社労士 攻略レポート 合格体験記

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脱 完璧主義でパニック防止

合格者の写真

松下 聡司 さん

40歳代・男性・大阪府在住

合格年
平成28年
受験回数
3回
自己紹介
「消えた年金問題」が話題になった時、年金に興味を持ったことがきっかけで社労士を目指しました。
好きな言葉
「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり」

脱 完璧主義でパニック防止

私は3回目の受験で合格をしました。1年目、2年目の本試験では択一式で全く時間が足りずに涙をのみました。当時の私は、本試験ですべての問題を順番に解くことを目標に猛勉強していました。

そのため、難問に出くわしたときは、「あれだけ勉強したんだから解けないはずがない。絶対解いてやる!」と意気込んで問題に取りかかりました。しかし、問題文を読んでみても、「...あれ? 解らない...。あれだけ勉強したのに...。(ページをめくる音)...あっ、隣の人もう次のページに進んだ...。」という感じでパニックに陥ることがたびたびありました。

そうして1つの問題でしばらく考え込んでいるうちに、時間はどんどん過ぎていきます。結局、時間不足による焦りから、ほかの科目の解ける問題も解けなくなり、十分な実力が発揮できなかったのです。

そこで3年目からは考え方を変えてみました。それまでは、「全問正解を狙って問題を解く」という考え方でしたが、「社労士試験に合格するためには問題全体の約70%の得点でよい。択一式なら各科目10問中7問の正解でOK。逆に言うと、3問は解けなくてもよいのだ。」と考えるようにしました。

模擬試験等での本試験を想定した実践練習では、たとえば、複雑な計算が必要な問題、見たことも聞いたこともない規定からの問題、何度読んでも論点がピンと来ない問題などが出題されることもあります。そのような問題は、「合格基準点を下げるためにあえて出される難問であり、時間不足にさせて不合格に導くための罠なんだ」と割り切って考えることにしたのです。このような問題を私は「捨て問」と呼んでいました。

正解できなくてもよい「捨て問」についても、実際には他の全部の問題を解いた後に解くのですが、気持ちと時間に余裕が生まれ、冷静に取り組むことができるので、意外と得点できることもあります。3回目の本試験では時間に追われることもなく、パニックにも陥らず、易しい問題の取りこぼしもなくなった結果、合格基準点に到達することができました。

たとえ社労士試験に満点に近いような優秀な成績で合格しても、特段何かいい事がある訳ではありません。合格基準点ギリギリでも合格は合格です。高得点での合格を目指して難問を含めた全問題に均等に力を注ぐ「完璧主義」ではなく、【難問の「捨て問」やむを得ず! 易しい、普通レベル問題を重視しよう!】といったある意味、開き直りとも言える心の余裕を持つことが私にとっては合格を勝ち取るために必要だったのだと思います。時間との戦いでもある本試験を上手く乗り越えるための対処法として参考にしてください。

過去問学習の重要性

社労士試験に合格するためには「基本事項」が大切だということは、皆さんもよくご存知ですよね。それでは、「基本事項」とは何なのでしょうか? 
合格するための知識として身に付けなければならない必要不可欠な学習項目のことです。
テキスト等では、赤字・太字で記載されています。これらの多くは、本試験で過去に出題された事項(論点)ですが、特に頻繁に出題される事項(論点)こそが必要不可欠な学習項目であり基本事項です。そこで私は、自分の学習経験から、過去の本試験問題が収録されている「過去問攻略集」こそが重要な学習ツールであり、受験生を効率よく合格へと導く「羅針盤」になると感じました。以下に過去問学習のポイントを紹介します。

私が重要視した過去問学習のポイントは3つあります。次の3つのポイントは、当たり前のことかもしれませんが、合格者の多くが実践している方法です。あえて紹介させていただきます。

1つ目のポイントは、過去に出題された問題と解説を覚える目的で最低3回は繰り返し解くことです。
過去問というのは受験生にとって合格へと導く「羅針盤」であると同時に「宝の山」でもあります。過去に出された問題がそのまま出題されたり、形式や文章を変えてはいるものの同じ論点を問う問題、数字だけを変えた問題等が多々見られるためです。

そして2つ目のポイントは、正解肢のみではなくそれ以外の選択肢も丁寧に解説を読み、時にはテキストに戻って復習することです。「過去に出題された問題」というのは正解肢のみではなくそれ以外選択肢も含まれます。この正解肢ではない選択肢も次は正解肢として出題される可能性が高いのでしっかりと論点をおさえて学習するべきでしょう。

3つ目のポイントは、タイマー等を使い時間を計って解く択一式1問あたり2分30秒以内、1科目10問で25分以内)ことです。本番で時間不足にならないよう、実際に出題された問題を使いスピーディーに解く練習をしなければなりません。 上記の3つのポイントは地道な学習方法ですが、合格するために避けては通れません。皆さんもポイントを押さえて過去問学習を進めてください。

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お悩み解決

受講生の多くが直面する定番の「お悩み」に対する、実体験に基づいたアドバイスです。

「社労士News」の活用

【労働・社会保険に関する一般常識】の「白書、統計等」においてはその学習方法が受講生の悩みの一つに挙げられるのではないでしょうか。厚生労働省が発表する全ての白書や統計結果に目を通して内容を押さえるのは相当な労力が必要で現実的ではありません。 そこで私がおすすめする学習方法の一つとして「学びオンラインプラス」内にある「社労士News」というコンテンツの活用があります。この「社労士News」では社労士試験に関係する「行政の動向」「労働市場の様々な数値」「(現社会情勢を踏まえた)法改正の予定」等重要なニュースが随時アップされています。担当講師の的確な論評コメントもあり、ニュースのポイントがよくわかる構成となっています。私は働きながら受験勉強をしていましたのでこのアップされたニュース(特に「試験対策」と分類されたもの)をプリントアウトして持ち歩き、通勤等の移動時間に繰り返し読みました。 教室講義の「直前白書対策講座」を併せて受講することで【労働・社会保険に関する一般常識】に対する不安はかなり払拭されました。【一般常識】の問題に対応するには時としてテキストには載っていない世の中のニュースに敏感になる必要があります。「新聞を読む感覚」で一度お試しください。

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