• 公開日:2020/06/01

高卒でも保育士になれるのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。高卒で保育士になるためにはいくつかの方法があります。

この記事では、高卒で保育士になりたい人に向けて、保育士になる方法を紹介しています。保育士試験の概要や効果的な試験勉強の方法なども紹介するので、参考にしてください。

高卒で保育士になる方法とは?

まず、高卒で保育士になる方法を紹介します。また、保育士の資格試験を受験するにはどのような資格が必要なのかも知っておきましょう。

高卒で保育士になる方法

高卒で保育士になるには、2つの方法があります。1つは保育士養成学校を卒業し、保育士資格を取得することです。保育士養成学校は、厚生労働省に認定された大学や短大、専門学校などが該当します。もう1つは、保育士試験を受験し、保育士資格を取得するという方法です。ただし、受験するには受験資格を満たす必要があるので注意が必要です。

高卒の場合の保育士試験受験資格とは?

高卒で保育士試験を受けるには、受験資格の有無の確認が必要です。高校をいつ卒業したかによって受験資格の有無が決まります。高校の卒業年月日が「平成3年3月31日以前」または高校の保育科の卒業年月日が「平成8年3月31日以前」に該当する人には受験資格があります。

どちらにも該当しない(「平成3年4月1日以降」に高校を卒業した)人は、児童福祉施設での実務経験が必要です。実務経験を積むことで、保育士試験の受験資格が得られます。児童福祉施設での実務経験は、「2年以上かつ2,880時間以上」と期間が決められています。


児童福祉施設とは?

児童福祉施設とは、児童福祉法第7条で定められている12種類の施設のことを指します。なかでも代表的な施設は、乳幼児を保育する「保育所」です。ほかにも、乳児院や母子生活支援施設などがあります。自分が希望する施設で実務経験を積み、規定された期間をクリアすれば受験資格を得られます。

高卒以外で保育士を目指す場合は?

高卒以外の人が保育士になるには、どのような方法があるのでしょうか。中卒や大卒など、ケースごとに紹介します。

中卒の場合

中卒の人が保育士になる方法は、2つあります。厚生労働省に認定された保育士養成学校で規定の科目を履修して卒業する方法と、保育士試験に合格して資格を取る方法です。
保育士養成学校に進学するには、まず高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)に合格しなければなりません。高卒認定試験に合格すると、高卒と同等の学歴があることを証明できます。その後、保育士養成学校を卒業することで、保育士資格が取得できます。

そのほかにも、保育士試験を受けて、保育士資格を取得する方法があります。ただし、受験するには保育士試験の受験資格を満たしていることが条件です。中卒の場合は、児童福祉施設等で「5年以上かつ7,200時間以上」の実務経験が必要となります。

大卒の場合

大卒の人が保育士になる方法も2つあります。厚生労働省に認定された大学(保育士養成施設)で規定の科目を履修して卒業する方法と、保育士試験に合格して資格を取る方法です。

大学で規定の科目を履修することで、試験を受けなくても卒業時に保育士資格を取得できます。卒業するまで学費や時間はかかりますが、規定の科目を履修すれば確実に資格を取得することが可能です。

そのほかにも、保育士試験を受けて、保育士資格を取得する方法があります。大卒の場合は、学部・学科に関係なく受験資格があります。

大学や専門学校を中退した場合は?

大学や専門学校を中退した人が保育士になる方法は、高卒と同じく保育士養成学校の卒業または保育士試験に合格することです。

専門学校中退の場合、高卒での受験資格(前述の「高卒の場合の保育士試験受験資格とは?」参照)を満たせば、保育士試験が受験できます。2年制の短大中退の場合も同じく、高卒での受験資格を満たせば受験が可能です。4年制大学、または3年制の短大中退の場合は、在学期間が2年以上かつ修得単位数が62(保育士とは関係のない学部・学科でも可)以上で、受験資格を得られます。

高卒で保育士に!保育士試験を解説

保育士試験は例年、筆記試験は4月、10月の年2回、実技試験は6月(または7月)、12月の年2回開催されています。筆記試験に全科目合格した人のみ、実技試験を受験できます。筆記試験の科目は全部で9科目あり、1科目60分(教育原理と社会的養護は各30分)の試験時間になります。試験の合格ラインは100点満点中60点(教育原理と社会的養護は50点満点中30点)です。合格率(9科目全ての試験の合格率)は例年約2割程度で、ここ数年は毎年同じくらいの合格率であることが特徴です。

9科目のなかで、合格した科目においては合格した年を含めて3年間、試験が免除されます。たとえば、1度目の試験で5科目に合格した場合は、3年以内に残りの4科目に合格すれば、筆記試験を通過することができます。そのため、保育士試験に不合格の科目があっても、次回以降の試験ではその科目に集中した試験対策が可能です。

高卒で保育士になるために!実務経験の積み方とは?

高卒の人が保育士試験の受験資格を得るには、児童福祉施設での実務経験が必須となります。そのため、まず実務経験を積める児童福祉施設を探しましょう。ただし、各都道府県の基準によっては実務経験として認められない施設もあります。そのため、就業前に施設長に確認することが大切です。

また、実務経験で受験資格の基準となる労働時間を目指すには、フルタイムで最短2年間勤務する方法と、パートで時間をかける方法があります。短期間で受験資格を満たしたい場合はフルタイム勤務、家事や育児などで忙しい場合は、パートで時間をかけて勤務時間を積み上げていくといいでしょう。

高卒で目指す!保育士試験合格の勉強方法とは?

保育士試験合格を目指すための勉強方法として、独学で勉強する方法と通信講座で勉強する方法があります。

独学

独学する場合は、参考書や過去問を含む問題集などを購入して勉強します。自分で好きなテキストを選べるのがメリットですが、勉強を進めていく過程で不明点が出てきた場合、誰にも質問できないのがデメリットです。不明点を解決できないと、勉強に対するモチベーションが下がってしまうこともあります。そのため、自分の力だけで勉強を継続していく自信がない人は、独学は向いていないといえます。

通信講座

通信講座では、カリキュラムに沿ったテキストを使用して勉強します。プロが監修したテキストを使うため、試験のポイントをしっかり押さえてスムーズに勉強を進められます。勉強の途中で不明点があっても、質問が可能です。通信講座を選ぶ際は、受講生の合格率やテキストの質をチェックすることが重要です。

ユーキャンの保育士講座なら、試験のポイントを押さえたオリジナルのテキストで、効率よく勉強ができます。合格実績も十分にあるので、安心して資格試験の合格が目指せます。本気で保育士を目指す人におすすめの講座です。

保育士試験対策!勉強のポイントとは?

参考書や通信講座で勉強する場合のポイントを解説します。事前に対策を練って、効率的に勉強を進めましょう。

出題範囲や頻出問題を把握する

試験の出題範囲や試験によく出る問題を把握してから、勉強を進めることが大切です。勉強中に重要なポイントを意識することで、しっかりと覚えられるでしょう。過去問や問題集を分析することで、試験問題の傾向をつかむことができます。頻出問題を重点的に勉強すれば、本番の試験では確実に点数を稼げるでしょう。

保育業界の傾向を把握する

保育業界のトレンドは試験の内容に大きく影響しています。たとえば、児童福祉法などの法令の改訂や新しい制度などが発表される場合は、関連する分野が試験に出る可能性もあります。特に、合計特殊出生率等の数値データなどは毎年変わるため、常に最新の情報をチェックすることが重要です。

過去問でトレーニングする

試験によく出る問題を暗記するだけでなく、過去問を解きながらアウトプットすることも重要です。過去問を解き、問題の傾向をつかむことで、効率的に解答する方法が少しずつわかってきます。正解できなかった問題については、理解できるまで何度も解くようにしましょう。

まとめ

高卒で保育士になるためには、保育士養成学校の卒業、または保育士試験の合格が必要です。保育士試験には受験資格があるため、条件を満たしているか事前に確認しておきましょう。保育士試験の勉強は、独学で行うと途中挫折してしまう可能性があるため、通信講座の活用がおすすめです。

ユーキャンの保育士講座では、2017年度の試験で1,470名の合格者が誕生しており、実績が豊富です。ポイントを押さえた質のいいテキストを使用し、サポートも充実しているので、ぜひご活用ください。

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