• 更新日:2026/02/19

経営コンサルタントとして唯一の国家資格である中小企業診断士の試験時期は、第1次試験が例年8月頃、第2次試験が例年10月頃です。この記事では、中小企業診断士の試験日や試験の概要などについて解説します。中小企業診断士試験の合格率や、合格するための勉強方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

【令和8年】中小企業診断士の試験日はいつ?

令和8年度中小企業診断士の試験日(見通し)

中小企業診断士の試験は、第1次試験と第2次試験に分けられます。
それぞれの試験日の目安は、例年、第1次試験が8月上旬の土・日曜日に、第2次試験は10月下旬の日曜日となっています。

令和8年度の中小企業診断士試験は、例年通りであれば、次の日程で実施される見通しです。

  • 第1次試験:令和8年8月1日(土)・2日(日)
  • 第2次試験:令和8年10月25日(日)

それぞれの試験の詳細な日程は、例年、3月下旬頃から4月下旬頃に発表されます。


令和8年度から2次試験の口述試験が廃止

令和8年度(2026年度)試験から、中小企業診断士試験の2次試験の口述試験が廃止されることが発表されました。
令和7年度(2025年度)試験まで、2次試験では、筆記試験の合格後に、口述試験の受験となる流れでした。


【令和7年】中小企業診断士-試験日

令和7年度における中小企業診断士の試験日は以下の通りです。

試験 試験日 合格発表日
第1次試験 令和7年8月2日(土)・3日(日) 令和7年9月2日(火)
第2次試験 筆記試験 令和7年10月26日(日) 令和8年1月14日(水)
口述試験 令和8年1月25日(日) 令和8年2月4日(水)

中小企業診断士試験-会場

中小企業診断士の試験は、全国各地の会場で実施されています。ただし、第1次試験と第2次試験では試験会場が異なるため注意が必要です。以下は、それぞれの試験が開催されている会場です。

  • 第1次試験:札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、四国、福岡、那覇
  • 第2次試験:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

中小企業診断士試験-受験資格

中小企業診断士試験を受験するための資格要件は設けられていないため、学歴や職歴、年齢に関わらず、誰でも受験できます。ただし、第2次試験を受験するためには、第1次試験に合格する必要があります。

中小企業診断士試験-受験料

中小企業診断士試験の受験料は令和8年度試験より改正されました。試験の受験手数料(総額)は、現行、改正後ともに32,300円で同額です。
具体的な受験料は以下の通りです。

  • 第1次試験:17,200円
  • 第2次試験:15,100円


中小企業診断士試験-申込み方法

令和7年度から、中小企業診断士試験の受験申込み方法が、インターネットによる手続きのみに変更されました。従来の印刷された試験案内の配布と専用払込用紙による申込手続きは廃止されました。

公式サイトを確認し、インターネットでの受験申込手続きについて、余裕を持って必要な事前準備を進めることが推奨されます。

中小企業診断士試験-申込みの締め切り日

中小企業診断士試験の申込みには締切日が設けられています。以下は、令和7年試験の申込み締め切り日です。

  • 第1次試験:令和7年4月24日(木)~5月28日(水)
  • 第2次試験:令和7年9月2日(火)~9月22日(月)

申込みが可能な期間が約1ヵ月と短いため、早めに準備することが大切です。

中小企業診断士試験 - 内容

中小企業診断士試験の大まかな内容は、このようになっています。

  • 第1次試験の試験科目は7種類で、2日間にわたって実施される
  • 筆記試験は4科目で、第1次試験に合格していると受験できる

以下は、具体的な試験内容とその詳細です。

第1次試験

第1次試験は2日間にわたって行われます。また、1日目と2日目では、試験の内容や時間が異なります。

1日目
試験科目 試験時間
経済学・経済政策 09:50~10:50(60分)
財務・会計 11:30~12:30(60分)
企業経営理論 13:30~15:00(90分)
運営管理 15:40~17:10(90分)
2日目
試験科目 試験時間
経営法務 09:50~10:50(60分)
経営情報システム 11:30~12:30(60分)
中小企業経営・中小企業政策 13:30~15:00(90分)
1日目と2日目ともに共通して、各科目の配点は100点です。また、合格基準は総得点の60%以上であり、かつ40%未満の点数がないことです。


第2次試験

第1次試験に合格すると、第2次試験に進めます。試験の科目と時間は以下の通りです。

試験科目 試験時間
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例I 9:40~11:00(80分)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ 11:40~13:00(80分)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ 14:00~15:20(80分)
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ 16:00~17:20(80分)
合格基準は第1次試験と変わりません。総得点の60%以上であり、かつ40%未満の点数がないと合格になります。


中小企業診断士試験の合格率

中小企業診断士試験の全体の合格率は5~8%です。第1次試験の合格率は24~42%、第2次試験の合格率は18%程度が目安です。このように合格率が低いため、中小企業診断士試験の難易度は高く、取得が難しい資格とされています。

中小企業診断士とは

中小企業診断士とは、企業の診断に必要な知識や能力を有することを示す国家資格です。日本版のMBA(経営学修士)とも呼ばれる資格で、経営コンサルタントとしてキャリアアップを目指す人々が取得を目指します。

なお、「中小企業」という名称が含まれていますが、経営コンサルタントの対象は中小企業に限りません。また、他社に限らず、自身が勤める企業の経営状況を理解するためにも役立ちます。

中小企業診断士に合格する勉強方法

中小企業診断士に合格するための勉強方法として、以下の3つが挙げられます。

  • 独学を避ける
  • 効率的な学習をする
  • 通信講座を活用する

まとめ

中小企業診断士の試験日は例年、第1次試験が8月頃、第2次試験が10月頃です。試験の詳細な日程は、例年3月下旬頃から4月下旬頃に発表されるため、忘れずに確認しましょう。また、第1次試験と第2次試験はいずれも全国各地の会場で実施されますが、試験会場が異なります。試験会場も事前に確認しておきましょう。

中小企業診断士は、経営コンサルタントとして活動する際に有効な資格です。また、他社だけではなく、自社の経営状況を把握して課題を解決するのにも役立つなど、さまざまな状況で活用できます。

しかし、中小企業診断士試験は全体の合格率が5~8%程度と、取得することが難しい資格です。そのため、効率的かつ効果的な方法を用いて勉強に臨むことを意識しましょう。

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