• 公開日:2020/10/27

医薬品を扱う資格には、薬剤師と登録販売者の2種類があります。薬剤師は医薬品を調合して販売することができる資格ですが、登録販売者は薬事法が改正されてできた、比較的新しい資格です。ここでは、登録販売者の仕事内容や、資格の概要をご紹介します。

登録販売者とは?

「薬剤師ではないが、医薬品を販売できる専門家」のことです。
一般的に使用されているほとんどの医薬品を販売できます。

登録販売者とは、「薬剤師ではないが、医薬品を販売できる専門家」です。2009年に薬事法が改正されるまで、薬を販売できるのは薬剤師もしくは薬種商(薬種商販売認定試験合格者。実務経験を3年積むことで受験資格が得られます)、販売できる場所は薬局かドラッグストアに限られていました。

しかし、薬事法改正に伴って登録販売者資格が新設(薬種商は廃止)され、コンビニエンスストアやスーパーなど、一定の条件を満たした店舗でも、登録販売者がいれば医薬品の販売ができるようになりました。登録販売者とは、医薬品販売のプロフェッショナルとして活躍できる資格なのです。

登録販売者が販売可能な医薬品は?仕事内容は?

日本で扱われている一般用医薬品の約9割にあたる第二類医薬品と第三類医薬品が販売可能。

登録販売者が販売できる医薬品は、一般医薬品(市販薬)のうち、第二類医薬品と第三類医薬品です。
「第二類医薬品」とは、まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むものを指します。「第三類医薬品」は、日常生活に支障をきたすことはないものの、体調不良などが起こるおそれのある成分を含む医薬品です。安全性上特に注意を要する成分を含む「第一類医薬品」は薬剤師でなければ販売できません。

ただし、日本で扱われている一般用医薬品の約9割は第二類医薬品と第三類医薬品のため、登録販売者は一般的に使用されているほとんどの医薬品を販売できます。

医薬品の販売以外に、医薬品を購入するお客様へのアドバイスも

登録販売者の仕事内容は主に第二類医薬品と第三類医薬品の販売ですが、医薬品を購入するお客様への情報提供や相談があった場合の対応も重要な仕事の1つです。購入者の視点に立って、医薬品の適切な選択を行えるように手助けすることも登録販売者に求められます。

登録販売者の受験資格・資格取得方法は?

筆記試験のみ、学歴や年齢などの受験資格はなく、誰でも受験可能

登録販売者の資格は、都道府県が行う試験に合格後、都道府県に登録すれば取得できます。試験は筆記試験のみで、学歴や年齢などの受験資格はなく、誰でも受験可能です。

ただし、試験に合格してもすぐに医薬品を1人で販売することはできません。登録販売者としての業務経験が通算で2年以上になるまでの間は、薬剤師または店舗管理者(管理代行者)になれる登録販売者の下でなければ医薬品の販売はできません。

このようにして試験前後の5年間に通算2年以上の業務経験を積むことで、晴れて一人前の登録販売者として、医薬品の販売ができるようになります。

今後、医薬品の知識の重要性が高まります。

世の中の健康への考え方の変化や法制度の整備により、今後ますます登録販売者が持つ医薬品の知識は、重要視されるでしょう。

登録販売者に必要なものは、何よりも医薬品に関する知識です。現在の日本ではセルフメディケーション(自分で怪我や病気の判断をし、自ら医薬品を使用して治療に努めること)を推進する動きがあり、自分の健康は自分で責任を持つことが求められはじめています。

従来は第一類に属していた一部の医薬品が第二類に分類され、最近では薬剤師しか扱えなかった医薬品が登録販売者でも扱えるようになってきました。そのため、これまで以上にしっかりとした医薬品のリスク管理が求められています。

一般の方が医薬品の誤った使用や摂取によって健康被害を起こさないよう、登録販売者がしっかりと説明する必要があるのです。登録販売者が持つ医薬品の知識は、今後ますます重要視されるでしょう。

軽度な体の不調は自分で治すことが推奨されている現在、登録販売者には一般の方に正しい医薬品の情報を届けることが求められています。登録販売者は医薬品のプロフェッショナルとして、医薬品を必要とする方の健康を守る魅力ある仕事です。

まとめ

今回は登録販売者の仕事内容や資格の概要を説明しました。ほとんどの医薬品を販売できる点や、世の中の変化もあり、登録販売者資格は今後ますます注目されることでしょう。

そんな登録販売者の資格取得におすすめなのが、ユーキャンの登録販売者講座です。ポイントをやさしくつかめるカリキュラムで、初めて挑戦する方も安心。専門的な薬の知識をわかりやすく解説したテキストや、試験を徹底分析した問題集、充実の副教材で無理なく試験合格ラインの「7割クリア」を目指せます。

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登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる医薬品販売の専門資格です。資格保有者がいれば、一般用医薬品の多数を占める第二類・第三類医薬品の販売が可能になるため、企業にとって大きな戦力に。国による医療費抑制の施策によりセルフメディケーションが推進されるなか、地域医療のサポート役として、ニーズも高く、医療関係の事務職のほか、小売業やドラッグストア、薬局などへの就職・転職を考えている方に人気の資格です。
登録販売者の仕事内容は医薬品の販売のほかにも、お客様への情報提供やご相談に対する対応・アドバイスも重要な仕事の1つ。購入者の視点に立って、医薬品の適切な選択を行えるように手助けすることも求められます。
登録販売者になるには、例年8~12月頃に行われる各都道府県で実施される登録販売者試験に合格する必要があります。全国どこで受験してもOK、受験資格もありませんので、どなたでもチャレンジできます。

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