• 更新日:2023/06/14

メイクをするとき、服を選ぶとき、髪色を変えるとき、自分をより魅力的に見せたいと思ったことはありませんか?一方で、「自分に似合う色はどんな色なんだろう?」と悩む方もまた多いことでしょう。

「似合う色」を決めるのは、あなた自身が本来持っている髪や肌、目の色です。それらの色から似合う色の傾向を知り、自身の魅力を引き出すのが「パーソナルカラー」という考え方。そんな自分の魅力を引き立たせる、ファッションやメイクに役立つ「パーソナルカラー」についてご紹介します。

このページを簡潔にまとめると・・・

  • 似合う色とは、人によって異なる肌や髪の色、瞳や唇の色をうまく活かし、その人を一番魅力的に見せてくれる色のこと。
  • パーソナルカラーをメイクに活かせば、流行りのチークやリップに振り回されることなく、より自分を魅力的に見せる色を選べるように。
  • パーソナルカラーをファッションに活かせば、その人が本来持つイメージを上手に印象付けられ、相手に良い印象を与えることができるように。

自分に似合う色、パーソナルカラーとは?

自分に似合う色、つまりパーソナルカラーとは、その人を一番魅力的に見せてくれる色のことです。人によって肌や髪の色、瞳や唇の色は異なります。同じ肌色に見えても、黄みの強い肌の人と青みがかった肌の人がいるのです。その違いにより、「Aさんはこの色を着ると顔色が明るく見えるけど、Bさんは肌がくすんで見える」ということが起こります。

パーソナルカラーとは、別の言い方をすればその人の欠点を目立たなくさせ、長所を引き出す役割を担う色のことです。赤は似合うが緑は似合わない、ということではなく、同じ赤でもビビッドな赤は良いがピンクがかった赤は避けた方が良い、というように、色みによって判断します。

4つのパーソナルカラータイプ

パーソナルカラーは、肌や髪、瞳の色などから4タイプに分類することが可能です。

  • 春タイプ(ブライトスプリング):黄みがかった透明感のある肌。明るくカラフルな色がおすすめ。
  • 夏タイプ(パステルサマー):頬に淡いローズピンクを感じる肌。優しいパステルカラーがおすすめ。
  • 秋タイプ(ディープオータム):黄みのある暖かな肌。深みのある色がおすすめ。
  • 冬タイプ(ブリリアントウィンター):血色の代わりに青みを感じさせる肌。モノトーン+鮮やかな色がおすすめ。


自分に似合う色を知るには、顔の下にさまざまな色みの布を当て、一番顔色がきれいに見える色を探す方法の他、チャートを使ってチェックする方法もあります。

パーソナルカラーをメイクに活かす

パーソナルカラーは、生まれ持った本来の肌や髪の色、瞳や唇の色などで決まります。パーソナルカラーが分かれば、メイクの色選びでの失敗が減ります。流行りのチークやリップに振り回されることなく、より自分を魅力的に見せる色を選べるようになるでしょう。

普段メイクがうまくいかないように感じるのは、パーソナルカラーに合わない色を肌にのせていることが原因かもしれません。

パーソナルカラーをファッションに活かす

パーソナルカラーをファッションに活かすと、女性はもちろん、男性の服選びやコーディネートのセンスアップにもつながります。

例えば、ネクタイやジャケット、Yシャツの色の組み合わせで顔色の見え方が左右されます。パーソナルカラーをうまく取り入れることができれば、落ち着きや精悍さ、若々しさなど、その人が本来持つイメージを上手に印象付けられるので、ビジネスの場面でも相手に良い印象を与えることができるでしょう。

また、パーソナルカラーは服だけでなく、靴やアクセサリー・眼鏡・バッグなど、ファッション全般で活用することができます。

まとめ

パーソナルカラーについてさらに深く知るための方法の1つとして、パーソナルカラリスト検定があります。パーソナルカラリスト検定は、仕事に結びつくことはもちろん、メイクやファッションにパーソナルカラーを取り入れ、自分や他の人を魅力的に見せる能力を身につけられます。友人や家族にアドバイスをしてあげることもできるため、周囲の人々との会話や関係性をさらに深めることも可能です。

私生活に仕事にと、幅広く実践的に役立つのがパーソナルカラーの大きな魅力です。パーソナルカラーを学んで、今の生活をより一層充実させてみてはいかがでしょうか。

生涯学習のユーキャン
この記事の監修者は生涯学習のユーキャン

1954年設立。資格・実用・趣味という3つのカテゴリで多岐に渡る約150講座を展開する通信教育のパイオニア。気軽に始められる学びの手段として、多くの受講生から高い評価を受け、毎年多数の合格者を輩出しています。
近年はウェブ学習支援ツールを拡充し、紙の教材だけでは実現できない受講生サポートが可能に。通信教育の新しい未来を切り拓いていきます。

よくある質問

カラーコーディネーターって?

たくさんある色の中から微妙な色の違いを見極め、効果的に色をコーディネートするのがカラーコーディネーターの仕事。ファッションや化粧品業界はもちろん、ブライダル業界から出版・広告・Web業界など、さまざまな舞台で色彩のスペシャリストがたくさん活躍しています。

色に関わる資格は何がある?

色に関する検定は、色彩検定、カラーコーディネーター検定試験、パーソナルカラリスト検定、色彩士検定と様々あり、それぞれで強みや特色、身につく知識が異なります。

色の知識が活かせる仕事・就職先って?

色に関する知識が活かせる仕事としては、アパレル・ファッション業界、メイク・ネイル業界、美容業界、ブライダル・ジュエリー・フラワー業界、インテリア・建築業界、出版・広告・Web業界などが挙げられます。

講座との相性を確かめよう

講座との相性を確かめよう

カラーコーディネート講座があなたに向いているのか相性診断でチェック!
80%以上の相性なら今すぐ申し込みして、人気の専門資格を手に入れよう!

センスを磨きながら資格も取得!

カラーコーディネートは、たくさんの色から微妙な違いを見極めて、効果的に色をコーディネートすることができるスキル。
色彩に関する基本的なノウハウをしっかりと習得できるので、ファッションや化粧品、ヘアメイクやブライダル業界はもちろん、広告・宣伝、出版、デザイン関係と、活躍の場はたくさん! また、インテリアや服装のコーディネートスキルも学べるので、日常生活でも効果を発揮できます。
ユーキャンの「カラーコーディネート」講座のメインテキストは、オールカラー! 他にも、カラーカードを切り貼りしながら配色のイメージが覚えられる「ワークブック」など、副教材も充実しています。受講生に人気の「パーソナルカラー診断」を受ければ、自分にぴったり似合う色がわかるので、普段の服装のコーディネートやメイクに活かせるのも魅力! 楽しみながらセンスが磨けます。
同時に、(一社)日本カラリスト協会が主催する、パーソナルカラリスト検定2・3級合格が目指せます!