ユーキャン社労士講座会報
『ASSIST』に掲載しきれなかった
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お届けいたします。
田中 佐知 さん
30歳代・女性・埼玉県在住
私は2月から学習をはじめました。そのため、最大の課題は本試験までの7ヵ月間で、いかにすべての学習を終えるかということでした。
大量に届いた教材を床に広げ、何をいつまでにやるか、どうすればすべてを消化できるのか、まずは本試験から逆算して毎日の学習計画を立てることから始めました。
その際に気をつけたことが3つあります。
1つ目は、実現可能なノルマを毎日課す、ということです。まずは、本試験2ヵ月前にすべての学習を終えることを目標に計画を立てました。おおざっぱに、2月は労基・安衛、3月は雇用・労災・徴収、のように振り分けます。そして、カレンダーとにらめっこしながら、テキストの目次の横に、学習する具体的な日付を書き込んでいきました。そうすることで、毎日ノルマを達成しさえすれば、確実に学習を最後まで終わらせることができるという安心感を得ることができました。また、毎日ノルマを達成する充実感を味わうことができ、学習継続のモチベーションにもつながりました。
2つ目は、メリハリをつけて学習するということです。1ヵ月で2科目以上を仕上げるというのは苦しいペースです。ユーキャンのテキストには、重要度と頻出度の記載があります。まずは重要度や頻出度が高いものに極力時間をかけ、それ以外の部分はさらっと確認する程度にしました。とにかく計画通りに進めることを第一に考え、よほど重要な部分でない限り、あまりこだわらずに前に進みました。
そして3つ目は、学習の予定を何も入れない日を作るということです。学習はなかなか思いどおりには進みません。急な予定も入ります。そんな時のために、あらかじめ、1週間に1日は学習の予定を何も入れない日を設けておきました。1週間でやりきれなかった部分はこの日にやって、なんとか遅れを調整するよう心がけました。
それでも学習計画はずれこみました。その度に残り時間を計算し、軌道修正を繰り返し、どうにか7月に全ての学習を終えることができました。
私は通信講座だけで学習しました。その学習はとても孤独でした。ひたすらテキストに向かい、学びオンラインプラスの動画を何度も繰り返し見て、分からない点は質問回答サービスを利用し、それでも分からない点は丸暗記しました。 自分の学習方法が正しいのか? 自分だけ理解できないのではないか? 相談できる相手も、辛い気持ちを共有できる仲間もいませんでした。
合格後、講師としてサポート業務を担当することになって初めて、ユーキャンの教室講義に参加しました。 まず驚いたことは、本当にたくさんの講師が親身になって受講生を応援している、ということです。講師は、学習の質問はもちろん、一人一人の悩みや不安にも寄り添います。
講義では、受講生が躓(つまづ)きやすい部分を重点的に解説します。みんな同じところで躓くのだという安心感と、丸暗記とは違う深い理解を得ることができます。また、本試験直前期の5月からは、科目間の横断学習に特化した「横断まとめ」や、法改正事項に特化した「法改正対策」といった、混乱しがちな知識を整理する講義もあります。そして、周りを見れば、同じ道を目指す仲間がたくさんいます。
学習は一人でやるものとは限りません。講師からたくさんのサポートを受けながら、受講生どうしが励まし合って、同じ目標に向かい学習できる環境は、そうあるものではありません。受講生として参加していたら、どんなに心強かっただろうと思いました。
受講生の多くが直面する定番の「お悩み」に対する、実体験に基づいたアドバイスです。
受験を決め、まず一番にしたことは、「どうか合格しますように」と神頼みをすることでした。神社でお守りの鉛筆1ダースを買って帰り、いざ一本取り出してみると、その鉛筆にはこう刻まれていました。「人に頼るな。自分でなせば叶う。」 人事を尽くして天命を待つといいますが、まずは自分の全力をかけて努力をすることが大切です。そんな当然のことにハッとして、とにかく本試験までにこの鉛筆を全て使いきろうと決めました。 それからは、とにかく書いて書いて書いて。小さく減っていく鉛筆に、血と汗と費やした全ての時間が刻まれていくように感じました。試験が近づくにつれ、不安な気持ちで押しつぶされそうになりました。そんなときでも、もう削れないほど小さくなった12本の鉛筆をみることで力づけられました。これだけやったのだから、きっと大丈夫だ、と。最後に皆さんを守り支えるものは、家族でも、講師でも、神様でもありません。積み重ねてきた自分自身の努力です。皆さんも、自分自身の「お守り」をつくってください。諦めそうな心に、きっと寄り添いそっと支えてくれるはずです。
ユーキャンの
社会保険労務士(社労士)
講座なら
“いかに少ない負担で合格できるか”を追求し、条文集のいらないテキストや法改正情報の提供など、様々な教材やサービスをご用意。
過去試験の徹底分析によって生まれた効率カリキュラムで、毎年多数の合格者を輩出しています。
合格者数は、当社が当講座受講生に対して行ったアンケートへの回答で、各年度の試験を実際に受験し、合格された方の数です。(2017年8月31日現在)
2002年度:126名、2003年度:157名、2004年度:163名、2005年度:150名、2006年度:182名、2007年度:296名、2008年度:286名、2009年度:452名、2010年度:504名、2011年度:469名、2012年度:348名、2013年度:246名、2014年度:385名、2015年度:104名、2016年度:185名
総得点で合格ラインに達していても、著しく得点の低い科目があると不合格になってしまう社労士試験。
合格を勝ち取るには、弱点の早期発見と退治が重要です。
ユーキャンなら、社労士試験に精通した、総勢約150人の経験豊富な講師陣が全力で指導サポート。
質問回答と添削指導をはじめとした充実のサポート態勢で、弱点を「作らず」「残さず」本試験に臨めます。
社労士は、数ある資格の中でも1~2を争うほど、試験範囲となる法律に多くの改正があります。
例年、全問の15~20%がこの法改正ポイントから出題されているだけに、試験突破には法改正攻略が必要不可欠です。
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