司法書士にできる仕事は豊富!

「登記」は司法書士の専門分野

「登記」とは、会社の代表者や家の持ち主が変わった際、その旨を書類にし、法務局に提出することで公に知らせること。
この登記を行うことで取引の安全が図られますが、この登記業務を専門的に行っているのが司法書士です。

今後さらに注目される「成年後見」

認知症や障害などで判断力が不十分な人の財産・生活を守るため、後見人が本人の代わりに権利や財産を守る制度が「成年後見制度」です。
専門知識を持つ司法書士は後見人として期待される存在であり、超高齢社会の影響で、今後一層拡大していく業務と考えられています。

「簡易裁判所における代理・裁判事務」も!

資格取得後、法務大臣の認定を受けることで、訴訟額140万円以下の簡易裁判であれば、法廷での弁論など、弁護士同様に法廷に立ち、弁護活動を代理できます。
司法書士が対応できる裁判件数は増加傾向にあり、今後の発展が大いに期待されている業務です。

超高齢社会でニーズ増「遺言・相続のアドバイス」

遺言や相続についての相談業務も、司法書士の大事な仕事のひとつ。
遺言に関するアドバイスや相続争いを未然に防ぐアドバイス、万一相続争いになってしまった場合の相談業務など、司法書士はこれらの手続きを行い、大切な財産をしっかり次代へとつなげます。

身近な金銭トラブルに対応!「法律相談」

日常生活における金銭トラブルは、金額が少額であることも多く、あきらめてしまうケースも。
そこで頼りになるのが司法書士です!相続や借金問題、多重債務や過払いの問題など、困っている依頼人をサポートします。

問題解決を助ける頼れる存在!

・友人に貸したお金が返ってこない
・オークションで買った品物がこない
・土地や会社の権利について
・愛犬に財産を贈与できる?

など、司法書士に相談できるトラブルや悩みはさまざま。多くの人の支えになる、社会貢献度の高いやりがいある仕事です。

よくある質問

司法書士と行政書士のどちらにしようか迷っています。

ともに法律系国家資格であり、独立開業が狙える資格でありますが、一般的に司法書士のほうが難易度が高いといわれています。また、実際の仕事内容も大きく異なりますので、ご自身が「どちらの仕事をよりやりたいか」について、よく考えることをおすすめします。

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司法書士は、身近な街の法律家として活躍できる、今後ますます注目される存在。難関な国家資格として知られていますが、努力次第で好収入・高ニーズが望め、社会的ステータスも非常に高い点が魅力です。
資格取得後は、不動産の登記・商業登記などの業務のほか、簡易裁判所における代理・裁判事務、遺言・相続に関する助言、成年後見業務などの業務に携わることができます。最近ではインターネットでの営業も可能なので、自宅を事務所に比較的低資金で開業できるのも魅力です。
社会からの評価も高く、独立・開業はもちろん、企業の法務部に即戦力として採用されるなど、就職・転職でも大きな武器に! 高い専門性を活かして性別や年齢に関係なく活躍できる仕事なので、近年は女性の有資格者も増加中です。
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