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医療事務には資格なしでも就職できる?資格の必要性から仕事内容まで解説

無資格や未経験でも応募できる医療事務という仕事に、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。医療事務の仕事について詳しく調べてみると、「資格がなくても働ける」という情報がある一方で「資格がないと就職に不利」という情報も飛び交っています。そのため、医療事務の資格を取得するべきか迷っている人も多いでしょう。

この記事では、医療事務の資格の必要性から、種類、取得するメリットなどを解説します。初めて医療事務の仕事に就くという人のために、仕事内容についても説明しているので、転職や就職の参考にしてください。

医療事務の資格とは?

医療事務の資格は、病院やクリニックなどの医療現場の事務業務をするために役立つ資格です。国家資格ではなく民間資格となっていて、さまざまな種類が存在します。受験資格不問の資格がほとんどのため、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

医療事務の資格にはさまざまな種類がありますが、どの資格を取得しても、任される仕事の内容に大きな差はないとされています。

医療事務の資格は就職に必要か?

医療事務の仕事に就くには、資格は必須ではありません。実際、資格なしや未経験でも就職が可能な職場は多くあります。そのため、医療事務の仕事をするのに資格は必要ないともいえるでしょう。

しかし、資格なしや未経験でも応募可能な求人は競争率が高くなりがちです。この競争を勝ち抜くためには、医療事務に関する知識を証明できる資格があったほうが有利になります。また、未経験者がまったく知識のない状態で働こうとするのはとても大変です。医療事務の資格は複数あるので、挑戦しやすいものからチャレンジするといいでしょう。

医療事務の仕事の内容

これから医療事務の仕事につきたいと考えている人に向けて、仕事内容を詳しく紹介します。

実際の仕事内容

実際の仕事内容は、主に3つに分けることができます。

レセプト業務

医療事務の仕事においてもっとも重要となるのはレセプト業務です。レセプトとは診療報酬明細書のことで、保険者(市町村や健康保険組合など)へ医療費を請求する際に必要となります。医療費は医療保険制度にもとづいて算出され、患者が支払う医療費と保険者へ請求する医療費に分けられています。

診療情報を元に診療報酬を算出する業務になるので、内容を理解するための知識が求められます。

受付・会計業務

患者の診察の受付も医療事務の仕事のひとつです。受付では診察券や保険証を確認し、カルテを準備します。患者と直接やりとりをする受付は、まさに病院の顔といえるでしょう。また、診察後には医療費の会計や薬局の案内、次回診察の案内も行います。入院の際の説明や手続きも行う場合もあります。

クラーク業務

大きな病院では、患者と医師や看護師をつなぐクラーク業務を行う場合もあります。業務内容はカルテの整理や書類作成、食事に関する伝票の管理になります。患者を診察室や検査室へ案内したり、電話や窓口の応対をしたりすることもありますが、基本的には診察をスムーズに進めるための業務となっています。

平均年収と平均時給

医療事務で働く正職員の平均年収は、296万円とされています。男性の平均は368万円、女性の平均は276万円です。

ただし、金額は地域や病院の規模によって差があります。たとえば、地方に比べて都心の病院は金額が高めです。

※参考:医療事務の平均年収は296万円!事務以外の仕事もこなせると時給アップ
※参考:医療事務の給料や手取りを公開!転職や給料アップにおすすめの資格も医療事務の給料や手取りを公開!転職や給料アップにおすすめの資格も

仕事のやりがい

医療に関わる仕事は、常に人から必要とされる仕事です。医療事務の仕事は医師や看護師のように直接医療を施すわけではありませんが、業務を通じて医療をサポートできます。人の役に立ち、社会的な意義を感じられるのが医療事務の魅力です。

また、患者とのコミュニケーションもやりがいにつながります。ときにはクレーム処理などが発生することもありますが、患者が元気になっていく姿には、この仕事ならではの喜びを覚えます。

勤務先ごとの特徴

医療事務の勤務先は、おもに病院やクリニック(診療所)になります。病院とは20以上のベッドがあり入院可能な施設で、クリニックは入院可能なベッド数が19以下の比較的小規模な医療施設を指します。どちらも医療事務の仕事内容に大きな差はありませんが、病院では業務をそれぞれのセクションにわけて担当することが多くなっています。

これに対して、クリニックでは医療事務の仕事を全般的にこなす、という違いがあります。また、病院やクリニック以外に、健診センターや保健センターなどでも、医療事務の仕事が求められる場合があります。

医療事務の仕事に向いている人

医療事務の仕事では、患者や医師などたくさんの人と接するため、他人と明るく接することができる人に向いています。また、忙しいときでも焦らず丁寧な対応ができることも大事です。

医療に関わる仕事なので、どの業務もミスなくこなさなければなりません。そのため几帳面で、迅速かつ丁寧に作業するのが好きな人に向いているでしょう。さらに、パソコンを使う仕事や数字を扱う作業が苦にならない人にもおすすめです。

医療事務の資格試験にはどんなものがある?

医療事務の資格はひとつではなく、さまざまな種類があります。ここでは、4つの資格試験について概要を説明します。

医療事務認定実務者(R)試験

「医療事務認定実務者(R)」は、全国医療福祉教育協会が主催する資格です。合格率は60%〜80%と高めであり、初心者でもチャレンジしやすいのが特徴です。医療事務認定実務者(R)試験では、学科試験と実技試験が行われます。

接遇やマナー、医療機関の制度や業務の流れ、診療報酬請求の知識や診療報酬明細書の作成を学ぶ必要があり、受験資格は不問です。毎月1回試験が行われていて、認定機関の通信講座の受講生の方は在宅での受験が可能です。

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))

一般財団法人日本医療教育財団が主催する「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))」は、毎年5万人もの受験者がいる人気が高い資格です。合格率は60%程度で、毎月1回実施、在宅での受験が可能です。

受験資格は不問で、筆記と実技試験が用意されています。出題内容は接遇やマナー、コミュニケーション、医療機関の制度や医療事務業務などです。「医科」と「歯科」があり併願はできないため、どちらか1つを選んで受験することになります。

※参考:医療事務の資格 種類と一覧を比較

医療事務管理士(R)技能認定試験

医療事務管理士(R)は、JSMA技能認定振興協会が主催している日本で最初の医療事務資格です。約50年の実績のある人気の資格となっていて、「医科」と「歯科」に分けられています。受験資格は不問で、合格率は医科65.4%、歯科79.4%(令和元年7月実施)です。

試験では医療事務に必要な法規や保険請求、医学一般の知識が問われます。会場での試験は奇数月の第4土曜日に実施され、インターネット試験はいつでも好きなときに受験可能です。

診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、公益財団法人日本医療保険事務協会が実施しています。医療事務の資格の中では最高峰とされ、合格率は医科34.8%、歯科39.7%(令和元年7月実施)と、難易度は比較的高めです。受験資格は不問で、試験は毎年7月と12月に行われます。

医科と歯科それぞれで学科試験と実技試験が実施されます。出題範囲は「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」に記載されています。診療報酬請求を正確に行うために必要な能力が問われます。

医療事務を取得することのメリット

医療事務の資格を取得することで、どのようなメリットがあるのかを挙げていきます。

転職や就職のときに即戦力として見てもらえる

医療事務の資格があれば、病院やクリニックなどで即戦力として勤務できます。医療事務の求人には無資格・未経験でも可とするものもありますが、やはり資格がある方が、選考では有利になります。知識や経験のない新人を一から育てるよりも、すでに知識のある人を採用した方が新人研修の負担が軽くなるからです。

資格があることで自信が持てる

知識も経験もない、まったく未知の職場で働くには、大きなプレッシャーを感じるものです。しかし、未経験でも基礎知識があれば、精神的な負担は軽くなります。とくに、医療事務の仕事では専門用語を扱う機会が多いです。あらかじめ医療保険制度や診療報酬の計算方法などがわかっていれば、業務をスムーズに進められるでしょう。

ブランクからの再就職や給与アップも望める

医療事務の資格は、取得してしまえば全国どこでも通用します。引越し先で職場を新しく探さなければならないときでも、医療事務の資格があれば仕事も見つけやすいです。また、育児や介護などでブランクがあっても、再び就業しやすいというメリットもあります。資格手当がある職場であれば給与アップも望めるので、効率的な働き方ができるでしょう。

まとめ

医療事務は資格がなくても就職できる仕事です。しかし、医療事務の資格がある方が仕事に就きやすく、業務もスムーズに進められます。出産や育児、介護などで一時的に仕事から離れることがあっても、資格があれば再就職もしやすいです。

ユーキャンの医療事務講座では、実務で役立つ基礎知識が学べるテキストを用意しています。「医療事務認定実務者(R)試験」は、8ヵ月の受講期間中に在宅で受験できます。試験は毎月実施されているので、合格のチャンスがたくさんあります。サポート体制も充実しており、講師にはいつでもメールで気軽に質問できます。

一生ものである医療事務の資格取得を目指す人は、ぜひユーキャンを利用してみてはいかがでしょうか。

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