• 更新日:2022/12/23

仕事に役立てるため、行政書士の資格取得を検討している人は多いです。行政書士の資格試験は難易度が高く、試験のための勉強時間がどれくらい必要なのか気になります。

この記事では、試験に合格するために必要な勉強時間、試験の概要などを解説します。

行政書士の試験とは?

行政書士試験は、行政への許認可申請や書類の作成を行える国家資格。受験資格は特になく、年齢や学歴、国籍を問わず、誰でも受験可能です。

行政書士の試験は、行政書士を目指す人の多くが受験する試験です。行政書士の資格は、取得することで行政への許認可申請や書類の作成を行える国家資格です。資格試験に合格後、行政書士名簿に登録すれば業務を行えます。

行政書士試験の概要

行政書士試験は、毎年11月の第2日曜日に行われます。受験資格は特になく、年齢や学歴、国籍を問わず、誰でも受験可能で、受験費用は7,000円です。試験科目は、「行政書士の業務に関し必要な法令等(46問)」、「行政書士の業務に関連する一般知識等(14問)」の2種類で、合計60問が出題されます。合格基準は300点満点中180点以上と、6割以上の得点を取得することが目安となります。

行政書士試験の難易度

行政書士試験は、過去10年間で比較すると、合格率が上昇傾向にあります。試験は法律関連が中心であり、合格者は10人に1人と、難易度は高めです。ただし、弁護士や司法書士など、他の法律を扱う資格試験と比較すると、行政書士の難易度は低めと言えます。

勉強時間の目安は500~1,000時間

行政書士に合格するために必要な勉強時間の目安は500~1000時間。通学や通信講座などを活用すれば効率よく目指せます。

行政書士に合格するための勉強時間は、500~1,000時間が目安です。独学・専門学校・通信講座などで学ぶ方法があります。どのような勉強方法を選ぶか、1日に確保できる勉強時間や、1週間のうち勉強できる日数などによって、合格までに必要な勉強時間は異なります。

もともとの法律の知識の有無によっても勉強時間は変わってきます。以下はあくまでも目安として、参考にしてください。

まとめ

行政書士試験に合格するためには、法律知識の有無などにより個人差がありますが、およそ500~1,000時間の勉強が必要と言われています。自分が確保できる時間を考え、無理のない計画を立てることから始めましょう。

独学では続ける自信がない、もっと効率的な勉強をしたいといった場合には、通信講座の活用をおすすめします。ユーキャンの行政書士講座では、民法や行政法など配点の高い科目から、効率的に進められるようテキストが工夫されています。試験対策として重要な過去問題については非常に丁寧な解説を行っています。質問や添削のサポートもあり、継続して勉強が進められます。行政書士試験を受験する人はぜひ検討してください。

この記事の監修者は海野 高弘(うみの たかひろ)

東京都出身 
東京都行政書士会文京支部理事
趣味は、資格試験短期合格法の研究、野球、釣り、旅(判例現場巡り&寅さんロケ地巡り)
2000年 行政書士試験受験、翌年合格
2004年 ユーキャン行政書士講座 講師
2012年 ユーキャン行政書士講座 主任講師
モットーは、「夢なき者に成功なし」「短期合格は第一歩がすべて」「法律は暗記ではなく思考力」

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ユーキャンで目指せる国家資格の中で人気の「行政書士」。市民と官公署とをつなぐ法務と実務のスペシャリストです。
資格取得後は、法律関連の業務全般について、書類作成業務や官公署への書類提出手続き代理業務、契約書等代理作成業務など、気軽に市民の目線で相談できる「頼れる法律家」に。扱える書類は数千種類もあり、業務範囲の広い国家資格です。独立・開業して社会に役立つことはもちろん、企業への就職・転職にも有利になります! また近年は、行政書士法改正で「代理権」が付与され職域が拡大したこと、行政書士法人の設立が可能となる改正法の施行など、時代の流れはまさに追い風となっています。
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