数々の資格が世の中にはありますが、その中でも安定した職業である電気系の仕事に関係する資格を取得したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、電気系の資格を取得したい人向けに、資格の種類や取得するメリット、電気系の仕事のデメリットなどを紹介します。電気系の資格を取得したい場合に、ぜひお役立てください。

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電気系資格
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電気系の資格とは

電気系の資格とは、電気工事の管理や施工に必須の資格です。電気工事に必要な資格以外にも電気設備を管理するために必要になる資格もあります。その範囲は広く、DIYで行う住宅リフォームなども電気系の資格がなければ法律違反になる可能性があります。

また、電気系の資格は非常に種類が多いという特徴があります。なかには受験資格が必要なものもあり、難易度がそれぞれの資格ごとに異なる点に注意が必要です。難易度の高い資格の方が専門的な領域の電気工事が可能になる場合が多いです。

おすすめの電気系資格3選

第二種電気工事士

電気工事士は、電気に関する資格のなかで最も一般的な資格です。国家資格であり、第二種電気工事士と、その上位資格である第一種電気工事士があります。初心者の場合は第二種電気工事士からチャレンジすることがおすすめです。

第二種電気工事士は受験資格は特になく、誰でも受験できます。また、独学でも十分に合格を目指せる可能性の高い資格です。第二種電気工事士を取得すると、小規模な店舗、一般住宅、事務所などの配線工事や電気設備工事を行うことができます。

ただし、第二種電気工事士の資格を取得して工事で扱える電圧は600Vまでとなります。それでも、第二種電気工事士を取得していると就職の際に有利になることは間違いありません。毎年10万人以上が受験する人気の資格で、毎年多くの第二種電気工事士が誕生しています。合格率は筆記試験が60%前後、技能試験は70%程度です。

第二種電気工事士を取得するメリット

第二種電気工事士を取得することで、住宅や小さな店舗などの電気工事を行えるようになります。また、電気工事における現場代理人として活躍することも可能です。そのほか、仕事以外でもDIYで電気工事を行うなど、プライベートでも活用できます。

第一種電気工事士

第一種電気工事士は第二種電気工事士の上位資格にあたります。資格を取得することで、ほぼすべての電気工事を行えます。そのため、電圧による仕事の制限がほとんどなくなるといえるでしょう。電気工事士として最終的に目指す最高峰の資格です。

受験資格は特にありませんが、免状の交付を受けるためには3年以上の実務経験が必要になります。第二種電気工事士の資格を持っていなくても、いきなり第一種電気工事士の資格試験に挑戦することも可能です。難易度は第二種電気工事士よりも高めで、合格率は筆記試験が50%前後、技能試験が60%程度となります。

第一種電気工事士のメリット

第一種電気工事士を取得することで、作業できる電気工事の範囲が広がります。そのため、電気系の職業への転職もしやすくなります。そのほか、勤めている会社から資格手当がもらえるなどのメリットもあるでしょう。電気系の仕事での独立も十分、目指せます。

電験三種

電験三種とは、第三種電気主任技術者試験のことです。電験には一種、二種、三種があり、一種の難易度が一番高くなっています。そのため、電験三種は、電気主任技術者を目指す人が最初に挑戦する資格試験、という位置づけにあります。ただし、合格率は10%以下と難易度は高めで、専門的な知識の習得が必要です。

資格を取得することで、受電設備や配線等、電気設備の保安監督ができるようになります。また、電気設備を設けている事業主は、電気主任技術者を保安監督者として選任しなければならないことが法令で義務づけられています。電験三種は社会的にも認知度と評価が高く、資格そのものが電験(でんけん)という名称で呼ばれることもあります。

電験三種を取得するメリット

電験三種を取得すると、電気に関する専門的な技術を有する技術者として認知されるため、社会的な信頼が高まります。また、電気主任技術者として仕事ができることはもちろんですが、電気系の仕事への就職や転職に有利になります。

電験三種は一般的にみても難関試験にあたるため、合格して資格を取得すると需要の高い人材になれるでしょう。

電気系の資格を取得して仕事をするメリット

電気系の資格を取得すると、さまざまなメリットがあります。活躍できる場が広がるため、就職や転職に有利になるでしょう。ここでは、電気系の資格を取得して仕事をするメリットについて解説します。

活躍できる場が多い

電気系の資格を取得することで、活躍できる場が広がります。たとえば、ビルをはじめ、食品メーカーの工場など、電気を使う設備や機械は多くの場所に設置されています。それらの設備の整備をするためには電気工事士の資格が必要です。そのため、電気工事士の活躍の場は非常に多いでしょう。

業務独占資格である

本記事で紹介した電気工事士も電験三種も業務独占資格です。業務独占資格とは、資格を持っている人しか携われない業務を独占的に行える資格のことです。そのため、希少性が高く、仕事に困ることが少ないというメリットがあります。資格を取得すること自体に、価値があるといえます。

インフラにかかわる仕事なので需要はなくならない

電気系の仕事は生活の基盤を支えるインフラにかかわる仕事のため、常に需要があります。不況や社会情勢に関係なく、安定していることもメリットといえるでしょう。そのため、電気に関する技術を身につけることで、一生その技術を活かした仕事ができます。長期的な目線で資格取得を目指すのもよいでしょう。

電気の配線や機械いじりが得意になる

電気工事士や電験三種を取得することで、電気の配線や機械いじりが得意になります。電気工事士や電験三種を取得すれば知識やスキルを活かせるため、楽しく仕事ができます。元から電気系の作業が得意な人もいれば、資格を取得する過程でその分野に詳しくなる人もいるでしょう。

資格取得を通じて、電気の配線や機械いじりが得意になることで、電気系の仕事自体がおもしろくなります。

電気系の資格を取得して仕事する3つのデメリット

電気系の仕事にはデメリットもあります。労働時間がながく、まとまった休みを取りづらいことなどが挙げられます。ここでは、電気系の仕事のデメリットについて解説します。

労働時間がながい

電気系の仕事は労働時間がながいことがデメリットといえるでしょう。なぜなら、電気系の仕事は現場に向かう仕事が多いため、移動時間が発生するからです。移動に1~2時間かかる現場もあり、職場と現場を往復するとなると、さらに労働時間がながくなります。

土日祝日も仕事になることが多い

電気系の仕事はインフラにかかわることが多いため、土日祝も需要があります。そのため、電気系の仕事は四六時中必要とされます。基本的に土日祝も稼働することが多いです。正月やお盆なども電気は必要なので、一般的には人がまとまった休みをとる期間も仕事になる場合が多くなります。

電気工事は命にかかわることがある

電気工事は命にかかわることもあり、危険と常に隣り合わせの仕事です。一般家庭に流れている100Vの電気でも命を落とすことがあります。そのため、電気工事は非常に危険な仕事であることを認識する必要があるでしょう。電気関係の仕事をしていて命を落とすリスクもあります。

電気系の資格を取得すると一生役に立つ

本記事で紹介した電気工事士や電験三種は業務独占資格です。そのため、資格を取得すると、一生役に立つといえるでしょう。仕事自体もインフラに不可欠ですので、常に需要があります。就職や転職の際もアピール材料として活用できます。

資格を取得するには勉強して受験する必要がありますが、その分、費用対効果が高いことが電気系資格の特徴です。ぜひ資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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