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ニュースリリース

2016.11.28

2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査

2016年に印象に残った出来事「熊本地震」と「マイナンバー制度開始」、2017年最大の注目は「アメリカ新大統領就任」、予測不可能な2017年に武器になる資格1位「ファイナンシャルプランナー」

 

2016年もあと1ヵ月を残すばかりとなりました。ブラジルで開催されたリオデジャネイロオリンピックでは、日本は史上最多となる41個のメダルを獲得、プロ野球では広島カープが25年ぶりにリーグ優勝するなど、2016年は予想外の名勝負が数多くあったスポーツイヤーといえます。また、熊本地震、鳥取地震など大規模な自然災害が多発した年でもありました。
政治・経済に目をむけても、小池百合子東京都知事の誕生、イギリスのEU離脱決定、また、先に行われたアメリカ大統領選では事前の予測に反してトランプ氏が当選するなど、想定外な出来事が多くあった一年となりました。
そんな2016年に続き、来年はどんな年になるのでしょうか?予測が一層難しくなった2017年を生き抜くために役立つ資格とは――。
通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)は、今年一年の出来事を振り返りつつ、2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査を実施、20〜40代ビジネスパーソン996名から回答を得ました。
また、20〜40代の採用担当者、および転職者それぞれ200名(計400名)に調査を行い、就職・転職に「武器になる資格」を伺いました。

 

◆20代〜40代のビジネスパーソン・採用担当者・転職者に聞いた!「武器になる資格」とは?
特設サイトURL: http://www.u-can.co.jp/2017shikaku

 

 

◆調査結果トピックス

【1】2016年、印象に残った出来事「熊本地震」(社会関連)「マイナンバー制度開始」(政治・経済関連)、2017年、話題になりそうなイベント「アメリカ新大統領就任」
●2016年印象に残った出来事:
 社会・文化関連 1位「熊本地震発生」(62.6%)、2位「SMAP解散騒動」(57.0%)
 政治・経済関連 1位「マイナンバー制度開始」(50.5%)、2位「天皇陛下、生前退位の意向を示される」(47.0%)
●ダントツの注目度!2017年話題になりそうなイベント1位「アメリカ新大統領就任」(59.9%)

【2】予測不可能な2017年を生き抜くために武器になる資格No.1「ファイナンシャルプランナー(FP)」
●経済への影響など予測不可能な2017年は、お金の知識を身につけて安心したいとの思いからか、2017年武器になる資格1位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」(32.1%)という結果に。
●2017年の所得予想「変化なし」(44.7%)、「減少する」(32.3%)、「増加する」(23.0%)

【3】採用担当者・転職者が選ぶ、就・転職に武器になる資格1位は「TOEIC(R)テスト」
●採用担当者が採用時に重視する資格、1位「TOEIC(R)テスト」(44.0%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(32.0%)
●今年転職した人が選ぶ、転職で役立った資格1位「TOEIC(R)テスト」(9.0%)、2位「簿記」(7.5%)

【4】採用担当者の75%は「資格」を重視
●採用担当者の75.0%が選考の際に「資格」を重視したことがあると回答
●うち「複数応募者の中で甲乙つけがたい場合は、資格保有者を採用する」と回答した人が半数以上という結果に

 

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【トピックス1】
2016年、印象に残った出来事「熊本地震」(社会関連)「マイナンバー制度開始」(政治・経済関連)
2017年、話題になりそうなこと「アメリカ新大統領就任」
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調査対象者全員に2016年の印象に残った出来事を聞いたところ、社会・スポーツ・自然/科学技術関連では、1位「熊本地震発生」(62.6%)、2位「SMAP解散騒動」(57.0%)、3位「不倫問題でタレントのベッキーさんが謝罪会見・活動休止」(49.3%)という結果になりました。一方、政治・経済関連で印象に残った出来事は、1位「マイナンバー制度開始」(50.5%)、2位「天皇陛下、生前退位の意向を示される」(47.0%)、3位「舛添要一都知事辞職」(35.2%)となりました。

 

 

次に、2017年に話題になりそうなことを聞いたところ、過半数の59.9%の方が1月に予定されている「アメリカ新大統領就任」を選び、2位「配偶者控除の年収要件150万円以下に引き上げ」(29.3%)を大きく引き離して1位となりました。11月に行われたアメリカ大統領選挙では、事前の予想に反してトランプ氏が当選したのが記憶に新しいところ。トランプ氏の話題は2017年ますます注目されそうです。

 

 

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【トピックス2】
予測不可能な2017年を生き抜くために武器になる資格No.1「ファイナンシャルプランナー(FP)」
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2017年に武器になる資格を聞いたところ、1位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(32.1%)、2位「TOEIC(R)テスト」(23.7%)、3位「社会保険労務士」(18.0%)と続きました。2016年は、トランプ氏のアメリカ大統領当選、イギリスのEU離脱決定、多発する自然災害など、予測不可能な出来事が多く起こった年でもあり、人生設計や老後資金などお金に関する知識を身につけ今後に備えておきたいという思いが強く反映された結果、ファイナンシャルプランナー(FP)を「武器になる資格」に選ぶ方が多かったのでしょう。なお、ファイナンシャルプランナー(FP)は4年連続で「武器になる資格」に選ばれており、世間一般のお金に対する関心が依然として高いことが伺えます。

 

 

なお、2017年の所得に対する予測を聞いたところ、「変化なし」(44.7%)、「減少する」(32.3%)、「増加する」(23.0%)という結果となりました。現状維持〜減少すると思っている方が多いことからも、お金に関する知識の重要性を感じている方が多いと言えそうです。



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【トピックス3】
採用担当者・転職者が選ぶ、就・転職に武器になる資格1位は「TOEIC(R)テスト」
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次に、採用担当者および転職者への調査より、「就職・転職に武器になる資格」を探りました。
採用担当者に、採用を判断するときに重視している資格を聞いたところ、1位「TOEIC(R)テスト」(44.0%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(32.0%)、3位「宅建士」(30.0%)、4位「社会保険労務士」(26.7%)、5位「簿記」(26.0%)という回答になりました。

 

 

なお、採用担当者が選ぶ「武器になる資格」は、業種によっても大きく異なる傾向があることがわかりました。

「TOEIC(R)テスト」を武器になる資格として選んだ比率
1. 農業・林業・漁業・鉱業 ・・・60.0%(調査平均よりも16.0ポイントプラス)
2. 建設業 ・・・60.0%(調査平均よりも16.0ポイントプラス)

「ファイナンシャルプランナー(FP)」を武器になる資格として選んだ比率
1. 金融業 ・・・69.2%(調査平均よりも37.2ポイントプラス)

「宅建士」を武器になる資格として選んだ比率
1. インフラ(電気・ガス・熱供給・水道)事業者 ・・・63.6%(調査平均よりも33.6ポイントプラス)

「簿記」を武器になる資格として選んだ比率
1. 飲食店 ・・・75.0%(調査平均よりも49.0ポイントプラス)
2. 卸売り・小売業 ・・・66.7%(調査平均よりも40.7ポイントプラス)

また、採用担当者が選ぶ「武器になる資格」は、職種によっても大きく異なる傾向があることがわかりました。特に、資材調達部門、コンサルティング部門、物流・物流管理部門は、資格取得が有利に働く傾向が高いことが伺えます。

「TOEIC(R)テスト」を武器になる資格として選んだ比率
1. 資材調達部門 ・・・76.9%(調査平均よりも32.9ポイントプラス)
2. コンサルティング部門 ・・・73.3%(調査平均よりも29.3ポイントプラス)

「ファイナンシャルプランナー(FP)」を武器になる資格として選んだ比率
1. 物流・物流管理部門 ・・・68.8%(調査平均よりも36.8ポイントプラス)
2. コンサルティング部門 ・・・66.7%(調査平均よりも34.7ポイントプラス)       
              
「宅建士」を武器になる資格として選んだ職種
1. 設計・デザイン部門 ・・・66.7%(調査平均よりも36.7ポイントプラス)
2. 物流・物流管理部門 ・・・62.5%(調査平均よりも32.5ポイントプラス)

「社会保険労務士」を武器になる資格として選んだ比率
1. コンサルティング部門 ・・・73.3%(調査平均よりも46.6ポイントプラス)
2. 資材調達部門 ・・・69.2%(調査平均よりも42.5ポイントプラス)

「簿記」を武器になる資格として選んだ比率
1. 物流・物流管理部門 ・・・68.8%(調査平均よりも42.8ポイントプラス)
2. コンサルティング部門、法務部門 ・・・66.7%(調査平均よりも40.7ポイントプラス)

一方、2016年に転職をされた方に、ご自身の転職において実際に役立った資格を聞いたところ、採用担当者と同様「TOEIC(R)テスト」(9.0%)が1位に選ばれました。以降、2位「簿記」(7.5%)、3位「宅建士」(3.5%)、4位「FP」(3.0%)と続きました。

 

 

昨今のビジネスにおけるグローバル化は著しく、英語をはじめとする外国語が使える人材のニーズがますます高まっています。採用担当者、および転職者が就職・転職で武器になる資格として「TOEIC(R)テスト」を選んだのも、こうした世相が反映されたものと言えるでしょう。

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【トピックス4】
採用担当者の75%は「資格」を重視。さらに、57%は「甲乙つけがたい時は、資格保有者を採用」
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採用担当者に、採用を判断する際に資格を重視したことがあるかを聞いたところ、75.0%は資格を重視したことがあると回答がありました。さらに、採用を判断する際どのように資格を見ているかを聞いたところ、「複数の募集者の中で甲乙つけがたい場合は、資格保有者を採用する」(57.3%)と回答がありました。また、資格を重視すると回答した採用担当者の29.3%は、「募集職種に関連する資格でなくても、『学ぶ』姿勢を評価する」と回答しており、学ぶ姿勢に好意的であることもわかりました。
本調査を通し、資格は就職・転職の際に、やはり有利に働くことがわかりました。また、資格は仕事だけではなくプライベートでもその知識を大いに役立てられるのも魅力です。




2017年 武器になる資格に選ばれた「ファイナンシャルプランナー(FP)」は、就職・転職の際の「武器」にも、日常生活で自分の生活資金を守るための「武器」にもなることから、持っていて損のない資格として、今後もますますニーズが高まっていくでしょう。



◆20代〜40代のビジネスパーソン・採用担当者・転職者に聞いた!「武器になる資格」とは?
特設サイトURL: http://www.u-can.co.jp/2017shikaku

 

 

◇調査概要
調査名:2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査
調査対象:
1. 20代〜40代のビジネスパーソン 996名(男性498名、女性498名)
2. 20代〜40代の採用担当者 200名(男性118名、女性82名)
3. 20代〜40代の2016年に転職をした方200名(男性75名、女性125名)
実施期間: 2016年11月4日〜10日
実施方法:インターネット調査
対象地域:全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。


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