秘書検定は学生や社会人に人気のある資格です。1級から3級まで級が分かれているため、それぞれの難易度がどのくらいなのか気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、秘書検定の級別の合格率や難易度について解説します。
就職に有利になる点についても触れているので、資格の取得を考えている人はぜひ参考にしてください。

秘書検定とはどういう資格?

秘書検定とは、秘書に求められる知識・技能について問う試験です。試験に合格すると、秘書に求められる知識・技能のみならず、一般常識や敬語の使い方、電話応対やビジネス文書の作成など、社会人に欠かせない能力などが身についていることも証明できます。

そのため、秘書検定は秘書を目指す人はもちろん、これから社会人になる学生や新社会人にもおすすめの資格です。

秘書検定の各級別の合格率とは?

秘書検定には、どのくらいの人が合格しているのでしょうか。ここでは、各級の合格率を紹介します。

秘書検定3級の合格率

2019年6月16日に行われた第118回秘書検定3級の試験は、受験者数1万4,375人で、そのうち合格者数は1万244人で、合格率は71.3%という結果でした。3級の受験者は高校生が最も多く、専門学生と大学生も含めた学生の受験者が全体の8割以上を占めます。他の級に比べて合格率は高めですが、間違いやすい問題が多いのでしっかり対策する必要があります。

秘書検定2級の合格率

同じく第118回の秘書検定2級の受験者数は2万8,284人、合格者数は1万9,919人で、合格率は70.4%です。

3級に比べ、2級の受験者数は約2倍になっています。2級の受験者は大学生が中心なので、就職活動に備えて受験する人が多いと考えられます。第118回の合格率は比較的高いほうで、平均的な合格率は60%程度です。

秘書検定準1級の合格率

秘書検定準1級になると、受験者数は一気に少なくなります。第118回試験の受験者数は4,862人でした。

また、準1級からは試験内容が一次試験と二次試験に分かれ、一次試験合格者のみが二次試験に進むことができます。第118回の一次試験の合格者数は2,831名で、最終的な合格者は1,944人、合格率は40.0%でした。

秘書検定1級の合格率

秘書検定1級は最も難易度が高いため、受験者数はさらに少なく、合格率もさらに低くなります。第118回試験の受験者数は987人でした。

そのうち、一次試験の合格者数は470人で、最終的な合格者はわずか291人、合格率は29.5%でした。二次試験の面接の難易度が準1級より高いことが、1級の合格率をより低くしています。

秘書検定の各級別の難易度とは?

ここでは、級別の具体的な試験内容や難易度について紹介します。

秘書検定3級の難易度

秘書検定3級は、社会人として最低限必要な知識があるかを問う内容なので、難易度はそれほど高くありません。具体的には、「上司が効率よく仕事を行うためにどのようなことに気をつけるべきか」など秘書の基本業務の知識や、社会人として求められる初歩的なマナーについて問われます。

技能面でも、会議文書の作成やスケジュール管理、事務用品についてなど、基礎的な内容が中心です。試験形式も約9割がマークシートの筆記試験のみなので、学生でもテキストなどを通じてしっかり勉強しておけば合格可能です。

秘書検定2級の難易度

秘書検定2級も社会人に求められる基本的な常識やマナーに関する問題が中心ですが、3級よりもやや難易度が上がります。3級の内容に加えて、接客用語が正しく使えるか、短い報告や説明を行えるか、社内外の文書を作成できるかなどが問われます。

また、仕事においては、上司が仕事をしやすいよう気を利かせるだけでなく、身の回りの世話やサポートを行う際の優先順位を判断するなど、効率的に業務を遂行することも大切な要素なので、2級ではこれらに関する知識や技能も問われます。

2級は社会人としての基礎知識を身につけられるので、取得しておくと就職活動に役立つため、大学生の受験者が多くなります。

秘書検定準1級の難易度

秘書検定準1級になると、試験内容が一次試験と二次試験に分かれます。一次試験の筆記試験に合格した人のみが二次試験の面接に進めます。面接は3人1組のロールプレイングで行われ、挨拶・報告・状況対応という3つの課題をその場でこなさなければなりません。

そのため、準1級に合格するためには、専門的な知識を身につけるだけでなく、それにふさわしい話し方や動作、態度などの練習も必要です。一般秘書としての対応力や判断力が求められるので、学生だけでなく会社員や現役の秘書も数多く受験しています。

秘書検定1級の難易度

秘書検定1級も、筆記試験を行う一次試験と面接を行う二次試験に分かれています。一般秘書を想定した準1級とは違い、1級は上級秘書を想定しているので、さらに専門的かつ高度な知識と技能を問われます。

筆記試験も全問記述式となり、先を読んで上司をサポートするための多面的な思考力が必要です。面接は2人1組のロールプレイングで行われることが多く、報告・応対に関する質疑応答の内容はもちろん、余裕と自信のある態度も求められるので、さらに難易度は高くなっています。知識と技能の両面でしっかり対策しなければ、合格は難しいでしょう。

秘書検定の資格を取得するメリットとは?

秘書になりたい人はもちろん、それ以外の職種を目指す人も秘書検定を取得することで様々なメリットを得られます。

社会人としてのマナーが身につく

秘書検定では、正しい敬語の使い方や身だしなみ、社会人として必要な一般常識などが問われます。そのため、秘書検定を取得することで社会人としてのマナーが身についていることを証明することができます。

入社後もスムーズに業務に取りかかれると見なされるため、就職活動で有利になるでしょう。また、社会人としてのマナーが身についていることで、面接にも自信を持って臨めます。

相手に好印象を与える

秘書検定で身につくのは、秘書・社会人として必要な常識やマナーだけではありません。上司の仕事をサポートしたり、先を読んで行動したりと、組織の一員として効率的に仕事をする能力も身につきます。そうした協調性や機転を利かせる能力は、相手に好印象を与えます。入社後、社内外で良好な人間関係を築ける人は、会社からも重宝されるでしょう。

秘書検定が就職に有利に働くのは何級から?

秘書検定は3級から履歴書に記載することができます。しかし、就職の際に有利に働くのは2級からとされ、準1級を取得すればさらに有利になるといわれています。

準1級からは試験内容に面接が加わるため、知識を身につけているだけでなく、それを実践できることの証明にもなります。また、準1級からは難易度が一段と高くなり合格率も低いので、さらに会社からの評価は高くなるでしょう。

まずは秘書検定3級の合格を目指そう

準1級・1級は面接が含まれる難関試験なので、いきなり挑戦して合格するのは難しいでしょう。そのため、まずは3級取得を目指して勉強し、合格して自信をつけてから上級に挑戦するのがおすすめです。

上級を目指す際には通信教育の利用が有効です。独学だと習得しづらい正しい敬語や所作なども、通信教育の専用教材を利用すればわかりやすく学べます。

3級・2級・準1級は試験内容が一部重複しているため、3級を勉強する際、余裕があるなら上級の内容までまとめて勉強してもいいでしょう。試験の申し込み時に実力に応じた級を選べば、効率的な勉強が可能です。特に、社会人の人がスキルアップを目指して秘書検定を受ける場合は、2級と準1級を目指すのがおすすめです。

まとめ

社会人としてのマナーが学べる秘書検定は、秘書を目指す人や就職活動を控える人におすすめです。就職を有利に進めるなら、2級か準1級を目指すといいでしょう。

ユーキャンの秘書検定講座なら、3級から準1級までまとめて勉強できるので、短い時間で上級取得を目指せます。元・面接試験審査官が監修した面接対策DVD&BOOKもついているので、難易度が高い準1級も確実に合格が狙えます。秘書検定取得を目指している人は、ぜひユーキャンの秘書検定講座を利用してみてはいかがでしょうか。

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秘書検定は、社会人に求められるマナーや一般常識が身に付く、知名度抜群の人気資格です。
マナーや知識の修得を通じて、知識にとどまらないコミュニケーションスキルが磨かれるので、人間力も大きくアップ! 「秘書を目指す」だけではなく、自己研さんとしてのニーズも多いため、就職活動を控えた学生の方はもちろん、社会人の転職活動でもアピールできる資格です。
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ポイントは何といっても、共通内容の多い「3級・2級・準1級」の3階級の内容をまとめて学べる構成になっていることです。秘書検定対策の専門スクールである「早稲田ワーキングスクール」が全面監修している教材は、試験に出るところに的を絞っているので、効率よく学べます。
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