• 公開日:2020/04/17

就職や転職の際に役立つ資格のひとつとしてあげられるのが「秘書検定」です。しかし、秘書検定に合格すれば、本当に就職や転職に有利なのかを知りたい人も多いのではないでしょうか。

この記事では、秘書検定が就職や転職にどのように役立つのかを中心に、秘書検定の概要、難易度、合格率などを説明します。また、履歴書に書く際は何級からが有利となるのか、独学でも合格を目指せるのかなども解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

秘書検定とは?

秘書検定は、正式には「文部科学省後援 秘書技能検定試験」といいます。主催は、公益財団法人実務技能検定協会で、文部科学省が後援する民間資格です。秘書検定の出題範囲は秘書業務に関わることだけではありません。敬語の使い方、ビジネスマナー、慶弔事のマナーなど、社会人に求められる一般常識なども含まれます。

そのため、秘書になることが目的ではなく、社会人としてのスキルアップのために受験する人も少なくありません。秘書検定は「3級」「2級」「準1級」「1級」の4階級に分かれ、出題内容や難易度が異なります。それぞれの詳細は、後ほど詳しく説明します。

秘書検定の試験形式・合格率・難易度は?

まずは秘書検定の試験形式と、合格率および難易度について説明します。

試験形式・面接の有無は級によって異なる

秘書検定の筆記試験は、「理論」と「実技」の2つの領域に分かれています。いずれの階級も、それぞれ60%以上の正解で合格です。理論は「必要とされる資質」「職務知識」「一般知識」、実技は「マナー・接遇」「技能」について問われます。 出題形式は、3級から準1級はマークシートによる選択問題と記述問題、1級はすべてが記述問題です。さらに、1級と準1級は筆記試験のほかに面接試験があります。面接試験はロールプレイング方式で行われ、高度かつ実践的な力が試されます。

各級の難易度・合格率はどれくらい?

秘書検定の4つの階級は、それぞれに求められるレベルが異なるため、難易度や合格率などにも差があります。各級のレベルと主な受験者層は次のとおりです。 また、受験者数や合格率などは第118回(2019年6月16日)の結果を下の表にまとめているので、参考にしてください。

  • 3級
    一般常識や基本的なビジネスマナーについて問われます。主な受験者は高校生です。
  • 2級
    3級よりも実践的な職場常識が問われます。就職を前にした大学生や社会人が数多く受験しています。
  • 準1級
    中堅秘書としての能力が求められるレベルです。さまざまな場面での的確な判断力や対応力が問われます。受験者は社会人と大学生がほぼ同数です。
  • 1級
    上級秘書としての能力が求められるレベルです。現役の秘書のほか、スキル向上を目指す社会人も受験しています。

第118回( 2019年6月16日実施)試験の結果

志願者数(名) 受験者数(名) 最終合格者数(名) 合格率(%)
3級 15,272 14,375 10,244 71.3
2級 30,298 28,284 19,919 70.4
準1級 5,314 4,862 1,944 40.0
1級 1,175 987 291 29.5
  • 参考:受験者状況 |ビジネス系検定(https://jitsumu-kentei.jp/HS/totalize/contents)

秘書検定を取得するとどんなメリットがある?

次に、秘書検定を取得することで得られるメリットを紹介します。

一般常識やビジネスマナーが身についていることの証明になる

秘書検定の試験勉強を通して、電話対応や来客対応、正しい敬語の使い方や慶弔マナーなど、幅広い知識が得られます。合格すれば、一般常識やビジネスマナーが身についていることの証明になり、どのような職種でも歓迎されることでしょう。

相手に好印象を与えられる

秘書検定で学ぶのは、目に見える所作だけではありません。上司や先輩、取引先に対して、気持ちよく仕事をしてもらうための心構えなども学びます。そのため、秘書検定を取得することで「マナーをわきまえ、丁寧かつ気配りができる人」という印象を与えることができるでしょう。

秘書になるために秘書検定の取得は必須?

秘書になるために特別な資格は不要です。そのため、秘書検定の取得が必須というわけではありません。

しかし、資格を保有していれば、一般常識やビジネスマナーが身についていることの証明になります。秘書は経営陣のサポートをするのが主な仕事ですので、常識の欠如により会社の顔である経営陣に恥をかかせるわけにはいきません。一般常識やビジネスマナーはもちろん、秘書の心構えを理解しているということでも、秘書検定の取得は歓迎されます。

語学力がアピールできる資格も大切

秘書の資格をもち、かつ語学力があると仕事の幅が広がります。企業によっては英語でのやりとりが必要な場合もあります。TOEIC650点以上を取得しておくとよいでしょう。また、アジア諸国との取引がある場合には、英語だけでなく、中国語や韓国語も使えると重宝されます。

秘書検定が就職時に役立つ職業・職種は?

秘書検定をもっていることが採用の条件という職業や職種は、基本的にはありません。しかし、ビジネスマナーや一般常識が身についていることをアピールする材料になります。特に新卒の場合には、「社会に出てから必要となる知識を学ぶ意欲」が評価されるでしょう。

また、準1級以上を取得していると就職・転職の際のアピールにつながりやすく、面接対策としても有効とされています。

秘書検定の履歴書への書き方は?

正式名称は「文部科学省後援 秘書技能検定試験」ですが、履歴書に書くときは「秘書技能検定〇級」でも大丈夫です。ただし、「秘書検定」とは書かないようにしましょう。

秘書検定は国家資格ではないため、「取得」ではなく「合格」と記載することに注意してください。「秘書技能検定1級合格」「文部科学省後援 秘書技能検定試験1級合格」などと記載しましょう。

秘書検定は履歴書には何級から書けるの?

「秘書の資格が必須条件とされる職業や職種はない」と説明しましたが、就職や転職の際に、よりアピールできる書き方を説明します。

何級からでも記載するのはOK

履歴書に書くのに「〇級以上」などの制限はありません。自分が秘書検定に合格していることをきちんとアピールしましょう。ただし、就職や転職に活かしたいと考えているなら、2級以上の合格を目指すことをおすすめします。

就職で有利になるのは「2級」から

秘書検定3級は主に高校生が受験するレベルです。そのため、就職や転職の際に有利になるのは2級からといえます。難易度が増す準1級はより有利になるでしょう。準1級は中堅秘書を対象とした試験内容で、二次試験の面接をクリアしないと合格できません。2級に比べて合格率も下がるため、より高度な知識を身につけている証明になります。

秘書検定に合格するための勉強方法

ここでは、秘書検定合格に向けた勉強法について説明します。

独学でも合格できる?

秘書検定3級と2級は、マークシートと記述式による筆記試験のみです。3級はごく基礎的な出題内容であり、独学でも合格を狙えるレベルです。

2級は、やや高度な内容が出題されます。第118回試験の2級の合格率は、3級と同じく70%ほどですが、回によって難易度が若干異なり、2級の平均合格率は60%ほどとされています。しっかりと対策を行わないと、独学では不安を感じるかもしれません。

準1級や1級になると合格率はさらに低くなります。というのも、筆記試験のほかに面接試験があるためです。ロールプレイング形式で行われる面接試験は、独学では学ぶのが難しいでしょう。

通信講座を利用するメリット

通信講座では過去の出題傾向などを分析し、ポイントを押さえた教材が使われます。そのため、独学と比べて効率的かつ短期間で学ぶことが可能です。

また、自分のペースで好きな時間に勉強できるのも、通信講座のメリットです。仕事をしている人や家事育児に追われる主婦も無理なく勉強を続けることができるでしょう。わからないところは講師に質問できるため、独学で感じがちな孤独感もありません。DVDなどの教材で面接の対策ができるのもメリットです。

まとめ

秘書検定準1級の面接試験対策は独学では難しいため、通信講座の利用がおすすめです。ユーキャンの秘書検定講座では、秘書検定対策の専門スクール「早稲田ワーキングスクール」全面監修の教材を使用し、わずか4カ月で検定合格を目指すことができます。

元面接試験審査員が監修した面接対策DVD&Book付きであることもポイントです。3級・2級・準1級を同時に学ぶこともできます。短期間で確実に合格するために、ユーキャンで学んでみてはいかがでしょうか。

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秘書検定は、社会人に求められるマナーや一般常識が身に付く、知名度抜群の人気資格です。
マナーや知識の修得を通じて、知識にとどまらないコミュニケーションスキルが磨かれるので、人間力も大きくアップ! 「秘書を目指す」だけではなく、自己研さんとしてのニーズも多いため、就職活動を控えた学生の方はもちろん、社会人の転職活動でもアピールできる資格です。
ユーキャンの秘書検定講座のメインテキストはたったの2冊!
ポイントは何といっても、共通内容の多い「3級・2級・準1級」の3階級の内容をまとめて学べる構成になっていることです。秘書検定対策の専門スクールである「早稲田ワーキングスクール」が全面監修している教材は、試験に出るところに的を絞っているので、効率よく学べます。
わずか4ヵ月の短期速習で、着実に合格力が身に付き、2回の試験に分けて3階級すべての合格も目指せます。

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