ユーキャン社労士講座会報
『ASSIST』に掲載しきれなかった
情報やお役立ち情報を
お届けいたします。
K さん
20歳代・女性・東京都在住
私は2回目の試験で合格しましたが、1回目の受験の際には、「覚えよう」「理解しよう」とする気持ちから、インプット学習に時間がかかりすぎてしまったことを反省点しました。いくら暗記を頑張っても、試験問題を解答する際には知識の紐づけができず、間違えてしまうことが多かったのです。
この反省点を生かし、2回目の受験の際は、インプット学習はそこそこに、アウトプット学習を早くから取り入れ、問題に慣れるようにしました。もちろん、最初の頃は問題を解こうとしても何が論点なのか分からず、1問解くのにもかなり時間がかかっていました。しかし、「1問解く→ 解説を読む→ 理解が不足している部分はテキストに戻る」という学習を何度も繰り返すことで、問題の引っ掛けパターンがだんだん分かってきました。また、問題に慣れるにしたがって解くスピードも上がってきました。
そして、正解できる問題が増えてくると学習に楽しさを感じるようになり、学習が捗るという好循環を生むことができました。
最も時間を使って取り組んだのは過去問攻略集です。私は、2年目の1月から過去問攻略集に取り組み始め、本試験までの約8ヵ月間で5回繰り返して解くことができました。
本試験では過去問題の焼き直し問題も出題されます。また、問題を解くスピードも大事ですから、早くからアウトプット学習を取り入れたことが合格に繋がったと思います。
合格するためには、「学習計画が大切」とよく言われますが、1年目は学習計画の立て方が分からず、無計画状態でした。また、学習時間を自ら作り出す意識も足りなかったように思います。たとえば、夜に学習をしようと思っても、ついダラダラと過ごしてしまい、学習時間が十分に確保できていませんでした。
しかし、2年目は初めに大体の計画を立ててから学習に取組みました。参考までに私が立てた学習計画を紹介します。
1月:労基・労災
2月:雇用・徴収
3月:労一・健保
4月:国年・厚年
5月前半:社一
5月後半〜:過去問・模試の復習・選択式対策
以上のような大まかな学習計画をもとに、その日にやるべきことを明確にしました。
学習計画に沿って学習を進めたことで良かったことが、3つあります。
1つ目は、前述のとおり、その日にやるべきことが決まっていますから、学習を始める際に「今日は何をしようか?」と考えることがないため、すぐに学習に取り掛かることができた点です。たとえば、出勤前に、15分ほどしか時間が取れなくても、何をするか迷わずすぐに取り組めるので、効率的に学習が進められました。
2つ目は、インプット学習に時間を取られずにすんだことです。1年目はインプット学習に時間をかけすぎたため、思うように得点に結びつきませんでしたが、アウトプットに早くから移行する計画を立てていたため、問題を解くことに慣れた状態で本試験に臨むことができました。
3つ目は、全ての科目を満遍なく学習できたことです。1つの科目に時間をかけすぎないことでバランス良く学習できました。
なお、前記の計画のように、アウトプット学習を本格的に始めたのは5月後半からでしたが、テキストで学習した内容がどのように問われるのかを確認するために、1〜5月前半の時期にもアウトプット学習を取り入れていました。
また、1日の中で空き時間を作り出すために、会社から帰ってきたら座らずに(私の場合、一度座ってしまうとダラダラとしてしまうためです。)、家事等を一気に終わらせてしまうようにしました。その結果、学習時間を1日1〜2時間ほど確保することができるようになりました。
私は、教室講義にも参加していましたが、ユーキャンの教室講義がない土曜日や日曜日は図書館に行き、9時間ほど学習をするようにして、できるだけ学習リズムを保つようにしました。
このように、学習の初期に学習計画を立てたことが効率的な学習につながり、そのことが合格につながったのだと思います。
受講生の多くが直面する定番の「お悩み」に対する、実体験に基づいたアドバイスです。
私は会社員として働いていたため、学習時間の確保が課題でした。学習時間の確保の方法として、すきま時間を活用するようにしていました。まず、出勤前の15分や昼休憩時間の30分は過去問を解く時間、電車に乗っている時間やちょっとした待ち時間等は数字要件チェックシートで数字要件を暗記する時間に充てていました。とても短い時間ですが、その分集中して取り組むことができたと思います。また、お風呂の時間は半身浴をしながら会報ASSISTを読んでいました。法改正情報や質問回答のコーナーなど、読み物としても面白くて、気分転換にもなりおすすめです。問題を解くコーナーでは解答を考えている内にあっという間に体が温まり、汗をかくことで気分もリフレッシュすることができました。そして、寝るまでの1〜2時間ほど過去問を解く時間にしていました。寝る直前には、数字要件など暗記ものを頭に入れてから寝ていました。 平日はなかなかまとまった時間が取れないことも多かったのですが、毎日少しでも学習を継続することが大事と思い実践していました。また、土日のどちらかは、まとまった時間を学習に充てていました。 学習を始める前は、毎日忙しいため学習時間の確保は難しいと思っていましたが、すきま時間は意外とありました。自分の生活ペースに合わせて、毎日の生活の中に学習時間を作ってみてください。毎日学習を継続することで自信にもつながります。
ユーキャンの
社会保険労務士(社労士)
講座なら
“いかに少ない負担で合格できるか”を追求し、条文集のいらないテキストや法改正情報の提供など、様々な教材やサービスをご用意。
過去試験の徹底分析によって生まれた効率カリキュラムで、毎年多数の合格者を輩出しています。
合格者数は、当社が当講座受講生に対して行ったアンケートへの回答で、各年度の試験を実際に受験し、合格された方の数です。(2017年8月31日現在)
2002年度:126名、2003年度:157名、2004年度:163名、2005年度:150名、2006年度:182名、2007年度:296名、2008年度:286名、2009年度:452名、2010年度:504名、2011年度:469名、2012年度:348名、2013年度:246名、2014年度:385名、2015年度:104名、2016年度:185名
総得点で合格ラインに達していても、著しく得点の低い科目があると不合格になってしまう社労士試験。
合格を勝ち取るには、弱点の早期発見と退治が重要です。
ユーキャンなら、社労士試験に精通した、総勢約150人の経験豊富な講師陣が全力で指導サポート。
質問回答と添削指導をはじめとした充実のサポート態勢で、弱点を「作らず」「残さず」本試験に臨めます。
社労士は、数ある資格の中でも1~2を争うほど、試験範囲となる法律に多くの改正があります。
例年、全問の15~20%がこの法改正ポイントから出題されているだけに、試験突破には法改正攻略が必要不可欠です。
ユーキャンは、講師が徹底分析した「法改正のポイント」を随時お届け。
弱点になりがちな「法改正」を、合格への大きな武器にすることができます。