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ネイリストの仕事内容は? 資格取得後の就職先について
- 更新日:2023/07/14
就職や転職の役に立つ資格として、安定した人気を得ている「ネイリスト」。資格を取得して、ネイリストとして活躍したいと考えている女性の方も少なくないでしょう。
また、ネイルをすることが好きで資格を取得したものの、今後どう生かすかはまだ決めていないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、ネイリストの主な仕事内容や、資格取得者の具体的な就職先などについてご紹介します。
このページを簡潔にまとめると・・・
- ネイリストの仕事は、ネイルケアやネイルカラー、ネイルアートを施して、お客さまの爪を美しく見せること。
- 就職先は、ネイルサロンが中心ですが、美容院やエステティックサロン、結婚式場なども候補になります。
- ネイリストの仕事に就く上で資格は必須ではないですが、技術上の説得力が生まれ、就職でも有利に。
- 資格以外でもコミュニケーション力や衛生管理に関する知識、ファッションや色彩への興味・知識も重要。
ネイリストの仕事内容は?
ネイリストの仕事は、お客さまの爪に対してお手入れをしたりデザインを施したりして、美しく見せること。では、その詳しい仕事内容はどのようなものなのでしょうか?以下では、ネイリストの主な仕事内容についてご紹介します。
ネイリストの主な仕事内容
- ネイルケア:爪の長さを整えて、表面を磨いたり根元の甘皮を処理したりして、地爪を美しく健康に保つお手伝いをする。
- ネイルカラー:爪にマニキュアやジェルネイルを塗布し、美しくカラーリングしながら補強する。
- ネイルアート:カラーリングした爪にアクリルカラーやジェル、ラインストーンやシールなどで美しくデザインを施す。
ネイリストの仕事では、爪にデザインを施すネイルカラーやネイルアートの作業がクローズアップされることがほとんどでしょう。
しかし、地爪を美しくお手入れするネイルケアの作業もとても重要です。実際にネイリスト検定の試験内容でも、「JNECネイリスト技能検定3級・2級」や「JNAジェルネイル技能検定初級・中級」では、ネイルケアの項目が重要視されています。
資格取得後のネイリストの就職先
ネイリストの資格取得者の就職先は、民間経営のネイルサロンが中心となります。また最近では、家事・育児と仕事を両立させたいという女性が「ホームサロン」を開業するケースも増えています。
ネイリストの主な就職先
ネイルサロンや自宅開業(ホームサロン経営)だけではなく、ネイルメニューを取り入れている美容院やエステティックサロン、結婚式場なども就職先として挙げられます。ネイリストとしての経験を積み、さらに講師の資格を取得し、ネイルスクールの先生になる方もいらっしゃいます。
そもそもネイリストになるには資格は必須なの?
ネイルの資格であるネイリスト技能検定やジェルネイル技能検定は、ネイリストの仕事に就く上で必須の資格ではありません。
しかし、資格を持っていればお客さまに対して技術上の説得力が生まれますし、身体に触れる仕事である以上、資格を重視するお客さまも多いでしょう。ネイリストとして就職するときにも同様で、資格を取得しておいた方が有利になります。
ネイリストになるには、「JNECネイリスト技能検定」の「2級」以上、もしくは「JNAジェルネイル技能検定」の「中級」以上は取得しておくのがおすすめです。ネイルサロンへ就職する際にも有用ですし、自宅開業の場合も集客への助けやご自身の自信にもつながるでしょう。
資格以外にネイリストに求められるスキルや知識は?
ネイリストとして長く活躍するためには、「JNECネイリスト技能検定」や「JNAジェルネイル技能検定」の資格を取得することのほかにも、身につけておきたいスキルや知識があります。
【1】お客さまとのコミュニケーション力
まず欠かせないスキルとして「お客さまと明るく誠実にコミュニケーションができること」が挙げられます。美容師やエステティシャンなどと同様、ネイリストはお客さまと長時間、顔を合わせて施術を行います。お客さまが楽しく安心して施術を受けられ、「またサロンに来たい」と思っていただけるよう、笑顔でトークをしながら施術できることが大切です。
【2】爪の美容や健康、衛生管理に関する知識
サロンを訪れるお客さまの中には、爪の美容だけでなく地爪のコンディションに関するお悩みを抱えている方も多いです。そんな方に正しいアドバイスができるというのも、ネイリストにとって大切なこと。
また、ネイリストは人の身体に触れる仕事でもあるため、器具や設備の衛生管理がきちんと行われているかどうかも大切です。ご自宅でサロンを開業する方は特に、ネイリストの資格とともに「ネイルサロン衛生管理士」の資格を取得するケースが増えています。
【3】ファッションや色彩への興味・知識
ネイルサロンのお客さまが全員、ファッションに関する知識が豊富だとは限りません。「デザインはお任せ」という方や、「○○色の服に合わせてほしい」などの要望をお持ちの方も少なくありません。
お客さまの持つ雰囲気や服装に合ったネイルデザインをいつでも提案できることも、ネイリストの大切な仕事の1つになるでしょう。また、ネイルデザインの流行も季節や年単位で変化しますから、最新のトレンドを常にキャッチできる、ファッションや色彩への興味や知識も重要です。
まとめ
今回は、ネイリストの仕事内容や資格取得者の主な就職先などについてご紹介しました。
女性に安定した人気のあるネイリストの資格ですが、それを生かし仕事にするには、さまざまな知識や興味、そしてお客さまの役に立ちたいという意欲が大切です。一見派手なイメージのあるネイリストですが、日々コツコツと地道に知識や技術を身につけ続けることも、長く活躍するためには不可欠になるでしょう。
- この記事の監修者は生涯学習のユーキャン
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