ユーキャン社労士講座会報
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O さん
30歳代・男性・東京都在住
私は4回目の受験で合格をしましたが、1回目は合格基準点に数点届かず、2回目、3回目の本試験では、選択式で1科目だけ合格基準点を下回ってしまい不合格でした。しかし、学習を開始して2年目以降の模擬試験や本試験での点数だけみれば合格基準点以上の点数を取れていたので、合格レベルの実力は2年目で既に達することができていました。あとは選択式の1点に泣いたので、モチベーションとこれまで培った知識をどう維持するかを常に考えていました。
私が2年目以降、合格レベルの知識を維持しそして最終的に合格できたのは、速習レッスンと過去問攻略集の反復学習を常に意識したからです。
私は、一度決めたことは絶対にやりぬくと固く誓っていたので、とにかく適度に息抜きをしながらひたすら反復学習を行いました。知識を確実なものとし、維持するために絶対に必要なのは過去問です。選択式がトラウマになりつつありましたが、過去に択一式で出題された問題が選択式で出てくることもあると講師の方々もおっしゃっていたので、択一式の問題に取り組むときには、特に選択式で空欄になりそうな語句を一字一句見落とさないように心がけて解いていました。ただ、私の場合には、どのようにして過去問を解く時間を作るかが課題でした。
私は当時、通勤に往復で2時間近くかかっていました。仕事が終わって帰宅し、食事をし、お風呂から出るとどんなに仕事が早く終わっても夜の10時を回っていました。そこから学習を始めても、よくて2時間程度、短い日には30分程度しか学習時間を確保できませんでした。そこで私が考えたのは、朝少し早起きをして、電車の中で二宮金治郎のように学習することでした。
通勤ラッシュになる前の時間帯の電車に乗れば、本を開けるくらいのスペースはあるので、コンパクトで持ち運びに便利な速習レッスンや過去問攻略集を活用しつつ、この通勤時間の2時間のスキマ時間で、たとえば、「今日は国民年金法を5問、厚生年金保険法を5問、健康保険法を5問、合計15問解く!」と、毎日ノルマを課して学習していました。
受験も4回目となるとさすがに知識が飽和状態となり、何を読んでもどんな問題を解いても頭にスッと入りにくくなってきました。そのような状態が続くとモチベーションも下がってきます。このようなとき、私は、思い切って鉛筆を置いて、時間にメリハリをつけるようにしました。
趣味のバイクに乗ったり、プラモデルを作ったり、音楽を聴いたりして一度、頭を空っぽにしてから、再度、学習を再開しました。そうすることによって、また新たな気持ちで、学習を継続することができました。
ときにはリフレッシュしながら、過去問や答案練習講座の問題を何度も何度も繰り返し解くことが合格へつながりました。
学習を進める中で、ふとした疑問やどうしても理解できない問題が出てくることもありました。私は、こんなときでもとにかく問題を解き進めました。問題を解くことによって理解が深まり、後から「あ! そういうことだったのか!!」と疑問が解決することがたびたびあったからです。しかし、疑問が解消されず理解できない細かいところがあるときには、とりあえずそのことをメモ書きしておき、時間に余裕があるときや小休憩のときに趣味的に調べたり、質問回答サービスを利用したりしてスッキリするといいですよ。私もそうしてスッキリしてモチベーションを維持していました。
私は、社労士試験は忍耐力の試験だと思います。 合格へのカギは問題を何回も繰り返し解くことだからです。
社労士試験は基本さえしっかり理解できれば必ず合格できる試験です。よく「最低でも3回は過去問をやりましょう!」といわれますが、その目的は基本事項の徹底理解です。「3回繰返すこと」が目的ではありませんから、この点は注意してください。
過去問レベルの問題で、基本事項を問うもの(過去問攻略集では、Level A・B)について、完全に理解するまで解くということです。実際、私も合格した年は振り返ってみれば各科目10回は過去問をこなせていました。
「そんなに学習時間が取れない・・・」と不安に感じられる方もご安心ください。何度も問題を解くことによって、問題文を読むスピードも、解くスピードもあがります。設問の論点を確実に理解したものは、とばしても構いません。結果的に、10回とはいかないまでも、3回以上は繰返すことができるはずです。
受講生の多くが直面する定番の「お悩み」に対する、実体験に基づいたアドバイスです。
数字や語句がなかなか覚えられない!という方をお見受けします。これはもちろん教科書をそのまま覚えるのが一番いいのですが、なかなかそうはいきません。定番の語呂合わせという方法がありますが、これも人によってイメージしづらくしっくりこなかったりします。そこで私の場合は、自分の好きなものや興味のあるものに強引に数字や語句を組み入れたり、人物や物の名前になりそうな語呂や語句であればそれらを登場させたミニストーリーを勝手に作ったり、好きな歌の歌詞に数字や語呂を組み入れて強引に替え歌を作っていました(特に替え歌は作詞しているみたいで楽しかったです。)。自分で考えたものは、関連する事柄を想像しただけで思い出せるので、一気に覚えられて、絶対に忘れなくなります。実際、本試験で、細かいことは試験の緊張からふと抜けてしまった事項も自分の作ったおもしろいストーリーや歌詞は忘れていないので、それだけで回答を導くことができた問題もありました。裏技のような感じですが、「どうしても覚えられない!」というときには、頭のリフレッシュも兼ねて考えてみるといいですよ!
ユーキャンの
社会保険労務士(社労士)
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合格者数は、当社が当講座受講生に対して行ったアンケートへの回答で、各年度の試験を実際に受験し、合格された方の数です。(2017年8月31日現在)
2002年度:126名、2003年度:157名、2004年度:163名、2005年度:150名、2006年度:182名、2007年度:296名、2008年度:286名、2009年度:452名、2010年度:504名、2011年度:469名、2012年度:348名、2013年度:246名、2014年度:385名、2015年度:104名、2016年度:185名
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