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  • 60代の人気資格ランキング!

    いわゆる「第二の人生」が始まる60代。色々な形での「第二の人生の充実」がある中で、資格の取得もその選択肢の一つになり得るようです。60代で取得する資格とその目的とは――。60代で資格を取得した男女497名を対象に、資格取得に関する意識調査を実施しました。

    ◆調査概要

    調査対象:60代で資格を取得した男女 60代497名(男性411名、女性86名)

    実施期間:2014年8月12日〜18日

    実施方法:インターネット調査

    対象地域:全国

60代で取得した資格ランキング!

60代になってから取得した資格にはどのようなものがあるのでしょうか。
仕事に関わる資格?趣味を広げる為の資格?そこには意外な結果が…

男女で取得している資格にも傾向の違いが出ました。

  • 上位に「介護ヘルパー」「簿記」「マンション管理士」 女性の票は介護系資格に集まる

    まず、60代で取得した資格を聞いたところ、1位は「介護ヘルパー(※)」(11.9%)という結果となりました。続く2位には「簿記」(9.5%)、3位には「マンション管理士・管理業務主任者」(5.2%)、という結果に。その他の自由回答では、小型船舶免許、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、語学系の資格が多くみられました。

    また、取得した資格を男女別で比較をすると、男性は1位「簿記」、2位「介護ヘルパー」、3位「マンション管理士・管理業務主任者」という結果に。一方で女性は1位「介護ヘルパー」、2位「介護福祉士」、3位「ケアマネジャー」という結果になっており、男女で異なる資格が票を集めました。女性は、介護系の資格を取得する傾向にあるようです。

    男女別ランキングはこちら!

  • 60代になってから取った資格は何ですか?
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※「介護ヘルパー」とは正式な資格名称ではなく、ホームヘルパーや訪問介護員などを包括したものです。

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なぜ資格を?

60代で新たに資格を取得した理由には、資格ごとに様々な傾向がみられました。

また、資格取得が具体的な行動のきっかけになるケースも。

  • 多くの資格は「自分磨きのため」に。介護系資格には現実的な理由が。

    次に、それぞれの資格について、取得理由を聞いてみました。取得した資格で2位・3位となった「簿記」「マンション管理士・管理業務主任者」は、「自分磨きのため」がそれぞれ57.4%、69.2%でトップ。また、「マンション管理士・管理業務主任者」は「ボケ防止・脳の活性化のため」(46.2%)にも票が集まりました。
    他と異なる傾向が出たのは「宅地建物取引士(宅建)」で、これは「趣味の一環」(37.5%)の票が顕著に伸びています。
    一方、「介護ヘルパー」は「暮らしの中で役立てるため」(37.3%)、「介護事務」は「仕事に活かすため」(54.5%)が1位となりました。

    60代は配偶者や親等の高齢化に伴い、介護が身近な存在にあると考えられます。そのため介護系の資格については目の前のニーズを満たすという、現実的な理由から取得することが多いようです。一方で60代は退職後の「第二の人生」を歩み始めている世代でもあり、若い世代であれば仕事に直結するような資格であっても、「仕事に活かすため」よりも「自分磨き」を目的として取得する傾向が目立ちます。

  • 60代で資格を取得した理由
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  • 取得がボランティア活動のきっかけになった人も!

    60代で資格を取得して実現したことについて聞きました。最も票が集まったのは「自分のために役立てる」(34.0%)で、「自分の趣味に役立てる」(23.7%)、「現在の仕事に活かす」(23.5%)、「人のために役立てる」(20.9%)と続きます。

    自分のために役立てた方に具体的な内容を答えていただいたところ、「生きがいが見つかった」と答えた方が複数いました。また、「自信がついた」「充実した時間が得られた」「やればできる」等、満足感に関する回答も。「人のために役立てる」では、ボランティアに関する回答が多く、資格取得がボランティア活動等、具体的な行動のきっかけにもなっているようです。

これまでに見てきた内容を踏まえて、360個以上(2014年9月1日現在)の資格・検定を取得している資格アドバイザーの鈴木秀明さんに、60代で資格取得をする意義を伺いました。

新しいことに挑戦したいという気持ち

60代の方は定年退職子供の独立といったことを機に自由な時間が増えますので、趣味や教養の幅を広げるため、また、生きがいづくりや自分磨きのため、資格取得にでもチャレンジしてみるか!と考える方も多いようです。何歳になっても向上心を持って、新しいことに挑戦したいという気持ちを持ち続けられるのは素晴らしいことですね。

資格や習い事へのチャレンジを通じて、勉強仲間や共通の趣味を持つ友人をつくることで閉鎖的になりがちな交友関係の幅が広がるというメリットもありそうです。

鈴木秀明さんのプロフィール

All About「資格」ガイド。東京大学理学部卒。東京大学公共政策大学院修了。取得資格は行政書士、中小企業診断士、気象予報士、証券アナリスト、宅建、FP1級をはじめとして360個以上(2014年9月1日現在)。「資格アドバイザー」「ライセンスアセッサー」として雑誌・ラジオ・テレビなどへのメディア出演実績はのべ100件以上。

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資格取得が夢を叶える手段に?

60代で取得した資格には現実的な理由が見られましたが、今後取得したい資格には少し違った結果が。

さらに、資格の先に見えた「叶えたい夢」との関連性とは――

  • これから取得したい資格は?

    これから取得したい資格では、どのようなものが上位に来るのでしょうか。結果は「食生活アドバイザー」と「調理師」が9.9%で同率1位に。その後に「宅地建物取引士(宅建)」が続きます。「60代で取った資格」で1位の「介護ヘルパー」は、ここでは票が集まりませんでした。既に取った資格と、これから取りたい資格では傾向が異なるようです。

  • 今後取りたい資格は何ですか?
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  • 今から叶えたい夢はありますか?

    また、「これから取りたい資格」と「今から叶えたい夢」には関連性があることも分かりました。前提として、「今から叶えたい夢があるか」と聞いたところ、63.2%が「ある」と答えました。



  • あなたには今から叶えたい夢がありますか?
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  • 資格取得が夢を叶える手段にも。

    今から叶えたい夢がある、と答えた人に、具体的に叶えたい夢を聞いたところ、「これから取りたい資格」で答えた内容と、今から叶えたい夢に関連性があるものが目立ちました。資格取得が、夢を叶える手段になっているケースもあるようです。
    以下は、「これから取りたい資格」に関連する「今から叶えたい夢」の一部です。

    【食生活アドバイザー】
    創作料理(神奈川県・65歳・男性)/自宅レストランを開く(茨城県・61歳・女性)/世界のグルメめぐり旅行(福島県・62歳・男性)/料理が上手くなること(大阪府・67歳・男性)
    【調理師】
    料理人(東京都・63歳・男性)/飲食店の開業(東京都・60歳・男性)
    【社会福祉士】
    介護施設の設立(茨城県・65歳・男性)/介護関係の事務所を開設したい(兵庫県・67歳・男性)
    【行政書士】
    資格をとって開業する(埼玉県・68歳・男性)/悩んでいる人の助けになりたい(石川県・67歳・男性)
    【宅地建物取引士(宅建)】
    不動産などの仕事についてみたい。(大阪府・64歳・女性)/起業したい(栃木県・61歳・男性)
    【ケアマネジャー】
    介護関係の事務所を開設したい。(兵庫県・67歳・男性)
    【介護事務】
    介護を極めたい。(神奈川県・65歳・女性)/周りの人の介護(山口県・68歳・男性)

60代ならではの資格の活かし方について、鈴木秀明さんにお伺いしました。

あえて年齢を前面に押し出して差別化

将来に経済的・金銭的な不安を感じる方が多い中、定年後の収入を確保するために資格を取得して独立開業や再就職につなげたいという方もいらっしゃるでしょう。60代の方が資格を活かして独立開業する場合、「業界最年長の○○スペシャリスト」「おじいちゃんだけど最前線で活躍中の○○士」というように、60代であることをあえてポジティブに前面に押し出して差別化を図っていくことがポイントになるかもしれません。男性ばかりの業界で女性が活躍していると目立つように、若者ばかりの業界に60代以上でもエネルギッシュに活躍している方がいる、というだけで目立ちますし、若手より相談しやすい専門家という印象も持たれやすいのでは。

伊能忠敬やファーブルはシニア世代になってから多大な功績を残したように、何か新しいことを始めるのに遅すぎるということはまったくないのです。

鈴木秀明さんオススメ資格

社会保険労務士

  • 試験内容に年金や健康保険といった社会保険の知識が含まれるので、ご自身のライフプランを考えるためにも有益。独立開業も狙える。

    詳しくはこちら!

ファイナンシャルプランナー(FP)

  • 老後で不安になることといえばやっぱりお金のこと。保険や税金、不動産、相続など、幅広くお金に関する知識・教養が身に付く。

    詳しくはこちら!

※「介護ヘルパー」とは正式な資格名称ではなく、ホームヘルパーや訪問介護員などを包括したものです。

※記載されている会社名・製品名などは、該当する各社の商標または登録商標です。

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ご家族のため、自分のため、社会への還元のため…

資格にチャレンジしよう!という意欲には
”叶えたい夢”への推進力が隠されていました。

夢や学びに年齢は不問。
あなたも、今から始めてみませんか?