こちらのページでは、ファシリテーション関連研修のメリットや、研修を成功させるポイントについて紹介します。
ファシリテーション関連の研修では、ファシリテーションスキルを高める方法や円滑にプロジェクトや会議を進める方法などを効率的に学べます。ここではファシリテーション向け研修の受講メリットをご紹介します。
ファシリテーション研修では、まずはファシリテーターの大きな役割の一つである、ミーティングファシリテーションについて学びます。ミーティングの種類やファシリテーターが注意すべき点を整理した上で、会議の場で全員の意見を聞き出すにはどうするべきか、結論をまとめていくためにどうすればよいのか、ロールプレイを通して、ファシリテーターの役割・ポイントを習得します。
ミーティング以外に大きな役割を果たすのが、プロジェクトマネジメントのファシリテーションです。グループワーク「プロジェクトがうまくいかないのか」、ロールプレイ「このプロジェクトをうまくいかせるには？」を通じて、実際のファシリテーションを体感。チームをまとめるにはファシリテーターがどのように動けばいいのかについても学びます。
ファシリテーションは、状況や課題、意見の整理、ミーティングやプロジェクトの円滑な進め方、意見の引き出し方など、ただ単に仕切る能力だけではなく、論理的思考がその基盤となります。本研修で課題発見・課題解決の基本を押さえたうえで、具体的な思考法を習得することで、理論が単なる知識ではなく課題解決の手段であることへの認識を深めます。
ファシリテーション関連研修の成功の鍵についてご紹介します。
企業が優秀なファシリテーターを育成するには、研修でファシリテーションに必要なスキルを一通り学べることがポイントになります。
ファシリテーションで必要なスキルは、次の4つが代表的です。
●場のデザインスキル
●対人関係・コミュニケーションスキル
●構造化スキル
●合意形成スキル
ファシリテーターは会議を目標とするゴールへ導くため、場をコントロールできる能力が必要です。ファシリテーション研修では4つの代表的なスキルのほか、ファシリテーションに必要なスキルが学べるプログラムを選択しましょう。
ファシリテーション研修は座学だけで終わらせるのではなく、学びを実践できるプログラムにすることが重要です。 ファシリテーターはさまざまな意見、価値観を持つ人がいる会議の場で臨機応変な対応を行います。座学だけでは知識を現場で生かしきれず、上手くファシリテーションを行うことは難しいでしょう。そのためプログラムには細かなテーマ、人物背景まで設定し、模擬会議を組み込むことをおすすめします。 実際の会議さながらの状況でファシリテーションを行うことで、実践経験を積めます。ファシリテーターは実践でスキルを磨くのが前提ですから、実践形式のプログラムが豊富な研修を選択しましょう。
ファシリテーション関連研修を成功させるには、講義を行う講師の選定も重要ポイントです。 講師を選ぶ際は、講師の対応するスキルの広さ、これまでの実績、評判、ビジネスマナーなどを細かくチェックしてください。ビジネスマナーに問題があり、評判の悪い講師は受講者のモチベーションを低下させる原因になります。 また、講師は自社の業界に精通した人を選ぶことも重要です。同業での経験があれば、講義でも現場を鮮明にイメージした事例を交えられるため、受講者の理解促進につながります。 講師によって研修効果は大きく変わるため、適切な講師選びを優先しましょう。
ユーキャンのファシリテーション関連研修の3つの特長について説明します。
会社の方針や、「こうなってほしい」をヒアリングした上で、受講者のレベルを見極めながら、ご担当者様、講師、営業担当三者一体となってカリキュラムを作成していきます。さらに研修内で扱う事例やワークも、社内で実際に起こった出来事など、受講者がイメージしやすいものへカスタマイズすることも可能です。より実務に即したカリキュラムを組み立てることで、研修の効果を最大化します。
座学の一方的な講義で知識だけをインプットしても“実務で即活用”とはなりません。ロールプレイやディスカッション、ワークを通じて、アウトプットに重きを置き、研修を進めていきます。さらに、講師や受講者からのフィードバックを受け、実務に活かせるスキルをより自分のものにしていきます。
研修内容やテーマにより、研修後もフォローシート・アクションプランなどで実践・定着に向けたアフターフォローをいたします。「アクションプランが実行できているか、３か月後に講師と個別に面談したい」、「半年後にフォロー研修を実施したい」など、ご要望をお聞かせください。他にはない、手厚いフォローで受講者の成長をサポートいたします。
ファシリテーション関連の研修をスキル・テーマ別で紹介します。
会議進行に必要なファシリテーションスキルとコミュニケーション力を身につける
「ミーティング」と「プロジェクト」の2つの場面のファシリテーション力が身につく！
ファシリテーション力を 身につけさせたい
社内の会議が無駄な時間に なっていると感じている
プロジェクトマネジメントの要点を学ばせたい
マネジメントのスキルとして 学ばせたい
組織におけるファシリテーターの役割を認識する
ミーティングの目的（①報告、②意思決定、③ブレーンストーミング）と準備
ミーテイングに於ける工夫。思わぬトラブルへの対処法
お客様の満足度を高め、成果向上につなげたい
職場チームワークをよくして業務円滑化を図りたい
社員の満足度を上げ、定着率を高めたい
実践スキルを主体的に発揮させたい
(1)ジネスコミュニケーション研修のねらい
「なぜビジネスの場でコミュニケーションが大切なのか」
(2)ビジネスコミュニケーション の重要性
討議：「自身のコミュニケーションを振り返る」
(3)苦手意識を変えて、実践力につなげるポイント
スキルを学ぶ前に知っておきたい大切な心構え
(1)第一印象の影響力
相手に好感を与えると起こるこんなよいこと
(2)第一印象を決める要素
あいさつ、笑顔、姿勢、等々
(3)場に応じた効果的な自己紹介
演習：「信頼と好感を与える１分間自己紹介」
(1)３つの「きく」とは
「聞く」「聴く」「訊く」の違いを知る
(2)聞く力の果たす大きな役割
なぜよく聞くことが大切なのか
(3)傾聴の心構えとコツ
傾聴力を向上させるの５つの要素
(4)傾聴トレーニング
演習：「よい関係性をつくり、本音を引き出す聞き方」
様々な意見をとりまとめ、次のアクションへ導くための論理的思考を身につける。
課題解決のためのロジカルシンキングを実践できるように。
論理的思考を実践させたい
問題解決スキルを養いたい
業務遂行スキルを上げたい
従業員の説明や文書作成の論理性を高めたい
(1)問題の発見
問題を発見するためのフレームワークとは
(2)原因の追求
原因を追求するための基本的な考え方とは
(3)真因の特定
真因の概念と導出方法とは
(4)課題の設定
課題を設定する際の基本概念とは
(5)解決策の立案
解決策の導出方法と優先順位づけの考え方とは
(6)演習：ミニケースを活用した問題解決演習
(1)仮説思考
問題解決を効率的・効果的に実践するために必要な仮説思考とは
(2)仮説の構築
仮説を構築する時の考え方と留意点
(3)仮説の検証
仮説を検証する時の方法や留意点
(4)演習：ミニケースを活用した仮説構築演習
(1)ロジカルシンキングの基本要素
ロジカルシンキングのベースとなる基本要素とは
(2)情報をストラクチャー化する基礎概念
情報を構造化するための帰納法と演繹法とは
情報を分解するためのMECE（ミーシィ）とは
情報を深掘りするための因果関係とは
(3)情報のストラクチャー化の実践
ロジックツリーの基本概念とは
WHATツリーを使った思考の進め方と活用場面
WHYツリーを使った思考の進め方と活用場面
HOWツリーを使った思考の進め方と活用場面
(4)演習：ミニケースを活用したロジックツリー作成演習
