身体状況に合わせた住環境を考えます

体の不自由な方に、快適と安全を。

福祉住環境コーディネーターは、住環境整備に必要な福祉・医療・建築などについての幅広い知識を持ち、高齢者や障がい者にとって「安全で安心して暮らせる住まい」を提案するアドバイザー。
生活の基本である「住宅」について学べるので、仕事のスキルアップや就職・転職はもちろん、毎日の暮らしに活かすことも。誰にとっても役に立つ、狙い目の資格です。

超高齢社会で、高まるニーズ。

今や3.5人に1人が65歳以上である日本。2000年には介護保険制度が導入され、住宅改修費が支給されることに。改修の需要が高まり、福祉住環境コーディネーターの活躍できる場は、ますます広がっています。

福祉や医療の現場で、さらなる活躍を。

福祉や保健・医療関連のお仕事をしている方のスキルアップに。知識の幅が広がり、在宅介護や介護施設における問題点の発見・解決につなげることも。
福祉用具の知識についても学ぶため、福祉用品メーカーや販売会社で働く方にも役立ちます。

建築、住宅設備関係で働く方にも

ハウスメーカーや工務店、住宅設備会社など、建築業界で働く方にもおすすめ。介護リフォームの相談やバリアフリー住宅への建て替えの際、より適切な提案ができるようになります。

インテリアデザインに、福祉の知識を。

ユニバーサルデザインの、さらに先へ。インテリア業界で活躍する方にも福祉用具や医療の知識は活かすことができます。見た目のデザインやただ使いやすさを重視するだけでなく、高齢者や障がい者にも暮らしやすいインテリアを。
また、行政機関や公共施設、NPO法人で働く方など、幅広い分野の方がこの資格を役立てています。

就職や転職も有利に!学生にもおすすめ

専門知識とそれを裏付ける資格があれば、就職・転職も有利に。福祉業界や建築業界を志望する学生の方にもおすすめです。
なかには受験を推奨する大学もあり、2013年度の3級試験は受験者の半数近くが学生。日本の未来を担う人材としても注目され、就職活動でもアピールできる資格です。

プロの仕事をする上で必要な資格です
(ケアマネジャー・M.Yさん)

ケアマネジャーとして住宅改修の依頼を受けたとき、福祉住環境コーディネーターの資格があれば利用者さんからの信頼に繋がりますし、工務店にもプロとしてはっきり意見が言えます。私たちケアマネジャーや住宅改修に関わる方には「必携の資格」だと思います。

介護の仕事に自信を持って臨めるように!
(介護福祉士・M.Kさん)

勤務先のグループホームのトイレに補助用の手すりが付いているのですが、これがなんと逆向きに取り付けられていたんですよ。福祉住環境コーディネーターの勉強をして初めて「これは逆向きだ」と指摘することができ、上司に付け替えを申請しました。
以前より介護の仕方もスムーズになりましたし、何より自信を持って仕事に臨めるようになりました。

毎日の暮らしや将来の備えに

福祉住環境コーディネーターの学習内容は、暮らしに密接しているものが多いのが特徴。
介護保険制度や福祉用具の情報をご家族の介護に活かしたり、ご自宅の住環境を整え「誰にとっても住みやすい、やさしい家」にリフォームしたり…。
ボランティア活動で知識を活かし、地域に貢献することも。取っておいて決して損のない資格です。

日常に潜む危険に気が付くように
(神奈川県・A.Kさん)

例えば自分の母親が老いてきて、住まいのちょっとした段差で転んだとします。福祉住環境コーディネーターの勉強をした今では、高齢者にとってちょっとした転倒がどれほど恐ろしい事態を引き起こすか、よく分かりました。日常に潜むさまざまなリスクを未然に防ぐための知識が詰まっているので、本当に勉強して良かったと思います。

仕事にも生活にも有意義な内容です
(宮城県・T.Hさん)

福祉住環境コーディネーター講座では医療や福祉に関する制度なども勉強しますし、制度以外にも生活に密着した有意義な内容を学べます。いずれは誰でも高齢者になるわけですから、そういう意味でも資格取得を目指された方がいいと思いますね。

よくある質問

他の福祉系資格との違いは?

福祉住環境コーディネーターは「資格を持っていなければ仕事ができない」というものではありませんが、ケアマネジャーや介護福祉士など、他の福祉系資格と合わせ持つことにより、仕事の幅がグンと広がり、幅広い分野で活躍できるようになります。
他の福祉系資格と違い、受験資格や実務経験が必要ない点も特長。これから福祉関連の仕事に就きたいという方にもおすすめです。

仕事にも暮らしにも役立つ有望資格!

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福祉社会の意識が高まる中、高齢化社会の住まいのアドバイザーとして、福祉関連の住宅に関するスペシャリストとして重宝される福祉住環境コーディネーター。高齢者や体の不自由な方が「安全で安心して暮らせる住まい」を提案・サポートします。
資格取得後は、介護関係の職場で働く方のスキルアップや就職・転職で役立つほか、バリアフリー住宅を扱う工務店やリフォーム会社、福祉用具メーカー、福祉用具の販売・レンタル会社など、幅広く活躍が期待できます!
また、身につけた知識は家族の将来に備えた住宅リフォームやボランティアなど、自身や家族の暮らしに活かすことも可能です。
ユーキャンの「福祉住環境コーディネーター2・3級」講座では、わかりやすいテキストや添削指導などのサポート体制のほか、質問サービスなどバックアップ体制も充実! わずか6ヵ月の受講期間で無理なく2級・3級両方の合格力が身につくカリキュラムです。