ユーキャン社労士講座会報
『ASSIST』に掲載しきれなかった
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浅井 あゆみ さん
50歳代・女性・岡山県在住
私は5度目の挑戦で合格しました。社労士受験を思い立ったきっかけは、過労で体調を崩し、安静を余儀なくされたことです。体力・知力の著しい減退にすっかり自信を失い、人間関係にも行き詰まり、何とかしたいと思っていました。そんな時に、世の中の仕組み、特に社会保障制度をよく理解して今後の人生に役立てるために、社労士になりたいと思いました。
1年目は、体調と相談しながらの学習でした。本試験を受けたときは、インプット学習の途中で、過去問は手つかずでした。それでも、添削課題を提出した科目はそれなりに得点できており、また何より、ユーキャン社労士講座の、通信講座とは思えないくらい温かく親身な雰囲気がとても好きになっていました。2年目からはアウトプット学習を中心にし、3年目からは本試験までに過去問攻略集を3回は解きました。毎年、「合格しに行く」つもりで本試験会場に向かうのですが、残念な結果が続きました。択一式の総合点が足りなかったり、択一式の雇用保険法や選択式の健康保険法が科目基準点に満たなかったりするのです。
「何がいけないのか...。」
本試験後に届いたASSIST解答速報号の解答と自らの復元解答を突き合わせて見えてきたのは、「基本問題を落としている」という事実でした。このことと向き合わなければ、これからも同じことの繰り返しになるのが見えるようでした。
それまでも、普通レベルの問題は正解できていないのに、めったに出ないような変わった問題(いわゆる難問・奇問)は、正解できるということがありました。これは、部分的にマニアックな知識はあるのに、結果が出せていないということで、基本事項の徹底理解が不足していたのだと感じました。
そこで私は、基本事項を固めるために、苦手意識のあった雇用保険法と健康保険法の基本マスター講座のCDを購入し、家事をしながらでも耳が空いている時には繰り返し聴きました。視覚を固定しなくてもよい聴覚からの情報は私の場合適していました。
アウトプット学習は、過去問を解いて間違えたところを直接速習レッスンに記入しました。理解できない所は付箋を貼って、学びオンライン プラスの質問回答サービスを利用しました。親切で簡潔、分かりやすい回答が、2~3日で送られてきて、それを印刷して速習レッスンや過去問攻略集の該当頁に貼っておき、何度も読みました。
質問回答サービスを利用してよかったことが、もう1つあります。それは、ただ分からないではなく、「自分はどこで躓いているのか、何が分かれば解けるようになるのか」ということが、質問文を作成している過程ではっきりしていくことでした。
また、ある時、選択式問題攻略集を1科目通して解いてから過去問攻略集を解くと、正答率が目に見えてアップすることに気づきました。それまでの学習法と比べると、6割の正答率だったのが、8割にアップするという具合です。それからは、【過去問攻略集→間違えた箇所等を速習レッスンで確認】というサイクルに、選択式問題攻略集を組み込み、【選択式問題攻略集→過去問攻略集→間違えた箇所等を速習レッスンで確認】としました。
模擬試験や本試験の択一式試験で、制限時間内にすべての問題を解ききれないことが、私の悩みでした。ASSIST等で講師が勧めてくださるのは、科目順を入れ替えて解いてみることです。そのようなテクニックがあることは知っていましたが、「本試験の緊張の中で科目解答欄を間違えたら...。」と思うと、怖くてできませんでした。 そんな時に受講した教室講義でのワンポイントアドバイスのテーマが、まさに『科目順を入れ替えて解いた体験談と効果』でした。そのアドバイスを聞いて、「やはり私も試してみよう。まずは、次の模試で!」と決めました。そして、模擬試験では、制限時間内に択一式問題の全科目を解き終えることができました。なぜもっと早く実行しなかったのかと頑固だった自分にあきれました。
「これで全部の問題を解ききれる」という安心感のもとに臨んだ本試験で合格しました。
私は足かけ5年もユーキャンにお世話になりましたが、常に支えられていると感じていました。後悔があるとすれば、指導部の講師の方が折に触れて繰り返し勧めてくださった学習法や留意点をもうちょっと早く素直に実行しておけばよかったということです。それでも、本試験直前期の教室講義等を受講すると、自己流・偏りがちな学習を修正することができました。 ユーキャン一筋で学んで合格してみて、ユーキャンの教材やサービスを利用し尽くし、アドバイスを素直にとりいれて実行していけば合格のための力が得られると感じています。
受講生の多くが直面する定番の「お悩み」に対する、実体験に基づいたアドバイスです。
私の場合、自宅で学習していると、来客や電話、家事、家族の用事に学習が寸断されるのはいつものことでした。専業主婦が長いと、必死に勉強しているのに『道楽』とみられてしまうのは私だけでしょうか。土日祝は特に自分の都合での外出予定を入れにくかったので一貫して模試は自宅受験でしたが、本当に自宅で受けると、問題を一区切り解いてはお米を研ぎ、宅配便や集金の応対をし、家族の用事の受け答えをしながらの受験となりがちで、試験会場の臨場感などありませんでした。そこで、合格した年の模試は、近所の図書館の自習室に行き、本試験と同じ時間割で受験しました。地域によっては図書館での自習が禁止されていることもありますが、ファミレスや喫茶店でもできます。自宅を離れたところまでは雑事は追いかけてこないので、落ち着いて取り組むことができます。私は、時間ができた時にすぐ手に取って持ち歩けるように、複数の手提げ袋に『学習セット』を作っていました。例えば、手提げ①には、「CDプレーヤーとイヤフォン・講義CDのセット」、手提げ②には、「速習レッスン・問題集(過去問攻略集、選択式問題攻略、教室講義レジュメ等必要に応じて)・筆記用具」、手提げ③には、「ASSIST数冊」というかんじです。書き込みや付箋だらけで手に馴染んだ学習セットは目に見える努力の印でありお守りでもありました。
ユーキャンの
社会保険労務士(社労士)
講座なら
“いかに少ない負担で合格できるか”を追求し、条文集のいらないテキストや法改正情報の提供など、様々な教材やサービスをご用意。
過去試験の徹底分析によって生まれた効率カリキュラムで、毎年多数の合格者を輩出しています。
合格者数は、当社が当講座受講生に対して行ったアンケートへの回答で、各年度の試験を実際に受験し、合格された方の数です。(2017年8月31日現在)
2002年度:126名、2003年度:157名、2004年度:163名、2005年度:150名、2006年度:182名、2007年度:296名、2008年度:286名、2009年度:452名、2010年度:504名、2011年度:469名、2012年度:348名、2013年度:246名、2014年度:385名、2015年度:104名、2016年度:185名
総得点で合格ラインに達していても、著しく得点の低い科目があると不合格になってしまう社労士試験。
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社労士は、数ある資格の中でも1~2を争うほど、試験範囲となる法律に多くの改正があります。
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