「公務員試験専門 喜治塾」の塾長であり、本コースの監修を手がけられた喜治 賢次先生に、採用試験の傾向や合格のためのポイントを伺いました!
教養試験を突破するための勉強法は?
最初に知っておいて欲しいことは、満点を取らなくても合格できるという点です。公には発表されているわけではありませんが、6〜7割前後の得点で合格できます。半分ちょっと出来ればいいわけですから、何か1つの科目が「できない」からといって受験をあきらめる必要は全くありません。 |
数学やパズル・・・苦手な人も多いのでは?
攻略のポイントは、「解き方が決まっている問題は確実に正解する」ということです。知能分野の問題は、なかなか解けないものもあれば簡単なものもあります。公式や解き方を知っていれば解けるような問題をしっかり押さえられれば、合格ラインは十分超えられます。全部できる必要はないのです。 |
論文試験はどのようなものですか?
「あなたが警察官、消防官としてどんな心構えをもって臨むのか」といったようなことが問われますから、あなた自身の考えを書かなければなりません。
あなた自身のことを書かなければならないという意味では、模範解答のようなものはありません。
では、論文対策はどうすればいいのでしょう?
まずは「自分で考える力」、そしてその自分の考えを「相手に伝えるための文章力」の両方を鍛えていくことが大切です。 |
面接重視になってきているというのは本当ですか?
そうです。面接試験の倍率は高まっています。もちろん、面接だけでなく筆記試験の点数と合算して選考しているようですが、筆記試験がどんなに高得点でも面接で落ちる場合もあります。
逆にいえば、筆記試験の得点があまりよくなくても、面接で高評価がもらえれば合格できることもあるようです。
面接突破のためのポイントを教えてください。
自分が持っているものをいかに言葉にして、頑張って相手に伝えるかが大事です。面接は準備で決まるといってもいいでしょう。どうストーリーを組み立てて表現するか、事前の徹底した準備が重要です。 |
これから受講される方にメッセージをお願いします。
公務員試験は科目もメニューも多くて大変ですが、あきらめないで頑張ればきっと受かる試験です。考えてみれば、警察官や消防官の仕事は、決してあきらめてはいけない仕事です。警察官・消防官になって、イザというときに頑張れるよう、公務員試験の準備自体がその訓練だと思って取り組んでください。
本コースは、教養試験・論文・面接の対策がトータルでパックになっています。「全部面倒を見ます!」ということです(笑)。最後までやればキチンと合格力がつくように作ってあります。あきらめずに続けられる仕掛けもたくさんしてありますから安心してください。
受講中にスマートフォンから見られる動画では、私から色んなメッセージやアドバイスも配信します。
さあ、みなさん、一緒に頑張りましょう。
【監修者プロフィール】
喜治 賢次(きじ・けんじ)
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、新宿区教育委員会、都市整備部、住宅対策室を歴任後、住宅・都市整備公団(当時)に移り、再開発事業、都市開発事業に携わる。1995年公団を退職し、行政研究・政策提言活動と同時に後進の指導に従事。1999年、『公務員試験専門 喜治塾』を開講し、現在まで毎年多くの公務員を輩出している。