特長を知って、料理をもっと楽しく!

牛肉と鶏肉の部位と調理例をご紹介

普段口にしているお肉でも、どこの部分のお肉なのか意外と知られていないもの。部位ごとの特長がわかれば料理がよりおししく、楽しくなります!
牛肉と鶏肉の代表的な部位と、向いている調理例をご紹介します。

牛肉の部位

【ネック】
よく動かすところなので筋が多く、かたい肉質です。赤身が多い部分はひき肉にしたり、スープをとったりするのに利用します。
旨味成分が多いので、じっくり味を引き出す煮込み料理にも向いています。

【ヒレ】
サーロインの内側の直径12~15cm、長さ50~60cm程の塊です。最上級部位として需要が多く、特に和牛のヒレは年末年始には品不足が続きます。
脂肪が少なく、ほかの部位よりもやわらかく風味が上品。ステーキやローストビーフ、カツレツなどにおすすめです。

【サーロイン】
牛の胸椎の後方、リブロースとモモの間の部位です。きめが細かく霜降りの肉質でやわらかく、優れた風味が特徴。
ステーキのほか、しゃぶしゃぶやすき焼きに用いることもあります。

【モモ】
後ろ脚のモモの部位です。ランイチ、シンタマ、ウチモモ、ソトモモの4部位に分かれます。
ソトモモはよく動かすところなので筋肉が締まってややかたく、脂肪が少なく、肉質はきめの粗い赤身が特徴です。

鶏肉の部位

【手羽先】
手羽から手羽元を切り離した残りの部位。コラーゲンと脂肪が多く、濃厚な旨味があります。大根との煮込み料理、揚げ物、蒸し煮、スープなどに用います。

【胸肉】
胸の部位で骨つきもあります。モモ肉より白っぽく、肉質はやわらかくて脂肪が少ないので味は淡泊です。
油との相性が良いので、ロースト、ソテー、フライなどの油を使った料理や、煮込み料理など、広く用いられます。

【ササミ】
両手羽の深いところに1つずつある胸筋の肉で、牛肉や豚肉のヒレに当たります。笹の葉に似た形からササミと呼ばれるようになりました。
脂肪が少なくやわらかいのでソテー、フライ、椀だねに。新鮮なものは湯引きして刺し身でも食べます。

【ボンジリ】
尾の部位ですが、中央に見える出っ張りの皮脂腺は臭みが強いので、とり除いてから調理します。
脂がのって、モチモチとした食感が特徴。焼き鳥や揚げ物などに向いています。

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