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就職・転職を成功させる面接・書類のコツ特集

知っておきたい!
就職・転職を成功させる面接・書類のコツ

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就職・転職を成功させるために通る2つの関門、「面接」と「書類選考」。ちょっとした工夫と心がけによって、クリアできる確率はぐんと高まります。人事担当者が何に注目しているかを知り、ツボを押さえておきましょう。

無意識にやってない!?
面接でのありがちな失敗

面接の場では、自分でも気付かないうちに評価や印象を下げるような言動をしてしまっていることも。ありがちな失敗のパターンを3つ紹介します。くれぐれもご注意を!

失敗談あるある その1:最初の自己紹介。「簡潔に」と言われているのに…

失敗談あるある その1:最初の自己紹介。「簡潔に」と言われているのに… イメージ

面接で最初に言われることが多い「自己紹介をしてください」。「簡潔に」「簡単に」と言われても、ダラダラと話し続ける人は少なくありません。簡潔な自己紹介といえば、2~3分程度が目安。ところが、面接官のウンザリした表情にも気付かず、5分以上延々と話し続けてしまうのです。

こうなってしまう主な要因は、自分の経歴を「時系列」で話してしまうせい。「これをやりました。次にこれをして、次はこんな経験を~」というようにです。それは履歴書や職務経歴書に書いておけばよいこと。

自己紹介では、自信を持っている経験やスキル、これまでの仕事で心がけてきたこと・こだわってきたことなどを中心に伝えると、興味を持ってもらいやすくなります。

失敗談あるある その2:「目線のやりくり」がうまくできていない

失敗談あるある その2:「目線のやりくり」がうまくできていない イメージ

質疑応答中の「目の動き」は、自分が思う以上に相手に強い印象を与えているものです。もっとも印象が悪いのは「目を合わせない」。かといって「相手の目をちゃんと見なければ!」と意識するあまり、じーーっと凝視してしまうと、圧迫感を抱かせてしまいます。

基本的には相手の目をしっかり見つつ、時々目線を外すのが正解。どうしても目を合わせるのが苦手なら、相手の鼻のあたりを見るようにしてもいいでしょう。

注意したいのが、面接官が複数いる場合。質問をしてくる人事担当者の顔だけを見て答え続け、隣に黙って座っていた「社長」と一度も目を合わせなかった…なんて失敗事例も。面接の相手全員にまんべんなく視線を送りながら答えましょう。

失敗談あるある その3:「転職理由」を聞かれ、批判や不満をグチグチ

失敗談あるある その3:「転職理由」を聞かれ、批判や不満をグチグチ イメージ

転職したい理由を聞かれたとき、今(以前)の職場に対する批判や不満だけを語る人がいます。それが事実であり、正直な気持ちであっても、当然ながらいい印象は持たれません。

特に転職理由として多い「人間関係」を挙げると、「どんな会社にも相性が合わない人はいるのでは?」というツッコミを受けるはめに…。

もちろん、ウソをつく必要はなし。不満にはあえて触れず、「これからどう働きたいか」「どんな自分を目指したいのか」にフォーカスして話しましょう。つまり「過去」ではなく「未来」を語ればいいのです。

転職のプロに聞きました!
応募書類に書いてあると好感触なアピールポイント

求人企業の人事が「この人に会ってみたい」と思うような応募書類とは? 書き方のコツについて、転職支援サービス「DODA」編集長・木下 学氏にアドバイスをいただきました。

この人欲しい! と思われる「長所」の書き方は?

この人欲しい! と思われる「長所」の書き方は? イメージ

経験した仕事内容だけでなく、組織やチームの中でどんな「役割」を担い、どんな「成果」を挙げたのかが伝わるように記しましょう。でも、社会経験が浅く「成果」といえるものがまだなかったり、明確な数字などで表せない仕事もあります。

その場合は、自分が「どんな目標を立て」「その達成のためにどんな工夫や努力をして」「どんなことが改善できたか」「何を学んだか」を書けばいいのです。また、チームのメンバーとどのように連携・協力してきたかも書くことで、協調性やチームワーク力も伝わります。

履歴書に書かれていると評価がアップする資格は?

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未経験でも、その業種や職種の仕事に活かせる資格を取得していると、「意欲」「向上心」があるというプラス評価につながります。
評価につながりやすい資格を挙げると、経理であれば「簿記」、事務関連職ならPCスキルを証明する「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」など。

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ファイナンシャル・プランナー(FP)」は金融や不動産業界をはじめ、「個人」に対して提案を行う営業・アドバイザー職などでも活かせるでしょう。

資格や得意分野を最大限に売り込む方法は?

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ただ「資格を取りました!」だけでは×。「どんな目的を持って資格の勉強をしたのか」「資格や、資格の勉強で身につけた知識をどのように活かしたいのか」を明確に伝えてこそ、相手は納得します。

その延長で「今後は何を目指し、どんなことを学んでいくつもりか」まで語れると、“成長が期待できる人”という評価につながります。

プロフィール

木下学(きのしたまなぶ)
株式会社インテリジェンス DODA編集長
2000年、慶應義塾大学商学部卒業後、新卒にてインテリジェンス入社。2012年10月よりDODA編集長。

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