●第一種「労働生理(10問)」「労働衛生(17問)」「関係法令(17問)」 ●第二種「労働生理(10問)」「労働衛生(10問)」「関係法令(10問)」
労働衛生・関係法令について、1種は有害業務関連・非有害業務関連に分かれており、2種は非有害業務関連のみから出題される。1種・2種ともに、試験時間は3時間。各科目で4割以上、かつ合計6割以上が合格点となっている。
試験科目
問題数
1種・2種共通
人体の仕組みなど、医学的な分野についての理解が問われる範囲です。身近で理解しやすい範囲なので、確実に理解して、得点を狙いましょう。
資格のプロからの一言
学習した範囲のほとんどの内容が出題されます。内容もわかりやすく、合格者の多くが得点源として重点的に学習している科目です。
問題数
2種出題無し
職業性疾病、作業環境測定、労働衛生保護具など、有害な作業環境が人体にもたらす悪影響とその改善策に関係する内容ついて問われます。
資格のプロからの一言
職業性疾病は複数問出題され、多くの暗記が必要です。しかし、新傾向問題の出題は少ない科目なので、きちんと過去問を解いて確実に暗記することで得点源にしやすい科目です。
問題数
2種10問
温熱環境、照明、換気、食中毒、救急処置、統計などの作業環境の基本が問われます。また、現状の作業環境に関連の深い新傾向の内容が出題される場合もあります。
資格のプロからの一言
作業環境の基本について、過去問対策をしっかりすることで得点源にしましょう。特に2種は出題数が多いので、まんべんなく学習しておくことが大切です。
問題数
2種出題無し
暗記をすれば得点できる項目と暗記した上で理解が必要な項目があります。特に安全衛生管理体制に関する問題は難問である可能性が高いです。
資格のプロからの一言
暗記で解ける問題は必ず得点源にしましょう。安全衛生管理体制に関する問題は、一問目に出題されることが多く、焦ってしまうと全体に影響します。過去問で問題の傾向を把握しておくと安心です。
問題数
2種10問
労働安全衛生法からは、健康診断、安全衛生教育、衛生基準などの実務に関係する内容が、労働基準法からは、就業規則、労働時間など一般に関心の高い内容が出題されます。
資格のプロからの一言
出題傾向にあまり変化がなく、暗記で解ける問題が多く出題されます。覚えることは大変ですが、基準値などは正確に覚えておくことで得点源にできます。
有害業務関連にかける時間がやや低い。労働生理に最も時間をかける傾向あり。
労働生理を、得点源として初めに手を付ける人が合格者には多い。
それぞれの科目ごとの試験直前の理解度を聞いてみました。
合格者は、試験時に8割程度を理解している人の割合は、各分野とも30%前後で大きな違いはない。
それぞれの分野ごとに、暗記と理解では、どちらを重視して取り組んでいるか聞いてみました。
各科目で、暗記重視の合格者が多い傾向あり。労働生理のみ、理解重視の合格者がやや多い。
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