危険物取扱者合格指導講座

危険物とは、ガソリンなどの石油類、印刷インク、金属粉など「燃焼性の高い物品」のこと。危険物を大量に「製造・貯蔵・取扱」する場所で不可欠なのが危険物取扱者です。
印刷・塗料・薬品関係やガソリンスタンドなど、多業種の職場で活躍しています。

資格には３種類あります。甲種（こうしゅ）は第一類から第六類までのすべての危険物を。乙種（おつしゅ）は全６類のうち試験に合格した類を。丙種（へいしゅ）は第四類のうち指定された危険物を扱えます。
※当講座は乙種四類と丙種に対応しています。

各危険物の性質や貯蔵法といった専門知識、安全に取り扱う技術を持つ有資格者は、即戦力として評価されます。
有資格者のニーズは比較的安定していて、就職や転職も有利に！資格手当や昇給も期待できます。

乙種四類の資格を取れば、ガソリン、灯油、軽油などの危険物を取り扱えるようになります。
ガソリンスタンドはセルフの場合でも、第四類有資格者の立ち会いが必要。基本的には室内で座っていられるため、シニアや体力に自信のない方にもおすすめです。

乙種と丙種の試験は、年齢や実務経験などの受験制限がなく、どなたでも受験が可能です！
受験チャンスが多いのも特長のひとつ。例年、東京都ならほぼ毎月、他の道府県でも年に最低２回は実施されています。どの都道府県で何度受けてもOKです。

試験はすべてマークシート方式（ 乙種が五肢択一、丙種が四肢択一）です。合格ラインは各科目で満点の60％以上の得点！
満点を狙う必要はありませんが、１科目でも基準を下回ると不合格になるため、バランスのよい学習が必要です。

自分の好きな類を受けられる乙種。乙種のいずれかの類を取得すると、次回の試験からは３科目中１科目受験するだけで、他の類の合格が狙えます。
最初にひとつ合格すれば、他の類を取得する際の負担が軽減！甲種取得への足がかりにもなります。

専門用語などが多く問われる、この試験。扱う物品も多く、正確な物品名の暗記が大切です。
単純に知識を詰め込むのではなく、一つ一つをしっかり理解し、関連づけながら学んでゆくことが合格のカギになります。

乙種の試験では、基礎的な物理学と化学に関する科目があります。一見、難しく思えますが、出題は例年、基本的な理解を問うものが中心。基礎知識をしっかり身につければ、初めて学習する方でも十分合格が狙えます！