• 公開日:2020/06/09

司法書士の資格取得を目指すにあたり、試験に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要なのか、気になる人は多いでしょう。この記事では、司法書士試験に合格するまでの勉強時間について、試験勉強に専念する・働きながら兼業で挑戦するといった状況別に解説します。試験勉強する際のポイントや試験概要なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

司法書士試験の合格までに必要な勉強時間は約3,000時間

一般的に、司法書士試験の合格までにかかる勉強時間は3,000時間前後といわれています。この勉強時間はあくまでも目安で、受験者の状況によって異なります。知識がまったくない状態で勉強し始める場合と予備知識があって勉強を始める場合では、勉強時間が変わってきます。約3,000時間という勉強時間は参考程度に考えておくといいでしょう。

3,000時間必要といわれる理由は?

司法書士試験の合格までに3,000時間必要だといわれる理由としては、司法書士の試験科目が11科目もあって出題範囲が広く、勉強すべき知識が細かいことが挙げられます。ただし、必要な勉強時間には個人差があり、2,000時間程度で合格できる人もいれば、3,000時間以上勉強してようやく合格する人もいます。以下では、2,000時間勉強した場合の1日の勉強時間について説明します。

1日4時間の勉強が必要

2,000時間勉強して、1年半での合格を目標とするなら、週6日・1日4時間の勉強が最低ノルマとなります。1日のうちで確保できる勉強時間は人によって異なるでしょう。資格スクールや通信講座を利用していれば、どの時間もカウントできます。また、平日と土日でも確保できる時間数は変わるでしょう。

以下では、3,000時間の勉強時間を想定したとき、受験に専念できる人と、兼業で合格を目指す人にわけて説明します。

受験に専念できる人の場合は?

受験に専念できる場合、12カ月前から勉強をスタートすると1日約8時間勉強する必要があります。「1日8時間」と聞いて、大変だと感じる人もいるかもしれません。しかし、3,000時間という勉強時間を1年でこなすことを想定すると、1日8時間は避けられません。もし、丸一日勉強できる日があれば、8時間といわず、それ以上勉強することを考えてもいいでしょう。

働きながら司法書士試験の合格を目指す人の場合は?

働きながら司法書士試験の合格を目指す場合、12カ月前から勉強をスタートさせると、平日は約6時間勉強し、土日に15時間勉強する必要があります。しかし、社会人が平日に6時間も勉強することは難しく、あまり現実的とはいえません。ハードなスケジュールで勉強を進めても長続きしない可能性が高いでしょう。

1日の勉強時間が現実的でなければ、勉強する期間を長くとる必要があります。働きながら勉強する人は、最低でも1年3カ月から1年半かかることを念頭に置きましょう。

働きながら司法書士を目指すメリットとは?

司法書士試験に合格する人の多くは兼業で、働きながら勉強をしています。勉強時間を確保するのは大変ですがメリットもあります。ここでは、働きながら合格を目指すメリットを紹介します。

ビジネススキルを試験勉強に役立てることができる

社会人として得たビジネススキルは試験勉強に役立てられます。社会人になるとタスクやスケジュールを管理しながら業務をこなしたり、締め切りを意識したりしながら優先順位をつけて行動します。このような仕事で身につけたスキルを勉強に活かすことで、効率のいい勉強スケジュールを立てることが可能です。

社会人経験を司法書士になった後も活かせる

社会人経験は、司法書士試験の合格後にも活かすことができます。社会人生活のなかでは、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどが身につけられます。司法書士事務所の採用シーンでは、社会人としての基本的なスキルがある人を求めることも多いです。同じ資格を持っていても、社会人経験があることは大きなアドバンテージになるでしょう。

学んだ法律の知識は普段の生活やビジネスにも役立つ

司法書士試験の勉強で学んだ法律の知識は、日常生活にも役立てられます。たとえば、不動産の購入や契約などでは、知識があることで適切な判断が下せます。最近では企業におけるコンプライアンスの重要性が高まっており、法律知識を身につけたビジネスパーソンが企業で重宝がられるシーンも増えています。

司法書士試験の勉強はいつから始めればいい?

司法書士試験(筆記試験)は、例年7月に実施されます。試験の日程に合わせて1年半で合格を目指すなら、前年の1月から勉強を開始することになります。また、1年で合格を目指す場合は、前年の7月からになります。

勉強を開始する時期は、できるだけ早いほうが有利です。早い時期に開始すればするほど、多くの勉強時間を確保できます。試験日程から逆算しつつ、自分の状況ならいつから勉強を始めればスムーズに進められるかを考えましょう。

司法書士試験の勉強をする際のポイントとは?

効率的に勉強を進めるには、ポイントを押さえておくことも大切です。ここでは、司法書士試験の勉強をする際のポイントを紹介します。

自分に合った勉強方法を見つける

司法書士試験のための勉強方法には資格スクールや通信講座、独学などがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、かかるコストも変わってきます。自分の現在の知識レベルをしっかりと把握し、効率よく勉強を進められる方法を選びましょう。

自分のペースで勉強に取り組む

司法書士試験の合格までには、長い期間が必要です。ロングスパンで勉強を続けるには、自分のペースを保つことが大切です。がむしゃらに問題を解いたり、情報を詰め込んだりするのではなく、コツコツと知識を積み上げましょう。

科目ごとの時間配分に気をつける

司法書士試験は、数ある資格試験の中でも、試験科目が11科目と多いのが特徴です。そのため、勉強時間を各科目に配分しなければいけません。どの科目に何時間かけるか、事前にスケジュールを立てておくようにしましょう。

五感をフル活用して暗記する

テキストの内容を頭に定着させるためには、五感をフル活用するのがおすすめです。司法書士試験のテキストを読む際には、声に出して読むと、耳からも情報が入ってくるので記憶しやすいです。動画や音声による解説がある教材であれば、目と耳を使って覚えることができます。

六法全書を引く癖をつける

司法書士試験の勉強においては、六法全書を引く習慣を身につけることもポイントとなります。六法全書の条文を丸暗記するのではなく、条文や用語の意味や論理を理解することが大切です。法律が制定された時代の背景などを知ることも、司法書士には大切な知識です。

司法書士試験の概要とは?

ここでは司法書士試験の概要を紹介します。受験資格や受験料などを参考にしてください。


受験資格

受験資格は特にありません。年齢や学歴などに関係なく誰でも受験できます。


受験料

受験料は8,000円です。収入印紙で納付します。


試験日程

筆記試験は例年7月の第1または第2日曜日に実施されます。


出願期間

例年5月上旬~中旬頃です。願書は法務局または地方法務局の総務課で入手できます。


試験科目

午前の部は、憲法・民法・刑法・商法(会社法)です。午後の部は、民事訴訟法・民事保全法・民事執行法・司法書士法・供託法・不動産登記法・商業登記法の試験が行われます。

合格するまで複数年かかる場合もある超難関資格なので、効率的に勉強しよう

司法書士試験は超難関資格のため、合格するまで何年もかかるケースもあります。特に兼業の場合は、勉強時間の確保とスケジュールの管理がポイントになってきます。

効率のいい勉強には通信講座がおすすめです。通信講座にはポイントをおさえたわかりやすいカリキュラムが用意されており、不明点を講師に質問できるメリットもあります。場所や時間を選ばないので、忙しい人でも自分のスケジュールに合わせて勉強できます。

まとめ

司法書士試験は超難関といわれており、合格のためには十分な対策が必要となります。社会人が働きながら合格を目指すには、いかに効率よく進めるかが重要になります。まずは余裕を持った勉強時間の確保から始めて、スムーズな合格を目指しましょう。

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