっては、この点がデメリットとなります。

登録販売者の試験について

登録販売者の試験に興味を持ったら、次に知りたいのは試験の具体的な情報でしょう。ここでは日程や受験資格、試験内容や合格率など、登録販売者試験の詳細をまとめます。実際に申し込む際には、公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。

試験日程

登録販売者の試験日程は、毎年8月~12月頃です。都道府県によって日程が異なり、2018年の日程は、もっとも早い日付で8月19日でした。この日程で試験が行われたのは、京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県の5府県で、福井県以外はすべて近畿ブロックです。逆に遅かった日程は12月9日で、九州・沖縄ブロックの全県でした。どうしてもその年度内に受かりたい場合は、日程をずらして複数回受験するのも1つの選択肢です。

受験資格

登録販売者の試験には、受験資格がありません。以前は登録販売者でも、実務経験や学歴などの受験資格がありました。しかし、平成27年(2015年)4月1日意向の試験から撤廃され、実務経験や学歴に関係なく受験可能となっています。

試験内容と特徴

登録販売者の試験内容は、下記の5項目に分かれています。

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  • 人体の働きと医薬品
  • 主な医薬品とその作用
  • 薬事関係法規・制度
  • 医薬品の適正使用・安全対策

問題数と制限時間は「主な医薬品とその作用」のみが40問・80分となっています。そのほかの項目は、すべて20問・40分です。合計で120問・240分となります。

特徴はすべて選択問題(択一式)で、実技や記述の試験がないことです。このため、テキストや問題集での学習が有効といえます。

合格率

登録販売者試験の合格率は40~50%です。平成20年度のみ64.5%と高くなっていましたが、翌21年度には47.4%、27年度は45.9%と概ね45%前後に落ち着いています。ただ、これは都道府県によって大きく異なる点に注意が必要です。たとえば、平成27年度の合格率は、秋田県が67.7%だったのに対し、東京都は27.5%でした。平成30年度では、19.5~58.6%と大きく差があります。このように、年度によって都道府県ごとの合格率が大きく変わるため、複数の都道府県で受験するのもいいでしょう。

まとめ

登録販売者試験は、独学でも合格を目指すことが可能です。独学には「費用が抑えられる」というメリットがある一方、テキスト選びやスケジューリングなど、手間と時間がかかることも多くなりがちです。通信講座であれば、これらの負担がなく、スムーズに勉強をすすめることができます。また、費用に関しても、スクールほどはかからずに受講をすることができます。

登録販売者試験の通信講座は多くありますが、ユーキャンの「登録販売者合格指導講座」がおすすめです。メールや郵送によって講師陣に質問でき、自分のペースで課題を提出し、添削を受けられます。受講開始から4ヵ月までしっかり指導を受けられるため、本業などが忙しくなって勉強時間をとれなくなっても安心です。まずは、お気軽にユーキャンの公式ページをチェックしてみてください。

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登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる医薬品販売の専門資格です。資格保有者がいれば、一般用医薬品の多数を占める第二類・第三類医薬品の販売が可能になるため、企業にとって大きな戦力に。国による医療費抑制の施策によりセルフメディケーションが推進されるなか、地域医療のサポート役として、ニーズも高く、医療関係の事務職のほか、小売業やドラッグストア、薬局などへの就職・転職を考えている方に人気の資格です。
登録販売者の仕事内容は医薬品の販売のほかにも、お客様への情報提供やご相談に対する対応・アドバイスも重要な仕事の1つ。購入者の視点に立って、医薬品の適切な選択を行えるように手助けすることも求められます。
登録販売者になるには、例年8~12月頃に行われる各都道府県で実施される登録販売者試験に合格する必要があります。全国どこで受験してもOK、受験資格もありませんので、どなたでもチャレンジできます。

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