• 公開日:2020/04/17

IT業界は年々成長し続けており、製品やサービスとしても社会に大きく関わっています。そんな中で、ITの基本的な知識を身につけたい、IT業界に詳しくなりたいと考えている人におすすめなのが、国家資格の「ITパスポート」です。

この記事では、ITパスポートとはどのような資格か、試験の概要や難易度などを紹介します。取得のメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

そもそもITパスポートとは?

ITパスポートとは、ITに関する基礎知識を問う国家資格です。インターネットが普及し始めて以来、IT業界は年々進化を続けています。IT業界に直接関わらなくても、ITの技術を使った商品やサービス、業務で必要となるシステムや仕事上とのやりとりなど、ビジネスや私生活にもITは大きく関係するようになりました。ITパスポートは、IT社会で働くうえで必要とされる「ITに関する基礎知識」を身につけているという証明になり、持っておいて損はない資格です。

ITパスポート試験の概要

ここでは、ITパスポート試験の概要について解説します。

試験時間と出題形式

ITパスポート試験は、120分の試験時間で計100問が出題されます。4肢択一式なので記述式の問題はありませんが、計算を要する問題なども含まれるため、時間配分には注意が必要です。わからない問題や計算問題などで詰まってしまうと、後半で時間切れになるおそれがあります。


出題分野

出題分野は「ストラテジ系(経営全般)」が約35問、「マネジメント系(IT管理)」が約20問、「テクノロジ系(IT技術)」が約45問です。各分野の出題範囲は以下の通りですが、より詳細な出題範囲は公式ホームページで確認できます。

ストラテジ系 企業と法務、経営戦略、システム戦略
マネジメント系 開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント
テクノロジ系 基礎理論、コンピュータシステム、技術要素
  • 出典:ITパスポート試験|試験内容・出題範囲(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html)

受験資格

ITパスポートには特に受験資格はありません。年齢や国籍を問わず、誰でも受験することが可能です。

ITパスポートの難易度と合格率は?

ITパスポートの試験では、総合の評価点を満たすだけではなく、さらに分野別の評価点も満たす必要があります。総合評価は1000点満点中600点以上を合格基準とし、各分野では300点以上を獲得しなければなりません。総合評価が600点以上であっても、各分野のいずれかが300点未満の場合は合格できないため、まんべんなく勉強を進めることが重要です。

ITパスポートは年々受験者数が増加していますが、毎年50%前後の合格率で、数ある国家資格の中でも難易度はさほど高くありません。ただし、日頃から専門用語に触れているかどうかや予備知識の有無、勉強の進め方などにより、難易度には個人差が生じるでしょう。

ITパスポートの取得にかかる時間は?

ITパスポート試験の合格に必要な勉強時間は、180時間程度といわれています。1日2時間程度の勉強時間が確保できれば、約3カ月で合格が目指せます。しかし、これはIT知識が全くない人の場合であり、IT系の仕事をしている人や情報系の学校に通う人であれば、100~150時間程度で合格が目指せるでしょう。IT関連の知識が一切なく、仕事や家事の合間に勉強する場合、合格までやや時間がかかるかもしれません。

  • 参考:ITパスポート試験はどれくらいの期間の勉強時間が必要か?|スタディング(https://studying.jp/itpassport/kiji-28.html)

ITパスポートを取得するメリットとは?

この段落では、ITパスポートを取得するメリットについて解説します。資格を今後活かせるかどうか不安でしたら、こちらを参考にしてください。

国家資格なので安心

ITパスポートは国家資格なので認知度も高く、企業からの信頼も厚いです。ITの基礎知識を持っている証明になるため、転職の際も有利になるでしょう。また、ITパスポートは一度取得してしまえば一生使える資格です。定期的な更新や講習を受け直す必要もなく、手間がかかりません。

ITの基本的な知識が身につく

ITパスポートを取得することで、ITの幅広い知識が身につくのもメリットです。ITとはどのようなものか、仕組みや基本的な知識などを学べるので、業務でのシステムやネットワークの扱い方・注意点について把握できます。現代のビジネスではIT技術を多く活用しており、使用するシステムの基礎知識は重要なポイントの一つです。

上位資格取得の足掛かりになる

ITパスポートは、基本情報処理技術者などの上位資格を取るための第一歩です。IT系の資格は、複数の種類があります。まずITパスポートを取得しておくことで、さらに上位の資格を目指すための足掛かりになり、将来のキャリアアップや自身の成長にも活かせます。

学校で単位取得できることがある

ITパスポート取得者に対し、単位認定制度や入試優遇制度を採用している学校も数多くあり、目指している学校によっては推薦入試なども有利に進められます。難易度もさほど高くない試験なので、しっかり計画を立てて試験対策を行えば、中高生であっても十分合格が狙えるでしょう。

学費の一部が免除されることがある

大学や専門学校によっては、ITパスポートに合格したという証明があれば、学費の一部が免除される場合があります。申請の方法や要件は学校によって異なるため、公式サイトを見たり学校に直接電話して確認しましょう。なお、免除されるのはあくまで学費の一部であり、学費そのものが免除されるわけではないので注意が必要です。

就職で有利になる場合も

専門性の高い業種への就職では、経験者の方が有利に進みがちです。しかし、ITパスポートなどの資格を保有していれば、基礎知識が身についているという証明にもなり、実務経験がない学生でも就職が有利に進むことがあります。どれだけ重要視されるかは企業により異なりますが、全くの未経験と比べても、基礎知識があることは大きな違いです。

ITパスポートはIT系資格取得の第一歩

ITパスポートは、IT系の資格取得における第一歩です。先々IT業界でのキャリアアップを考えているのであれば、ぜひ取得しておきましょう。

難易度はさほど高くないといわれていますが、数カ月単位での勉強時間は必要になるため、効率よく学ぶためには通信講座を利用するといいでしょう。独学では解決しづらい問題も、通信講座で質問をしたりポイントを学んだりすることで解決に繋がります。また、予想問題や過去問で重点的に学ぶこともできます。

まとめ

ITパスポートは、IT業界だけでなく現代ビジネスのすべての業界で活躍するために役立つ資格です。就職や入試で有利になる場合もありますし、キャリアアップやさらに上位の資格を目指す際にもITパスポートで得た知識が足掛かりとなるでしょう。

ユーキャンのITパスポート資格取得講座では、初心者目線のわかりやすいテキストを使い、4カ月で無理のない合格をサポートします。出題範囲に沿った予想問題の提供やスマートフォンでのWebテストなど、効率のいい勉強が可能です。ユーキャンのITパスポート資格取得講座で、確実な合格を目指しましょう。

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ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する、経済産業省認定の国家資格です。パソコンやインターネットを使うのが当たり前の時代。技術者だけではなく幅広い層に正しい知識が必要であることから、2009年4月に新設されました。Iパスとも呼ばれ、年齢、性別、職種を問わず人気資格です。

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