• 公開日:2020/06/01

ケアマネジャーになりたいと考えていて、どのように試験対策をすべきか知りたい人もいるのではないでしょうか。ケアマネジャー試験に合格するためには、事前に試験内容を知り、試験対策のコツを把握しておくことが大切です。

この記事では、ケアマネジャー試験の概要について、また、ケアマネジャー試験とあわせて他の介護系資格の合格率と難易度についても解説します。加えて、ケアマネジャー試験は独学で合格を目指せるのかどうか、学習する際のポイントなどを紹介します。ぜひ、試験合格に役立ててください。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の概要

ケアマネジャーは、介護を必要とする人が適切な介護サービスを利用できるように、介護サービス計画の作成・提案などをする仕事です。利用者が適切な介護サービスを利用し、自立した日常生活が送れるようにサポートをします。ケアマネジャーの試験の概要を説明します。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の正式名称

ケアマネジャー試験は、正式には「介護支援専門員実務研修受講試験」といいます。

2018年10月から受験資格が改定

ケアマネジャー試験の受験資格は、2018年10月の試験から改定されています。以前は、「介護等業務経験5年以上+介護資格の取得」、「介護等業務経験10年以上(無資格者の場合)」でも受験資格がありましたが、廃止となりました。

2018年10月からは、「特定の国家資格等に基づく業務経験が5年以上かつ900日以上」「介護施設等での相談援助業務経験が5年以上かつ900日以上」のいずれかの条件を満たすことで受験資格を得られます。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の出題形式

ケアマネジャー試験の出題形式は、大半の都道府県でマークシート方式が採用されており、5つの選択肢から複数解答する形式になります。配点は1問1点となっています。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の試験内容

ケアマネジャー試験は、「介護支援分野」「保健医療福祉サービス分野」の2つの分野から出題されます。介護支援分野は25問、保健医療福祉サービス分野は基礎が15問、総合が5問、福祉サービスの知識等が15問で、試験の問題数は合計で60問です。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の試験時間

ケアマネジャー試験の試験時間は120分です。身体に障がいがあるなど、試験を受けるにあたって配慮が必要な方のために、別途、試験時間が定められています。

試験合格後に「実務研修」受講が必要

ケアマネジャーには、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格しただけではなれません。試験合格後に、「介護支援専門員実務研修」で講義形式と演習形式合わせて87時間の研修と、居宅介護支援事業所での3日程度の実習を受けます。その後、各都道府県に登録申請をする必要があります。申請が受理されると介護支援専門員証が交付され、ケアマネジャーとして働けます。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験と他資格の合格率・難易度の違いは?

ケアマネジャー試験と他の介護系資格について、合格率や難易度がどのように違うか、以下で解説します。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の合格率・合格ライン

第17回~第21回の合格率と合格ラインを以下の表で確認していきましょう。


合格率

試験実施日 合格率 受験者数 合格者数
第21回(2018年10月14日) 10.1% 49,332人 4,990人
第20回(2017年10月8日) 21.5% 131,560人 28,233人
第19回(2016年10月2日) 13.1% 124,585人 16,281人
第18回(2015年10月11日) 15.6% 134,539人 20,924人
第17回(2014年10月26日) 19.2% 174,974人 33,539人

ケアマネジャー試験の合格率は10~20%程度です。第21回では第20回と比べて合格率が大幅にダウンしています。さらに、受験者数が大きく減少していることがわかります。理由としては、受験資格が改定により厳しくなったことが考えられます。


合格ライン

試験実施日 介護支援分野 保健医療福祉サービス分野
第21回(2018年10月14日) 13点 22点
第20回(2017年10月8日) 15点 23点
第19回(2016年10月2日) 13点 22点
第18回(2015年10月11日) 13点 25点
第17回(2014年10月26日) 14点 25点

介護支援分野は25点満点、保健医療福祉サービス分野は35点満点です。各分野の正答率70%以上が基準とされています。しかし、上記の表からわかるように、合格ラインは毎年変動することを頭に入れておくことが大切です。

介護福祉士試験との違い

介護福祉士試験は、マークシート方式で5つの選択肢から適切な解答を1つ選ぶ形式です。問題数は125問あり、試験時間は220分あります。

近年の合格率は60%~70%程度で、ケアマネジャー試験と比較して高くなっています。また、ケアマネジャー試験と異なり複数解答する必要がないため、解答を導きやすいといえます。ただし、介護福祉士は問題数が多く、試験時間が長いため集中力が必要だといえます。

社会福祉士試験との違い

社会福祉士試験は、マークシート方式で解答を1つ選ぶ形式です。問題数は150問あり、試験時間は240分です。近年の合格率は25%~30%程度で、ケアマネジャー試験と比べて合格率は若干高い傾向にあります。また、介護福祉士試験と同じで問題数が多く、試験時間が長いです。そのため、時間配分もしっかり考えて受験する必要があります。

理学療法士試験との違い

理学療法士試験は、一般問題と実地問題が出題されます。一般問題が160問、実地問題は40問出題され、問題数は合計で200問です。出題形式は、マークシート方式が採用されています。近年の合格率は80%程度と、ケアマネジャー試験よりも高いです。問題数は200問とボリュームがあるため、幅広い知識を身につける必要があります。

精神保健福祉士試験との違い

精神保健福祉士試験は、マークシート方式で16科目から出題され、問題数は163問です。社会福祉士の資格を持っている人は、科目の受験が一部免除されます。

近年の合格率は60%程度で、ケアマネジャー試験の合格率より高いです。ただし、科目数が16科目と多いため、幅広い知識が必要です。また、試験会場は全国で7箇所のみのため、住んでいる場所によっては受験会場まで行くことがが大変かもしれません。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験対策は独学でもできる?

ケアマネジャー試験は他資格と比較しても難易度は高いですが、試験対策は独学でも可能です。自分でケアマネジャー試験対策用としてテキストや過去問を購入して、学習を進めていくかたちになります。そのため、自分で計画を立てられ、自分のペースで学習できます。

だたし、学習していくなかで分からないことがあっても、自分で調べて解決しなければいけないのがデメリットです。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験対策のコツは?

ケアマネジャー試験対策のコツについて詳しく解説します。事前に把握して、学習をスムーズに進めていきましょう。

テキスト学習のポイント

テキストを活用するにあたって、まず1周目では、ケアマネジャー試験で必要な知識はどういったものなのかなど、全体を把握していきましょう。1周目ではあまり時間をかけずに、どんどん次に進む感覚でテキストを読み進めていくことが大切です。そして、2周目以降で、解答して間違えてしまったところなど、細かい部分を集中して学習していくのがおすすめです。

この方法を何度も繰り返し行うことによって、確実に知識は定着していきます。

過去問演習も必須

ケアマネジャー試験対策では、過去問演習も積極的に行うことが大切です。テキストで知識をインプットし、過去問でアウトプットすることでより理解が深まり、実践力が身につきます。

ケアマネジャー試験では、要介護認定などのように繰り返し出題される部分もあります。過去問に取り組むことによって、そういった重要な問題を把握することも可能です。また、試験での時間配分についても過去問を解くことで、自分なりの戦略を考えられるようになります。

時事問題は普段からのチェックが大切

ケアマネジャー試験では、時事問題から問題が出題されることもあります。今、社会でどんな問題が起きているのか把握していないと、試験に対応できません。そのため、時事問題については、日々ニュースや新聞などでチェックしておくことが大切です。「朝の通勤前にチェックする」など、1日のうちで時間を決めて行うといいでしょう。

試験本番でのポイント

試験本番では、普段学習している内容だけでは解けない、難しい問題も出題されます。難しい問題に時間をかけてしまうと、他の確実に解ける問題を解答する時間がなくなってしまいます。そのため、難しい問題は飛ばして、最後にまわすようにすることが大切です。

もし、最後にまわして解けなかった場合でも、他の問題で確実に点数を稼いでおくと合格できる可能性が高まります。

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験の合格には通信講座の利用がおすすめ

ケアマネジャー試験の合格の可能性を高めるには、通信講座を利用することがおすすめです。では、通信講座にはどのようなメリットがあるのか説明します。

通信講座を利用するメリット

通信講座はスクールに通うよりも、費用を安く抑えられます。使用するテキストも独学で使うテキストに比べて、試験での重要なポイントを押さえているためわかりやすいです。仕事が忙しくても、隙間時間を活用して自宅で学習できることから、効率よく知識を身につけられます。

他にも、学習していく途中でわからないことがあれば、質問できる点も、通信講座のメリットです。

まとめ

ケアマネジャー試験は他資格に比べて合格率が低く難易度は高いため、しっかりと適切な試験対策をする必要があります。試験対策においては、通信講座を利用することで効率よく学習が進められます。

ユーキャンのケアマネジャー講座は、初めてでも無理なく自分のペースで合格を目指せます。オリジナル教材の「でるケアBest200」では、ポイントを押さえた重要な内容を確認できます。また、教育訓練給付制度を利用すれば、学費の20%が支給されるので、費用を抑えることも可能です。これからケアマネジャー試験合格を目指す方は、ぜひご活用ください。

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ケアマネジャー(ケアマネージャー)とは、介護保険制度の中核を担う資格です。介護を必要とする方と、福祉・医療・保健のサービスとを結ぶ「架け橋」となる重要な役割を担っています。超高齢社会の今、要介護者の増加によって、ケアマネジャー(ケアマネージャー)の需要は高まっています。現在、介護福祉士や社会福祉士など介護・福祉関連の仕事に就いていて、キャリアアップを目指したい方におすすめの資格です。ケアマネの資格の取得によって、ケアプランの立案、サービスの調整、モニタリングなど、扱える業務の幅が大きく広がります。有資格者は、介護業界における就職・転職はもちろん、結婚・出産後の再就職にも有利です。
ユーキャンのケアマネージャー講座は、効率よく学べる工夫が満載。試験の出題傾向に沿ってムダなく学べるテキストに加え、特に試験に出がちな重要なポイントをコンパクトにまとめた「でるケアBest200」などの便利な副教材も充実。ケアマネジャー試験は、5肢複択でほとんどの都道府県が論文試験や実技試験がないマークシート方式を採用。解答しやすい試験と言えます。本講座で、合格のポイントをきちんと押さえながら学習を進めれば、初めてでもムリなくケアマネ試験合格を目指すことができます。働きながらでも無理なく学べるカリキュラムなので、忙しい方も安心して受講できます。

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