• 公開日:2022/07/05

入試や就職、転職活動時に取得しておきたい資格といわれている漢字検定ですが、漢字検定にもレベルがあります。この記事では、漢字検定に合格したいと考えている人に向けて、漢字検定のレベルや合格基準、漢字検定に合格するメリットを解説します。あわせて、級別の合格率も解説するため、ぜひ参考にしてください。

漢字検定とは

漢字検定とは漢検と略されることもありますが、正式には「日本漢字能力検定」という名称です。漢字を読む、書くというような知識から、漢字の意味を理解して適切に使えるかといった能力を測るための試験です。漢字検定には1級、準1級、2級、準2級と3〜10級までの12段階の級があるため、自分の能力に合わせたレベルの試験を受検できます。

漢字検定に合格するメリット

漢字検定に合格するメリットは何なのでしょうか。以下では、漢字検定取得で得られるメリットを解説します。

入試で評価指標の対象になる

漢字検定に合格することで、高校入試や大学入試などに有利に働くケースもあります。入試の際、加点ポイントとなる可能性があるため、取得しておいて損はないでしょう。実際に、日本漢字能力検定協会が実施した、「令和3年度 高等学校における漢検活用校数」の調査によると、入試において漢検を評価するのは全国の高校の約半数となっています。

就職・転職に役立つ

漢字検定は、就職や転職活動にも役立ちます。就職活動のエントリーシートの記入や一般常識問題などを解く際にも、漢字の間違いがなくなり、適切な漢字を使って自分の考えや志望動機を記載できます。また、転職する際に漢字検定の資格があると、教養がある、知識があると判断される可能性が高くなるなど、有利に働くケースもあるようです。

基礎学力が向上する

漢字能力を高めることで、基礎学力の向上につながります。漢字能力は、すべての基礎となる能力であり、学習の土台となる部分です。漢字能力を高めることで基礎学力が高まるため、国語だけでなく数学や英語、理科などの学力向上にもつながります。また、社会人として働くうえでも漢字能力は必要です。

漢字検定のレベル一覧

漢字検定は、1級、準1級、2級、準2級と3〜10級までの12段階に分かれています。ここでは、漢字検定のレベルを一覧表にして紹介します。

レベル 対象漢字数
1級 大学・一般レベル 約6,000字
準1級 大学・一般レベル 約3,000字
2級 高校卒業・大学・一般レベル 2,136字
準2級 高校在学レベル 1,951字
3級 中学校卒業レベル 1,623字
4級 中学校在学レベル 1,339字
5級 小学校6年生修了レベル 1,026字
6級 小学校5年生修了レベル 835字
7級 小学校4年生修了レベル 642字
8級 小学校3年生修了レベル 440字
9級 小学校2年生修了レベル 240字
10級 小学校1年生修了レベル 80字

漢字検定の合格基準

漢字検定の合格基準は、級別に異なります。ここでは、級別に満点、合格基準の数値を一覧表にして紹介します。

満点 合格基準
1級 200点 80%程度(160点程度)
準1級 200点 80%程度(160点程度)
2級 200点 80%程度(160点程度)
準2級 200点 70%程度(140点程度)
3級 200点 70%程度(140点程度)
4級 200点 70%程度(140点程度)
5級 200点 70%程度(140点程度)
6級 200点 70%程度(140点程度)
7級 200点 70%程度(140点程度)
8級 150点 80%程度(120点程度)
9級 150点 80%程度(120点程度)
10級 150点 80%程度(120点程度)

このように、1〜2級までは200点満点中80%程度の正解率が合格基準となっており、レベルが高いことがわかります。

漢字検定の合格率

漢字検定の合格率は、レベルによって異なります。ここでは、2021年度の漢字検定の受検データを紹介します。

2021年度 第1回|漢字検定の受検データ

2021年度第1回漢字検定の志願者数や受検者数、合格者数、合格率といったデータを表にして紹介します。

志望者数 受検者数 合格者数 合格率
1級 1,070人 916人 85人 9.3%
準1級 6,574人 5,767人 850人 14.7%
2級 54,991人 51,968人 12,801人 24.6%
準2級 92,485人 88,701人 34,709人 39.1%
3級 136,046人 130,827人 61,517人 47.0%
4級 66,640人 63,519人 33,378人 52.5%
5級 55,947人 53,605人 40,046人 74.7%
6級 23,076人 22,226人 18,146人 81.6%
7級 21,208人 20,390人 17,670人 86.7%
8級 20,268人 19,361人 16,377人 0.846
9級 16,697人 15,962人 14,399人 0.902
10級 14,254人 13,477人 12,947人 0.961

2021年度 第2回|漢字検定の受検データ

2021年度第2回漢字検定の志願者数や受検者数、合格者数、合格率といったデータを表にして紹介します。

志望者数 受検者数 合格者数 合格率
1級 925人 797人 51人 6.4%
準1級 5,562人 4,863人 269人 5.5%
2級 49,014人 45,619人 14,221人 31.2%
準2級 86,373人 81,783人 33,462人 40.9%
3級 159,748人 151,656人 80,898人 53.3%
4級 84,798人 79,848人 43,427人 54.4%
5級 55,442人 51,966人 37,251人 71.7%
6級 31,057人 29,187人 23,262人 79.7%
7級 31,400人 29,419人 25,283人 85.9%
8級 29,747人 27,529人 22,835人 0.829
9級 24,909人 23,061人 20,787人 0.901
10級 19,126人 17,287人 16,320人 0.944

漢字検定の受検方法

漢字検定を受検する方法は、3つあります。以下では、それぞれの受検方法について解説します。

個人受検

個人受検とは、その名のとおり個人で申し込みをして受検する方法です。個人受検の場合は、全国の主要都市約180か所にある公開会場で受検を行います。検定は年に3回実施されます。検定時間は、受検する級によって異なります。1~7級は60分間、8~10級は40分間です。

団体受検

団体受検とは、学校や塾、企業などの設置条件を満たしている団体が、志願者を10名以上集めて、まとめて申し込みを行う方法です。団体受検は年に3回程度実施されています。受検会場は、準会場と団体公開会場の2つに分けられます。準会場とは学校や団体が自ら用意した会場で、団体公開会場は日本漢字能力検定協会や提携機関が設けた会場です。

インターネット受検(漢検CBT受検)

漢検CBT受検とは、インターネットで受検できるシステムです。ただし、漢字検定2〜7級までが対象で、これ以外の級はインターネット受検には対応していません。インターネット受検は、システムを導入している最寄りの検定会場で受検できます。会場によって異なりますが、受検日は年3回に限定されず都合のいい日を選べます。

まとめ

漢字検定に合格することで、高校や大学入試、就職や転職などの際に有利に働く可能性があります。また、基礎学力の向上なども見込めるため、受検してみるといいでしょう。

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生涯学習のユーキャン
この記事の監修者は生涯学習のユーキャン

1954年設立。資格・実用・趣味という3つのカテゴリで多岐に渡る約150講座を展開する通信教育のパイオニア。気軽に始められる学びの手段として、多くの受講生から高い評価を受け、毎年多数の合格者を輩出しています。
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