土木施工管理技士試験について

土木施工管理技士の仕事内容とは

土木施工管理技士は、実務経験を積み検定試験に合格することで取得できる国家資格です。土木工事では、現場責任者の主任技術者や監理技術者の配置が法律で義務付けられています。これらの役割を担っているのが土木施工管理技士です。土木施工管理技士は土木工事の現場だけでなく、地震や台風などの自然災害時にも需要があります。
道路やトンネル、ダムの建設などで復興にも貢献できるやりがいが持てる職業です。しかし、若い世代の資格取得者が少なく、人手不足や後継者の育成などの課題が残されており、土木施工管理技士の需要はますます高まっています。

第1次検定は、17歳以上ならどなたでも受検可能!

2021年度から試験制度が変更され、2級土木施工管理技士は、第1次検定のみ受検する場合、17歳以上であればどなたでも受検が可能になりました。

【試験制度の変更について】

土木施工管理技術検定試験は、2021年度から試験制度が変更されます。
当講座では、試験制度変更に伴う学習上のフォローは、追加の教材をお送りするかたちで行う予定です。どうぞご安心の上、ご受講ください。

●新試験制度の概要
  • 「学科試験」「実地試験」から「第1次検定」「第2次検定」へ名称変更
    試験日程は従来の「学科試験」「実地試験」と同様のため、学習スケジュールに変更はありません。
  • 「技士補」を新設
    第1次検定に合格するだけで、「2級技士補」資格が得られます。
  • 第1次検定合格は無期限有効
    これまでは、学科試験・実地試験を受験し、学科試験に合格し、実地試験が不合格だった場合、その学科試験が免除されるのは翌年まででした。新制度からは、第1次検定に合格すれば、原則、無期限有効ですので、いつでも第2次検定から挑戦することができます。

  • 2021年4月時点の情報を元に掲載しています。受検申込の際は、「(一財)全国建設研修センター」までお問い合わせの上、最新情報をご確認ください。

第2次検定の受験資格について

第2次検定の受検には実務経験が必要です。卒業した学科によって、必要な実務経験の年数に違いがあります。詳しくは(一財)全国建設研修センターのホームページ等でご確認ください。

【指定学科卒】必要な実務経験年数
大学卒業者
専門学校卒業者(「高度専門士」に限る)
1年以上
短期大学卒業者
高等専門学校卒業者
専門学校卒業者(「専門士」に限る)
2年以上
高等学校卒業者
中等教育学校卒業者
専門学校卒業者(「高度専門士「専門士」を除く」)
3年以上
その他の者 8年以上
【指定学科以外卒】必要な実務経験年数
大学卒業者
専門学校卒業者(「高度専門士」に限る)
1年6ヵ月以上
短期大学卒業者
高等専門学校卒業者
専門学校卒業者(「専門士」に限る)
3年以上
高等学校卒業者
中等教育学校卒業者
専門学校卒業者(「高度専門士「専門士」を除く」)
4年6ヵ月以上
その他の者 8年以上
  • 実務経験年数とは、土木工事現場において工事の施工管理業務に従事した経験年数をいいます(実務経験年数はいずれも「卒業後」の年数を示す)。
  • 指定学科とは、土木工学、都市工学、衛生工学、交通工学、及び建築学に関する学科をいいます(農業土木、森林土木、鉱山土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)。

第1次検定は60%以上の得点でOK

第1次検定は「土木工学等」「施工管理法」「法規」の3科目。必須問題と選択問題があり、全体で60%以上の得点が合格の目安と言われています。

解答しやすいマークシート方式

第1次検定は問題のすべてが、比較的解答しやすいマークシート方式。丸暗記は必要ありません。
また、合格定員が決められている試験ではないので、しっかり準備をすれば、初めてチャレンジする方でも十分に合格が狙えます!

第2次検定は実務経験をもとに答える記述問題

第2次検定は、これまでの工事の実務経験をもとに解答していく記述式。
ユーキャンでは、第2次検定対策も可能!あなたの経験記述を講師がチェック。得点力アップのアドバイスを添えてお返しします。

  • 第1次検定のみ合格した場合、原則、無期限有効ですので、いつでも第2次検定から受検できます。
試験ガイド
試験日 ■2021年度
第1次検定(前期):6月上旬
第1次検定・第2次検定(同日試験)/第1次検定(後期)/第2次検定:10月下旬
合格発表 ■2021年度
第1次検定(前期):7月上旬
第1次検定(後期):1月中旬
第1次検定・第2次検定(同日試験)/第2次検定:2月上旬
受検手続き (一財)全国建設研修センター及び各地方の地域づくり協会等に「申込用紙および受検の手引き」を請求の上、所定の期間内に受検手続きを取ってください。
試験内容 【第1次検定】
「土木工学等」「施工管理法」「法規」の3科目。
上記3科目には、必須問題と選択問題があります。
【第2次検定】
「施工管理法」(記述式で工事の実務経験が書けるかどうかなどが判定されます)
  • 第1次検定のみ合格した場合、原則、無期限有効ですので、いつでも第2次検定から受検できます。
合格率 【2020年度】
◆学科試験:70.4%
◆実地試験:44.2%
  • 2020年度(令和2年度)までの試験は旧試験制度で実施されています。
試験実施団体 (一財)全国建設研修センター
  • 2021年4月時点の情報を元にしています。受検申込みの際は、「一般財団法人 全国建設研修センター」までお問い合わせの上、最新情報をご確認ください。

よくある質問

土木施工管理技士試験 の難易度・合格率を教えてください。

2級土木施工管理技士の試験は、しっかりとした試験対策が必要です。特に一次試験の学科では、過去の試験問題と似かよった問題の出題率が高い傾向にあります。土木工事に必要な基礎知識を習得し、過去問を繰り返し解いて勉強することで、合格圏内を目指すことも可能です。
また、合格ラインの正解率は学科、実地ともに60%以上です。常に60%以上の正解率で過去問を解けるようになれば、合格圏内に入ることができます。ただし、試験の実施状況などによって合格基準は変更される可能性もあります。

資格取得を取得するメリットは?

2級土木施工管理技士資格を取得するメリットは、受験資格にある実務経験と、土木技術に関する基礎知識がある証になることです。国家資格のため、社外での信頼も得やすく、また建設業許可を得るうえで土木施工管理技士は欠かせない存在です。そのため、土木施工管理技士の資格があると企業からも重宝されます。
さらに土木工事の管理責任を果たす重要なポストのため、作業員として働くよりも資格手当や給料のアップが期待できます。土木施工管理技士は全国の土木現場で活躍できる需要の高い資格であることから、昇進の可能性も大きいです。また、2級土木施工管理技士の資格は、転職を希望する場合にも有利に働きます。

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土木施工管理技士とは、土木関係の分野で大変重要視される資格の一つで、昇給・昇進に直結しやすい資格として知られています。2級の有資格者は、河川、港湾、道路、鉄道、上下水道工事など、土木工事を伴う公共工事の現場で、作業工程の責任者として活躍することが可能です。
土木施工の分野で深い技能を習得したい方におすすめなのが、ユーキャンの「2級 土木施工管理技士」講座。講座では、難しい土木関係の専門用語や計算式などをわかりやすく解説。初めての方でも、一からムリなく専門知識を深めていくことができるはずです。また、将来的には管理技術者として活躍できる1級の資格を目指す方にも必ず役に立つ知識が集約されているので、土木施工の見識を深めたい方や、幅広い知識を習得したい方にぴったりの内容です。

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