ユーキャン社労士講座会報
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熊岡 政道 さん
50歳代・男性・神奈川県在住
私は5回目の試験で合格することができました。そして、この5年間で変わらずにやり続けたことがあります。それは、テキストや過去問題集は毎年買い替え(法改正が反映されるので)、必ず5回以上繰り返し読み、また問題を解くことでした。その際、必ずと言っていいほど新たな発見があったのです。
新しい発見は、その都度テキストや問題集に書き込んでいき、合わせて曖昧であった周辺の知識も書き込んでいきました。自分自身のオリジナルテキスト、問題集を作るのです。そうすることにより、知識が増えていき、また定着していきました。
知識が定着していくと、問題を解くスピードがアップします。正誤の判断が早くなるということです。これは、択一式の対策にとても役に立ちました。特に4年目、5年目の学習では、新しい細かく難しい知識には手を出さず、今ある基本的な知識の定着を優先に学習することを心がけました。また、1問でも多く問題を解き、問題に慣れることが大切です。そのためには、問題だけでなく、解答解説の内容を覚えてしまうぐらいまで、繰り返すとよいでしょう。
問題集を効率的に繰返すには、学習計画の内容をできるだけ具体的にしておくことが大切です。たとえば、「毎日、テキストの読込みと過去問をやる」という漠然とした計画ではなく、「毎日、テキスト20頁、過去問20問」という感じです。やるべきことが明確になっていると、やる気の低下も防ぐことができます。また、1日の学習量が決まっていると、「このペースなら、全科目の過去問が2ヵ月で1周できるな」というように、中長期的な学習の進捗予想もできます。「このままのペースで本試験に間に合うだろうか?」といった不安はなくなります。計画したら、あとはやるだけです。私はこの計画を忠実に遂行していきました。
学習方法はそれぞれ自分に合った方法が一番です。ただし、誰にでも共通していることがあります。それは「繰り返す」ということです。この地味で根気のいることを我慢強く行うことができれば、合格が見えてきます。
直近の社労士試験の合格率は、低い水準にあります。受講生なら誰しも気になることでしょう。ただし、合格率は気にしなくても大丈夫です。合格基準点さえクリアできれば必ず合格できるからです。合格率に惑わされることなく、いかに合格基準点をクリアするかを考えてください。
私が合格した平成27年の合格率は、これまででは一番低い2.6%でした。その前年の合格率は、9.3%です。
合格率「9.3%」の年は不合格で、「2.6%」の年に合格したのですから、「合格率を恐れる必要はない」ということです。
私は、4回の本試験で、選択式の科目基準点が1科目だけ足りないことにより涙を 飲んできました。ですから、私の中では、「選択式でいかに3点を確保するか」ということが一番の課題でした。そのため、合格率を気にしている余裕が全くありませんでした。
私が合格した年も、自己採点では選択式の労働一般常識が2点でした。結果的に、合格基準点の引き下げにより合格できたときは、本当にうれしく、そのときのことを今でも鮮明に覚えています。
今になって思えば、合格率を気にすることなく、自分が立てた学習計画を着実に実践し、テキストや問題集を繰返したことが、合格という結果につながったのでしょう。
皆さんも、合格率に惑わされることなく、合格基準点をクリアするための学習を心掛けてください。 きっと、良い結果がついてきますよ。
受講生の多くが直面する定番の「お悩み」に対する、実体験に基づいたアドバイスです。
人間ですから、学習に気分の乗らない日や体調の悪い日もあります。「今日は何か疲れているのでやめとこう」とか、「お酒でも飲みたいなぁ」とか、日常にはいろいろな誘惑が隠れています。その誘惑に打ち勝って、いかに継続して学習するか、すべての受講生に共通の悩みだと思います。 私は、今、特定社労士を目指しています。以前勤めていた会社で雇用調整があり、トラブルがあったからです。この特定社労士になって、何か人のために役に立ちたいという想いが、モチベーションを維持することができた一番の原動力だったのです。そしていつも合格後の自分を想像していました。ですから、はたから見ると大変そうだったのかもしれませんが、私自身はそれほど苦ではありませんでした。毎日続けることによって、学習することが習慣になってしまえばしめたものです。必然的にモチベーションの維持ができるようになるのです。 皆さんも普段の日常生活や仕事での立場などの中で、それぞれいろいろな想いの中で社労士を目指していることと思います。その想いを持ち続けることによって、モチベーションを維持していって下さい。私のように合格後の自分を想像するのもいいと思いますよ。これがけっこう楽しいです。チョット妄想癖かな(笑)。
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2002年度:126名、2003年度:157名、2004年度:163名、2005年度:150名、2006年度:182名、2007年度:296名、2008年度:286名、2009年度:452名、2010年度:504名、2011年度:469名、2012年度:348名、2013年度:246名、2014年度:385名、2015年度:104名、2016年度:185名
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