金融の仕事にはFPや簿記、医療系には医療事務や登録販売者といったように、働く職種によって適した資格があります。

この記事では、転職・就職活動をするにあたり、資格の取得を考えている人に向けて、各業界で活かせる資格について解説します。資格の比較解説や、ダブルライセンスのメリットも紹介するので参考にしてください。

なお、掲載ランキングは過去ユーキャンが独自で実施した採用担当者・転職者へのアンケート調査結果をもとに作成しています。

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金融系の仕事に転職・就職したい方向け

金融系の仕事に活かせる資格には、ファイナンシャルプランナー(FP)簿記3級があります。FPは住宅ローンや不動産、保険、年金など個人が扱うお金に関する専門知識を身につけることができます。簿記を取得すると、会社の経理事務をこなすために必要な能力が身につきます。簿記は初級からはじまり、3級は商業簿記など実務に活かせる内容になっています。



FPが個人を相手するスキルであるのに対し、簿記は企業を相手にしたスキルです。どちらを顧客とした職種を希望するかによって、取得する資格を選ぶといいでしょう。

資格を取りやすいのはFP?簿記?

FP3級簿記3級を比較するとFP3級のほうが合格率が高く資格を取りやすいです。簿記3級の合格率が40~50%程度であるのに対し、FP3級の合格率は学科試験が70~80%程度、実技試験が80~90%程度となっています。ただし、簿記はどの級も受験資格がないため、誰でも受験することが可能です。FPは2級以上から実務経験などの受験資格があります。

金融業界で活躍するならダブルライセンスもおすすめ

金融業界で活躍するなら、ファイナンシャルプランナー(FP)簿記3級のダブルライセンスを目指すのもいいでしょう。金融業界では、資格が多いほど評価が上がるケースも多く、管理職などを狙う人には有利に働きます。また、ダブルライセンスは、経理や会計だけでなく資産形成や株の運用にも興味がある場合にも有効です。両資格を取得すれば、個人と企業、両方のお金の流れを学ぶことができます。

医療系の仕事に転職・就職したい方向け

医療系の業界を目指す場合は、医療事務や調剤薬局事務、登録販売者などの医療の仕事に活かせる資格があります。


医療事務とは、レセプト作成をはじめとした事務処理や接客を行う仕事です。調剤薬局事務は、事務処理や接客のほか、調剤補助など薬剤師のサポートを行います。登録販売者は一般用医薬品のなかでも、第二類および第三類医薬品の販売が可能です。


求められる資格は仕事の内容により異なるものの、主な職場は医療機関やドラッグストア、調剤薬局になります。

転職しやすいのは医療事務?調剤薬局事務?登録販売者?

医療系の職種の中でも求人数が多いのは、登録販売者医療事務です。登録販売者の場合は、現在、コンビニなどでも一般用医薬品を取り扱う店舗が増えていることから、需要が高まりつつあります。医療事務も、総合病院などの大規模な医療施設から個人経営のクリニックまで、就職先が豊富です。


ただし、医療事務も登録販売者も求められる知識の範囲が広く、資格試験の難易度は容易ではありません。初めて医療系の資格を取るなら、比較的難易度が低い調剤薬局事務の資格取得を目指してみるといいでしょう。

 

転職に迷ったら働く場所で選んでみよう

将来的にどのような場所で働きたいのかを明確すると、必要な資格も具体的にイメージできるでしょう。


病院やクリニックなどの医療機関で働くなら、医療事務の資格が活かせます。調剤薬局やドラッグストアで働くなら、調剤薬局事務の資格が活かせるでしょう。登録販売者の場合、ドラッグストアはもちろん、スーパーマーケットなど一般医薬品を販売している小売店でも働けます。

 

コンサルタント系の仕事に転職・就職したい方向け

コンサルタント系の仕事には、社会保険労務士や中小企業診断士の資格がおすすめです。社会保険労務士は、労働者が健全に働ける環境を整えるサポートを行います。労働社会保険諸法令に基づく書類作成や手続きなどが主な仕事です。


中小企業診断士は業務内容を改善したり生産性を向上したりするためのアドバイスを行うなど、経営コンサルタントとしての役割を果たすのが仕事です。労働者に限らず、企業の経営や製品にも満遍なく関わります。


コンサルティング業界では両方の資格を取得して、ダブルライセンスで活躍する人もいます。

資格を取りやすいのは社会保険労務士? 中小企業診断士?

社会保険労務士も中小企業診断士も試験の難易度は高く、合格に必要な勉強時間は1,000時間程度といわれています。試験問題の内容は重複している部分も多く、一方の資格を持っていれば、もう一方の試験勉強に有利です。


社会保険労務士の試験は、中小企業診断士と比較すると暗記科目が多くなっています。中小企業診断士も暗記が必要ですが、実務に関する知識のため、社労士の問題よりも覚えやすいと感じる人もいます。


また、社労士は1回の試験で合否が決まるのに対し、中小企業診断士の試験は科目合格制が採用されており、一次試験は7科目を3年以内に合格すればよいことになっています。7科目すべてを一気に勉強しなくても大丈夫なので、スケジュールを立てて着実に合格を目指すことも可能です。

 

ダブルライセンスは転職に有利?

社会保険労務士と中小企業診断士の資格を同時に取得しておけば、人事労務はもちろん、経営コンサルにも強いスペシャリストとして働くことができます。コンサルティング業界で活躍したいという人は、ダブルライセンスを検討してみるのもいいでしょう。


ただし、どちらも一発合格は難しい資格なので、実務経験を積みながら勉強をしたり、専門の講座を受講したりといった対策が必要です。

 
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