【2026年最新】電験三種とは?試験の概要や合格率・難易度、資格取得のポイントを解説
- 更新日:2026/08/14
電験三種の正式名称は、「第三種電気主任技術者試験」です。電験三種は、電気設備の保守・点検を行うために不可欠な国家資格であり、ビルメンテナンスやエネルギー業界への就職において武器となります。
ただし、電験三種はその難易度の高さから、「独学では無理」「数学が難しすぎる」と尻込みしてしまう方も少なくありません。
また、2022年度に「年2回試験」、2023年度に「CBT方式」が導入され、電験三種の攻略法は大きく変化しています。
本記事では、電験三種の試験についての概要や2026年時点の合格データに基づいた資格取得のための具体的な戦略を解説します。
このページを簡潔にまとめると・・・
- 電験三種は電気主任技術者の入門編に当たる資格。ニーズが高く、就職や転職でも有利になるため人気。
- 電験三種があれば、中小規模の工場や建設現場、商業施設、病院などで事業用電気工作物の保安監督の仕事ができる。
- 試験は年2回。受験資格には制限がなく、誰でも受験可能。
- 近年、合格率は上昇傾向にあるが、難易度は高め。CBT方式と科目別合格制度を使って合格を目指すことがおすすめ。
- ユーキャンの電験三種講座はこちら
電験三種(第三種電気主任技術者)は需要が高い国家資格
電験三種とは、3種類ある電気主任技術者試験(電験)のうち、第三種電気主任技術者試験、またはその資格を指す通称です。
電気主任技術者は電気事業法に基づく国家資格で、事業用電気工作物の工事・維持・運用に関する保安監督を独占業務として担います。該当する電気設備を設置する事業者は、原則として事業場または設備ごとに電気主任技術者を選任する必要があります。
電験三種は電気主任技術者の入門編にあたる資格です。電気設備の保安管理に関する人材需要があり、就職や転職で評価されやすい資格といえます。
電気主任技術者の業務内容
電気主任技術者の主な業務は、電気設備の点検や保安監督です。
具体的には、電圧や電流の計測・記録、漏電防止に欠かせない絶縁抵抗の測定、端子や接続部の緩みの確認、非常用発電機の点検などを行います。些細な不具合でも、見逃せば重大な事故を招く恐れがあるため、事故防止において重要な役割を担う業務です。
電気設備を点検する際は、周辺の清掃作業も欠かせません。電気回路のそばにほこりなどがあると、電気配線がショートを起こし、設備が故障する可能性があります。
電気主任技術者は電気設備の故障対応も行います。電気設備に不具合や故障が見つかった場合、原因を突き止め、どのような工事が必要かを判断します。修理工事が必要だと判断した際に、電気工事業者などの専門業者へ対応を依頼することも重要な役割の1つです。
なお、電気主任技術者についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご覧ください。
第一種・第二種・第三種電気主任技術者の業務範囲
電気主任技術者には第一種・第二種・第三種という3つの区分があり、扱える事業用電気工作物の範囲が異なります。区分別の業務範囲は以下の通りです。
| 区分 | 業務範囲 |
|---|---|
| 電験一種 | 全ての事業用電気工作物 |
| 電験二種 | 電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物 |
| 電験三種 | 電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5,000キロワット以上の発電所を除く) |
電験三種の資格があれば、電圧や出力などの条件を満たす中小規模の工場や建設現場、太陽光発電所、商業施設、病院などで事業用電気工作物の保安監督の仕事に携われます。
電験三種を取得するメリット
電験三種を取得する主なメリットは以下の通りです。
- AIに代替されにくく将来性がある 昇進・昇給が見込める 就職・転職活動で選択肢が広がる
AIに代替されにくく将来性がある
高い専門知識に加え、社内外の様々な関係者との調整力が求められるため、人工知能(AI)に完全に代替されにくい職業といえます。
また、電験三種の有資格者は、電気主任技術者として電気設備の安全を維持する重要な責務を担います。一定規模以上の電気設備を設置する事業場では必ず選任が必要なため、将来的にも需要が見込まれる仕事といえるでしょう。
昇進・昇給が見込める
勤務先によっては、昇進や昇給につながる可能性がある点もメリットです。
電験三種は難関試験として知られているため、社内での評価が高まりやすく、年収アップにつながる可能性があります。企業によっては資格手当や報奨金が支給される場合があり、就職や転職にも役立ちます。
就職・転職活動で選択肢が広がる
近年は、少子高齢化の影響やSDGsの取り組みによる再生可能エネルギー発電設備の急増などにより、電験三種取得者が不足している傾向があります。
電験三種の有資格者は、発電・エネルギープラントや化学プラントを扱う企業、ビルメンテナンス業界、電気保安業界などで需要が見込まれ、就職・転職活動の選択肢が広がるでしょう。
また、経済産業省による調査報告では、今後の電気主任技術者の人材不足の予測から、「電験三種の有資格者が採用されやすい仕組みづくりが必要になる」と表明されており、資格取得のメリットは将来的にも大きいといえるでしょう。
なお、電験三種の年収についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご覧ください。
電験三種の試験概要
以下では、電験三種の試験概要について解説します。
受験資格 |
制限なし(年齢・学歴などに関係なく、誰でも受験可能) |
|---|---|
試験日 |
年2回(上期・下期) |
試験方式 |
筆記方式またはCBT方式 |
試験地 |
全国47都道府県で実施 |
出題形式 |
・理論・電力・機械・法規の4科目 ・電卓の使用可(四則演算・開平計算〔√〕ができるもの。関数電卓は不可) ・科目別合格制で、4科目の合格がそろえば資格が得られる ・科目合格は3年間(合格の翌々年まで)有効 |
試験実施機関 |
一般財団法人 電気技術者試験センター |
電験三種の試験はマークシートに記入する筆記方式、またはパソコンで解答するCBT方式のいずれかを選択して受験します。どちらも五肢択一方式です。
電験三種の試験内容
電験三種の試験は一次試験のみで、理論・電力・機械・法規の4科目が出題されます。4科目の出題範囲と問題数、配点および試験時間は以下の通りです。
| 科目 | 出題範囲 | 問題数 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|---|---|
| 理論 | 電気理論、電子理論、電気計測、電子計測 | A問題14題 | 各5点 | 90分 |
| B問題3題(選択問題を含む) | 各10点 | |||
| 電力 | 発電所・変電所の設計・運転 送電線路・配電線路(屋内配線含む)の設計・運用、電気材料 |
A問題14題 | 各5点 | 90分 |
| B問題3題 | 各10点 | |||
| 機械 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送・処理 | A問題14題 | 各5点 | 90分 |
| B問題3題(選択問題を含む) | 各10点 | |||
| 法規 | 電気法規(保安に関するもの)・電気施設管理 | A問題10題 | 各6点 | 65分 |
| B問題3題 | 各13~14点 |
試験は科目ごとに合否が決定され、4科目全てに合格すれば、電験三種試験の合格となります。
なお、電験の試験には「科目別合格制度(科目合格留保制度)」があり、4科目中一部の科目だけ合格した場合は、最初に合格した試験以降、申請により最大で連続3年(上期・下期の合計5回まで)当該科目の試験が免除されます。
電験三種の試験についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご覧ください。
【2026年最新】電験三種の合格率と合格基準の推移
電験三種の合格率の推移は以下の通りです。
| 年代 | 受験者 | 合格者(合格率) | 科目合格者(合格率) | |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 41,543人 | 3,879人(約9.3%) | 13,318人(約32.1%) | |
| 2020年 | 39,010人 | 3,836人(約9.8%) | 11,686人(約30.0%) | |
| 2021年 | 37,765人 | 4,357人(約11.5%) | 12,278人(約32.5%) | |
| 2022年 | 上期 | 33,786人 | 2,793人(約8.3%) | 9,930人(約29.4%) |
| 下期 | 28,785人 | 4,514人(約15.7%) | 8,269人(約28.7%) | |
| 合計 | 62,571人 | 7,307人(約11.7%) | 18,199人(約29.1%) | |
| 2023年 | 上期 | 28,168人 | 4,683人(約16.6%) | 9,252人(約32.8%) |
| 下期 | 24,567人 | 5,211人(約21.2%) | 8,761人(約35.6%) | |
| 合計 | 52,735人 | 9,894人(約18.8%) | 18,013人(約34.2%) | |
| 2024年 | 上期 | 25,416人 | 4,064人(約15.9%) | 7,898人(約31.0%) |
| 下期 | 24,547人 | 4,117人(約16.8%) | 7,635人(約31.1%) | |
| 合計 | 49,963人 | 8,181人(約16.4%) | 15,533人(約31.1%) | |
| 2025年 | 上期 | 24,766人 | 3,201人(約12.9%) | 6,859人(約27.7%) |
| 下期 | 24,176人 | 3,164人(約13.1%) | 6,680人(約27.6%) | |
| 合計 | 48,942人 | 6,365人(約13.0%) | 13,539人(約27.7%) | |
電験三種の合格率は、以前は10%前後といわれていましたが、近年は上昇傾向にあり、令和5年度以降はおおむね13~20%前後で推移しています。また、科目合格率は約30%前後で推移しており、試験全体の合格率に比べると高い水準です。
合格基準の目安は60点以上
電験三種では、理論・電力・機械・法規の4科目が出題されます。合格基準は原則として60点以上(満点は100点)です。
ただし、試験内容は年度によって異なり、問題の難易度に応じて、試験センターの判断で合格基準が引き下げられることもあります。
「年2回の試験」と「CBT方式」の導入でチャンスが増加
電験三種の試験は定期的に見直しが行われており、2022年以降は年2回の実施に変更されました。それ以前は年1回の実施でしたが、実施回数が増加したことで受験のチャンスが拡大し、現在では、1回の試験で1科目ずつ合格を積み重ねれば、2年(全4回)で計画的に試験合格を目指すことも可能です。
また、2023年には全国のテストセンターでパソコンを使って受験できる「CBT方式」も導入され、土日だけでなく平日も受験が可能になりました。
CBT方式の導入により、都合の良い試験日時・会場を選択して受験できるようになったため、忙しい方でも受験の機会を得やすく、資格取得のチャンスが増えています。
こうした制度変更もあり、近年は以前と比べて合格率が上昇傾向にあります。
電験三種の難易度はどれくらい?
電験三種の特徴は、過去に出題された問題と同じ問題がほとんど出題されない点です。類似問題でも出題形式が異なるなど、基礎知識が身に付いていないと突破できない難関試験です。
年2回の試験やCBT方式の導入により、近年は合格率が上昇傾向にあるものの、簡単に取得できる資格ではありません。
なお、電験三種は4科目に合格する必要がありますが、前年度および前々年度に合格した科目を申請することで免除になる「科目別合格制度」を活用できます。
受験者には科目合格を目指す人や会社の指示で受験する人なども含まれるため、一概に合格率だけでは難易度を判断できませんが、計画的に学習することで、合格を目指すことは可能です。
学習時間の目安は1,000時間
電験三種の合格には、最低でも1,000時間程度の勉強時間が必要とされています。
ただし、1,000時間は目安の1つにすぎません。試験は理系の科目が多いため、理系出身かどうか、理系の科目が得意かどうかなど、受験者の習得レベルによっても必要な勉強時間は異なります。
「数学」が合否を分ける
電験三種の最大の特徴は、「数学」の知識が必須である点です。宅建士や司法書士などの法律系資格が「暗記」中心であるのに対し、電験三種は物理現象の理解と計算能力が求められます。
そのため、文系の方や数学から離れていた方にとっては、数値以上の難易度を感じることがあるかもしれません。
電験三種の受験者層
これから電験三種の受験を検討している方の中には、実際にどのような年代の人が受験しているのか気になる方もいるかもしれません。以下では、電験三種の受験者層を紹介します。
年齢別受験者割合
以下は、電験一種、電験二種、電験三種の受験申込者年代別構成を示したデータです。なお、一般財団法人「電気技術者試験センター」の実態調査報告書には具体数値の公表はなく、あくまでも推計値となります。
| 資格 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 電験一種 | 0% | 13% | 26% | 24% | 21% | 16% |
| 電験二種 | 1% | 20% | 28% | 23% | 18% | 10% |
| 電験三種 | 7% | 31% | 25% | 20% | 12% | 5% |
電験三種受験者の年齢層としては、20代が一番多く、ボリュームゾーンとなっています。次いで30代、40代と続く傾向にあります。
年齢別合格者割合
電験一種、電験二種、電験三種それぞれの年齢別の合格者割合も紹介します。なお、こちらは最新の数値が公表されておらず、平成21年度の年齢別合格者割合です。
| 資格 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 電験一種 | 0.0% | 17.2% | 49.1% | 22.3% | 8.0% | 3.4% |
| 電験二種 | 0.2% | 22.1% | 37.6% | 25.6% | 11.7% | 2.9% |
| 電験三種 | 5.0% | 35.5% | 29.2% | 18.3% | 10.2% | 1.8% |
受験申込者年齢構成の傾向と同様、電験三種の合格者は20代が最も多く、合格者の平均年齢は34.2歳です。
電験三種は独学が難しいとされる2つの壁
電験三種を独学で取得することは可能ですが、独学で試験対策を行う方の中には途中で挫折してしまう人もいます。以下では、電験三種を独学で受験する人が挫折する主な理由を紹介します。
なお、電験三種を独学で取得する方法についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご覧ください。
数学が必須で科目ごとのボリュームも多い
科目の1つである「理論」には計算問題が多く、数学の知識が必要不可欠です。
数学が苦手な方は、中学から高校までの知識を学び直さなければならない可能性があるため、文系の方や初めて試験に挑む方の中には理論の学習で挫折してしまう方もいます。
また、電験三種の4科目は独立しているように感じますが、理論の基礎の上に成り立っており、基礎が固まらないうちに暗記に頼ろうとすると、応用問題への対応ができません。
理論以外の科目もボリュームが多く、電験三種の合格には数学の他にも幅広い知識が必要です。
モチベーションの維持が難しい
電験三種の学習時間は1,000時間が目安といわれており、仮に1日3時間勉強するとなると、約9ヶ月~1年続ける必要があります。
独学の場合、「自分の理解が正しいのか」「知識が身に付いているのか」など不安になり、モチベーションの維持が難しく、途中で挫折してしまうリスクが高まります。
独学での学習に不安がある場合は、モチベーションを維持する手段として通信講座の活用がおすすめです。
ユーキャンの通信講座は、メインテキストにイラストや図解を豊富に使用しているため、文章だけではわかりにくいところも頭に入りやすい仕様です。サブテキストの「やさしい数学」では、高校(理系)で習った数学をやさしく解説しており、数学が苦手な方でも抵抗感を抑えながら学習できます。
なお、講座の標準学習期間は12ヶ月です。じっくりと理解を深め、モチベーションを保ちながら計画的に学習を進められます。
【2026年版】電験三種を戦略的に攻略!4科目の学習手順
電験三種の効率的な学習手順は、以下の通りです。
1.理論
2.電力(または機械)
3.機械(または電力)
4.法規
電験三種の中でも、理論は難しいと感じる人が多い科目です。理論は他の3科目の基礎となる科目で、電気の性質や電気回路、電子回路などに関する幅広い知識が求められます。計算問題が多いため、数学の知識も欠かせません。初めて電験三種に挑む人は、理論と数学の勉強から始めましょう。
電力は、発電所・変電所の設計・運転、送配電線路や電気材料といった電力系統全般を扱う科目です。機械では、変圧器などの電気機器、パワーエレクトロニクス、照明やデジタル回路など機械や回路に関する知識が問われます。電力と機械で学ぶ内容は密接に関係しているため、どちらから先に学んでも問題ありません。
法規で扱う内容は電気事業法や電気用品安全法などの法律や省令です。暗記も必要ですが、他の3科目を理解していないと解けない計算問題が出題されるため、最後に学ぶほうが効率的でしょう。
CBT方式と科目合格留保制度をフル活用する
電験三種の受験を検討している方は、CBT方式(2023年以降に導入)と科目合格留保制度を上手に活用しましょう。
CBT方式は、指定期間内であれば自身の都合に合わせて試験日を選択できるため、日程を調整しやすくなります。
解答はマウスを使って選択するため、マークミスの防止にもつながります。ただし、パソコンに不慣れな方は思わぬトラブルが発生する可能性があるため、実力を発揮するためにパソコンの取り扱いにも慣れておきましょう。
また、科目合格留保制度を活用した合格スケジュールを組むのもおすすめです。1度合格した科目は、申請により最初に合格した試験以降、最大で2年間(連続5回まで)免除されるため、受験科目を絞って効率的に対策できます。
合格スケジュールの一例は以下の通りです。
| 試験日程 | 上期 | 下期 |
|---|---|---|
| 1年目 | 理論 | 電力 |
| 2年目 | 機械 | 法規 |
合格する科目を決めて計画的に勉強すれば、働きながらでも無理なく資格取得を狙えるでしょう。
【2026年度最新】電験三種試験の日程・申込方法
電験三種の試験日はその年によって異なります。これから資格取得を目指す方は事前に試験日を確認し、申込み期限などを確認しておきましょう。2026年度の日程は以下の通りです。
| 日程 | |
|---|---|
| 申込受付期間 | ▼上期試験 2026年5月18日(月)~6月4日(木) ▼下期試験 2026年11月9日(月)~11月26日(木) |
| 試験実施日 | ▼上期試験 CBT方式:2026年7月16日(木)~8月9日(日) 筆記方式:2026年8月30日(日) ▼下期試験 CBT方式:2027年2月4日(木)~2月28日(日) 筆記方式:2027年3月21日(日) |
受験資格・申込方法
電験三種の受験資格には制限がなく、誰でも受験可能です。前年度および前々年度に科目合格した方は、申請により該当科目の試験が免除されます。
申込方法は原則インターネットからで、手順と受験手数料は以下の通りです。
| 申込手順 | 1.試験センターのホームページからマイページの作成および受験の申込みを行う 2.受験⼿数料の⽀払⽅法に従い、期限内に⽀払い⼿続きを済ませる 3.手続き完了(CBT方式:マイページにてご自身で確認、筆記方式:試験日の約2週間前に受験票が届く) |
|---|---|
| 決済方法 | クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済、Pay-easy(ペイジー)決済、銀行振込(団体申込みの場合のみ) |
| 受験手数料 | インターネット申込み:7,700円(非課税)/書面申込み:8,100円(非課税) |
なお、インターネットを利用できないなど、やむを得ない事情がある場合は書面での申込みも可能です。試験センター受験総合支援センターに問い合わせれば、申込書を入手できます。
ただし、書面申込みの場合は受験手数料が8,100円とインターネット申込みより高くなるため、可能であればインターネットでの申込みを利用するとよいでしょう。
資格取得までの流れ・スケジュール
電験三種の資格取得までは、主に「試験申込み」「受験」「合格発表」「免状交付申請」「免状交付」という流れで進みます。
まず、申込受付期間内に試験センターのホームページから受験申込みを行い、受験手数料の支払いまで済ませます。CBT方式で受験する場合は、申込み後に試験会場や日時の予約手続きが必要です。筆記方式で受験する場合は、試験日の約2週間前に届く受験票で会場などを確認します。
試験を受けて合格した後は、経済産業大臣へ免状交付を申請します。免状が交付されることで、第三種電気主任技術者の資格取得となります。
なお、電験三種では申込みの際に試験地を選択できますが、試験会場は自動で割り当てられるため、受験者自身で指定することはできません。必ずしも最寄りの試験会場になるとは限らず、原則として変更もできない点に注意しましょう。
試験地は各府県と東京都(23区・多摩)、および北海道の6市から選択できます。
まとめ
電験三種は、一定範囲の電気設備の保安監督に携われる国家資格です。試験の難易度が高いため、CBT方式と科目別合格制度を上手に活用して、試験合格と免状取得を目指しましょう。
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- この記事の監修者は池田 友哉(いけだ ともや)
-
奈良県出身 電気主任技術者・教育コンテンツクリエイター
趣味は、資格試験の短期合格メソッド研究、教育コンテンツ制作、ランニング、ロードバイク
2014年 小・中・高1種教員免許 (数学/理科) 取得
2016年 第3種電気主任技術者資格 取得
2017年 エネルギー管理士資格 取得
2017年 第2種電気工事士資格 取得
2018年 第2種電気主任技術者資格 取得
著書:
『電験3種書き込み式最強計算ドリル』
『電験2種書き込み式最強計算ドリル』
よくある質問
- 電験三種合格に必要な勉強時間の目安は?
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電験三種の合格に必要な勉強時間の目安は、最低でも1,000時間程度とされています。なお、試験は理系の科目が多く、理系出身かどうか、理系の科目が得意かどうかなど、受験者の習得レベルによって必要な勉強時間は異なります。
- 電験三種(電気主任技術者)の年収は?
-
電験三種(第三種電気主任技術者)の年収は、勤務先や経験、業務内容によって異なりますが、目安として350~500万円程度とされています。企業によっては、月額1万円程度の資格手当が支給される場合もあります。また、中には年収600万~700万円を提示している企業もあります。
- 電験三種は独学で目指せる?
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難易度は高いものの、独学で合格を目指すことも可能です。ただし、モチベーションの維持が難しいなどのデメリットがあります。独学での学習に不安がある場合は、通信講座の活用がおすすめです。
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一定規模以上の電気設備の管理、工事の保安監督を行う電気のスペシャリストである電験三種。電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければならないことが法令で義務づけられています。そのため有資格者は業界内になくてはならない存在となり、非常に高く評価されます。電験三種の資格があればキャリアアップはもちろんのこと、転職・就職に有利ですので、昇進・昇給を考えている方、定年後に再就職を考えている方におすすめの資格です。
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