• 公開日:2021/03/11

一般的に、マンション管理士の年収は400万円前後といわれています。ただし、場合によってはさらに高い年収を稼げるケースもあります。

この記事では、マンション管理士の年収について詳しく説明しています。マンション管理士の将来性や資格の取得方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

マンション管理士とは?

マンション管理士とは、専門知識に基づいてマンションを管理するための国家資格です。マンションを管理するプロフェッショナルとして、マンション管理組合や住人にアドバイスするのが主な仕事です。

そのため、マンションの運営に関する法律はもちろん、構造や設計に関する幅広い知識が求められます。マンション管理士と似ている資格としては「管理業務主任者」があり、ダブルライセンスの取得を目指す人も多いです。

以下では、マンション管理士と管理業務主任者の違いについて詳しく説明します。

マンション管理士と管理業務主任者の違い

マンション管理士と管理業務主任者はどちらもマンション管理に関する国家資格です。ただし、それぞれ異なる役割を果たしており、仕事内容や年収に違いがみられます。


仕事内容の違い

マンション管理士は、マンションの管理に関して第三者の立場からアドバイスをします。コンサルタントやアドバイザーのような存在です。依頼があれば大規模修繕に向けて計画を練ったり、住民からの相談を受け付けたりする場合もあります。一方、管理業務主任者はマンションの管理会社に所属し、管理組合に対して重要事項の説明や管理事務の報告などを行います。これらの仕事は管理業務主任者でないと行えない独占業務です。


年収の違い

一般的に、マンション管理士の年収は400万円程度、管理業務主任者の年収は300万~500万円程度といわれています。マンション管理士が独立・開業も可能であるのに対し、管理業務主任者はマンションの管理会社に勤務するのが基本です。実際の年収は所属する企業や働き方によっても変化するでしょう。マンション管理士の年収については、次で詳しく説明します。

マンション管理士の年収

ここでは、マンション管理士の年収について説明します。

一般的にいわれている年収

一般的に、マンション管理士として企業に勤める場合の年収は、400万円程度といわれています。ただし、長く働いていてキャリアが豊富な人は、より高い年収を得ているケースもあるでしょう。あくまでも平均して400万円程度といわれているのにすぎず、同じマンション管理士の有資格者でも人によって年収に幅があります。


複数の資格保持により年収がアップするケースも

マンション管理士の有資格者は、他の資格も取得すると年収をアップさせられる場合があります。たとえば、二級ボイラー技士や宅地建物取引士などは、マンション管理士の業務にも深く関係する国家資格です。そのため、マンション管理士の資格とともに取得していると、評価が上がったり依頼につながったりする可能性があるでしょう。

独立・開業した場合の年収(例)

マンション管理士は独立・開業しやすいといわれています。独立・開業した場合、企業に勤めて働くよりも年収アップを狙えるケースもあります。努力してたくさんの仕事の依頼を獲得できれば、1,000万円以上の年収を目指すことも可能です。ただし、そのためには経験をしっかり積みつつ、営業活動にも力を入れる必要があります。

年齢や再就職などさまざまな条件によっても異なってくる年収(例)

マンション管理士は経験が重視される場合も多いため、年齢を重ねても活躍しやすいです。そのため、定年を迎えてから独立・開業したり再就職したりする人もいます。定年後に働く場合は、一般的な年収よりも低めになるケースが多いです。また、マンション管理士の年収は地域や勤務する企業の規模によっても変わります。

マンション管理士の年収がそれほど高額ではないように感じられる理由

マンション管理士は国家資格であり、試験の合格率は低いです。これらの事実を考慮すると、年収は意外と高くないように感じる人もいるでしょう。その理由としては、以下のことが挙げられます。


独立・開業者には年金受給者も多いなどの理由がある

マンション管理士として独立・開業している人の中には、年金受給者も多く存在します。その場合、マンション管理士として得られる年収がそれほど高くなくても、年金と合わせれば十分な金額になります。そのため、仕事をあえて詰め込みすぎないようにしている可能性があるでしょう。そもそも年収のデータには独立・開業した人が含まれていないケースもあるため、あくまで参考程度として考えるのが無難です。

なお、規模が小さく利益が少ない企業であればマンション管理士の資格があっても年収は低めになりますので、企業の業績をチェックしたうえで勤務先を選んだほうがいいでしょう。

マンション管理士が年収を上げる方法

ここでは、マンション管理士が年収を上げる方法を説明します。

ダブルライセンスなど複数の資格取得を目指す

すでに触れていますが、マンション管理士とあわせて他の資格を取得すると年収アップにつながるでしょう。マンション管理士には独占業務がないので、特に独占業務のある資格を取得しておくと強みになります。たとえば、不動産や法律などに関する国家資格を取得しておくと心強いです。マンション管理士と相性のいい資格は多数ありますので、得意分野や希望する仕事内容に合わせてダブルライセンスを目指すことをおすすめします。


あわせて取得することをおすすめする資格

マンション管理士と管理業務主任者をあわせて取得すれば、マンションの管理に関するプロフェッショナルとして活躍できます。不動産の売買や賃貸などの取引の際に必須となる「宅地建物取引士」や、建物の設計や監理ができる「建築士」なども選択肢のひとつです。また、マンションには大きなボイラーがついていますので、「ボイラー技士」の資格も役に立ちます。手続きについて扱う場面が多いなら「行政書士」、マンションの所有者にアドバイスするなら「ファイナンシャルプランナー」を選んでもいいでしょう。

副業をもつ

勤務する企業が副業を認めているなら、副業に取り組むことで年収を上げられます。マンション管理士の資格があれば、それを活かした副業のチャンスも獲得できます。簡単な相談から少しずつ受けていけば長期的な契約に結び付き、安定的な副収入となる場合もあるでしょう。マンション管理士の資格を軸にして複数の収入源をもつと、効果的に収入アップを狙えます。

独立・開業する

独立・開業した場合、企業に勤めて働くよりも年収を増やせる可能性があります。信頼を得てたくさんの依頼を受けられれば、その分だけ収入はアップするでしょう。ただし、独立・開業を成功させるには、複数の資格を取得したり経験を積んだりする必要があります。資格取得後にすぐ独立するのではなく、しっかり準備を整えることが大切です。

マンション管理士の将来性

マンション管理士は比較的新しい資格であり、有資格者はまだそれほど多くありません。また、難易度が高いため、取得できれば活躍のチャンスは多くあるでしょう。「マンション」という居住形態がある限り、マンション管理士に対して一定の需要が見込まれます。なぜなら、マンション管理士は、マンションに関するさまざまな問題を解決するための存在だからです。新しいマンションも多く建設されていますので、築年数が経過すれば解決すべき問題が発生するマンションも増えると予想されます。

マンション管理士は長期的に役立つ資格

マンション管理士は年齢を問わず活躍できるため、資格を取得すれば長期的に活かせます。そのため、定年後に役立つ資格としても知られており、多くの人が取得を目指している状況です。さまざまな知識を必要とし、難易度は高めであるため、早いうちから勉強を始めることをおすすめします。

マンション管理士の資格取得方法

マンション管理士試験の受験申し込みができるのは例年9月頃で、試験が行われるのは例年11月の最終日曜日です。詳しい試験の日程や申し込み方法については、マンション管理士試験を実施する公益財団法人マンション管理センターのWebサイトで公開されます。試験に合格し、登録の手続きを済ませると「マンション管理士」を名乗って仕事を始めることが可能です。登録後は5年ごとに法定講習の受講が必要となります。

なお、先に管理業務主任者試験に合格していれば、マンション管理士の試験の一部が免除になります。ダブルライセンスを目指しているなら、資格を取得する順番も意識するといいでしょう。マンション管理士の資格は難易度が高めですが、将来性やニーズがあるため取得するメリットは大きいです。受験するための条件は特に定められておらず、年齢や学歴に関係なく受験できますので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

マンション管理士になれば、長期的に収入を確保できる可能性があります。特に独立開業すれば、より高い年収を目指すこともできるでしょう。

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マンション管理士は、マンション管理組合や住民からの相談に応じ、マンションで発生する様々なトラブルを法的見地から解決したり、アドバイスを行うコンサルタントです。管理業務主任者は、主にマンション管理会社の従業員として管理委託契約時に重要事項を説明したり、組合に対して管理状況の報告をするなど、幅広くマンション管理のお仕事に携わることが可能です。宅地建物取引士や建築士など不動産関連の職種や、行政書士・司法書士などの法律関連の資格とも連動させることで、活用の幅が広がります。また「マンション管理士」「管理業務主任者」の試験の特徴として、受験資格に制限がなく、試験の出題分野に重なる部分が多いため、効率よく学習すれば、一度に両試験に合格することが可能です。
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