プログラミングは独学で身につく？勉強方法や手順、独学のコツも解説

プログラミングは、オンライン講座で学ぶことも可能です。ユーキャンの「プログラミング・Web制作入門講座」には、プログラミング入門コースがあり、初心者でも安心してプログラミングが学べます。プログラミング入門コースは、初心者におすすめのプログラミング言語である「PHP」を、基礎から学べるコースです。

プログラミングを本で学習する方法は、独学では一般的な勉強法です。本による学習であれば数千円の費用で始められるため、取り掛かりやすいというメリットがあります。デメリットは、疑問点、不明点があっても質問ができないため、勉強が進められなくなる点です。

動画を使ってプログラミングを学ぶ方法は、作業の様子を実際に見られるため、内容を理解しやすいことがメリットです。プログラミングに関する動画は、無料と有料どちらも多くあります。より効果的に学びたい人は、有料の動画がおすすめです。

アプリを使ったプログラミングの勉強方法では、スマートフォンやタブレットを使って学習します。アプリを使えば、通学や通勤時間、休憩時間、寝る前などの短時間でも勉強が可能です。継続して勉強しやすい点が、アプリで学習するメリットです。

プログラミングの勉強に、学習サイトを活用する方法があります。無料で学べるサイトが多く、有料サイトでも比較的安価であるため、手軽に勉強を始めたい人におすすめの勉強法です。アプリと同様に、手軽に勉強できて継続しやすいという特徴があります。

プログラミングの学習に着手する際には、初めにプログラミングスキルを得て実現したいこと（目的）を整理しましょう。例えば、副業として稼ぐ、エンジニアとして就職する、アプリやサービス開発をする、知識や教養を身につけるなどが挙げられます。学習する目的を明確にすることで、勉強のモチベーションが維持でき、挫折しにくくなります。

勉強する目的が整理できた後に行うのは、その目的に合ったプログラミング言語の決定です。その際は、習得難易度が低く、汎用性の高い言語を選ぶことがポイントです。以下に、代表的なプログラミング言語を記載します。

代表的なプログラミング言語

• Python：アプリケーション開発、AIの分野
• Java：Androidアプリ開発、Webサイト制作
• Swift：Apple社による言語、iOSアプリ開発
• PHP：Wordpressを使ったWebサイトの制作
• Ruby：日本で開発された言語

学習するプログラミング言語を決めた後は、プログラミングをする開発環境を構築しましょう。パソコンや、その言語で開発するためのツールを準備します。プログラミング言語を動作させるソフトウェアも必要です。プログラミング言語によってツールやソフトウェアは変わるため、事前に確認してから購入してください。

プログラミングの基礎を習得した後は、コードを書いて、実際に手を動かします。コードを書きながら、学んだことをSNSで発信しましょう。プログラミングを習得するには、インプットだけではなく、アウトプットも必要不可欠です。エラーに直面した際に、解決方法を導き出す能力を身につけて、日々のアウトプットを行いましょう。

独学で学習するメリットは、学習に必要な費用が抑えられ、自分で問題解決する能力を養える点です。それぞれ詳しく解説します。

独学でプログラミング学習すれば、学習にかかる費用が抑えられ、経済的な負担が軽くなります。本による学習であれば、数千円程度の購入費用で済みます。また、学習サイトには無料の動画が多数あることから、費用をかけずに学ぶことも可能です。

独学による学習方法は、時間や場所を制限されないため、自由度が高いという特徴があります。自分に合ったペースで学習を進められるのは、独学の大きなメリットでしょう。特定の場所に通う手間がないのも、独学の魅力です。

独学でプログラミングを学ぶ場合は、不明点や疑問点があっても自分で解決しなければなりません。普段から自力で情報を調べて解答を探すことになるため、問題を解決に導く能力を養えます。独学を通して、自己解決力を高められます。

独学で学ぶデメリットは、スキルが身につくまでに時間がかかる点と、誰かに相談や質問ができない点です。それぞれ詳しく解説します。

プログラミングを独学で学習していると、疑問に対して質問や相談ができず、わからないままになってしまう場合があります。問題解決に至らず、学習するモチベーションを保てなくなると、挫折するリスクが高まります。

勉強を効率よく進めにくいことが、独学のデメリットです。独学の場合は、すべての不明点や疑問を自分で解決しなければならないため、プログラミングスキルの習得までに時間がかかります。

独学による学習方法では、わからないことがあるときに、直接相談できる相手がいません。本やWebサイトなどで調べてもわからなかった場合、未解決もしくは不明なままになる可能性があります。

プログラミングスクールに通うメリットは、効率的に学習できて、就職や転職がしやすくなる点です。以下で詳しく解説します。

プログラミングスクールでは、生徒の目的に応じたコースや講座が用意されています。専門知識を持った講師が、目的に合わせたスケジュールを組んでくれるため、効率よく学習できます。また、講師に質問や相談ができるため、不明点や疑問の早期解決が可能です。

プログラミングスクールのなかには、就職や転職支援のサポートを行っているスクールがあります。スクールの実績や信頼により、企業から優先的に採用されるケースもあるため、就職や転職に有利です。

プログラミングスクールに通うデメリットは、学習費用が高額な点と、時間に制約がある点です。以下で詳しく解説します。

プログラミングスクールに通うと、独学と比較して高額な受講費用が必要です。スクールに通う費用は、スクールやコースによって異なりますが、20万円～50万円ほどかかります。スクールによっては、割引を利用して費用の負担を軽減できる可能性があります。

プログラミングスクールに通う場合、通学と受講の時間が必要です。また、受講スケジュールに予定を合わせる必要があるため、社会人でスクールに通うには、時間の確保に苦労するでしょう。

独学でプログラミングスキルを習得するには、1日30分程度であっても毎日勉強をすることが重要です。時間の長さにかかわらず毎日勉強を続ければ、勉強に対する精神的なハードルが下がり、得た知識が定着しやすくなります。毎日の勉強が習慣になれば、勉強しない日が続いた場合の確認や復習が必要ありません。

独学でプログラミングを学ぶ場合は、質問や相談できる相手がおらず、調べても不明点や疑問が解決できなかったために挫折する人も少なくありません。質問や相談できる相手や仲間を見つけたり、コミュニティへ参加したりするなど、不明点や疑問を解決できる環境を用意しましょう。

独学による学習のコツは、知識や情報が頭に入った段階で、実際に手を動かしてみることです。インプットに偏った学習になれば、コードを書く際に自分で考えることが少なくなり、問題を解決に導く能力が身につきません。既に存在しているコードをアレンジする、もしくはゼロから書いてみる、模写をするといった方法で手を動かし、SNSなどで積極的にアウトプットしましょう。

プログラミングの学習では、本やサイトの内容を暗記するよりも、内容を把握して理解することが重要です。IT業界は情報や技術がアップデートするスピードが速いため、暗記しても使えなくなる可能性があります。コードを学ぶ際に調べた内容を丸暗記せず、記載のコードでどのような動作ができるのかを考える習慣をつけてください。