「区分所有法等」「民法等・管理組合の運営」「建築基準法等・建築設備」「マンション管理適正化法」の4分野から構成されており、2時間で50問を解く必要があります。合格基準点は、毎年一定ではありませんが、おおよそ7割~8割の得点が必要になります。合格率は、例年受験者の7~9%程度です。
試験科目
問題数
マンションに関わる基本的なルールを定めている法律「区分所有法」やマンションの管理に関するルールの見本「標準管理規約」を中心に出題されます。区分所有法と標準管理規約を比較する問題だけでなく、マンションの管理の現場で実際に問題となった事例についての裁判所の判断(判例)を題材とした出題も多くあり、深い理解が必要となります。
資格のプロからの一言
区分所有法と、標準管理規約の「似て非なる部分」を意識しながら学習をすると理解が深まります。4つの分野の中で最も出題数が多く、合格者が得点源としている分野です。時間をかけてじっくり取り組みましょう。
問題数
「民法」等の法令や判例についてのマンションに関わる知識が、具体的な事例で出題されます。複雑な事例も出題されるため、正確に事例を把握する力とそれを解決するための深い理解が必要となります。また、マンションにおける会計や税務の知識も問われます。
資格のプロからの一言
「民法」等については、本試験に頻出の知識を正確に覚えた上で、事例で出題される問題に対応するため、過去問題を繰り返し学習することが合格への近道となります。問題演習をするときは、「どの知識が問われているのか」を考えながら学習しましょう。「会計」や「税務」については、比較的難しい問題が出題される傾向にあるので、深入り不要です。
問題数
「建築基準法」、「都市計画法」、「消防法」等マンションの構造・設備等に関する法律の知識のほかに、設備や調査・診断についての実務的な知識が出題されます。出題の対象となる範囲が広く、専門的な知識が問われます。
資格のプロからの一言
マンション管理士試験の中では最も攻略が難しい分野です。過去に出題された頻出の知識を覚えれば、それ以上に深入りする必要はありません。試験直前期には、過去に出題されたことのある「数字」を暗記すると良いですね。
問題数
マンション管理に関わるマンション管理士やマンション管理業者が守るべきルールを定めた「マンション管理適正化法」から出題されます。用語の定義、マンション管理士に関する知識は、ほぼ毎年出題されています。
資格のプロからの一言
出題される知識は決まっていますので、頻出知識を正確に覚えることが必須となります。覚えるべきことを覚えれば、得点源となる科目ですので、満点を目指して学習をしてください。
それぞれの分野ごとの試験直前の理解度を聞いてみました。
約半数の合格者は、どの分野も7~8割の理解度で試験に臨んでいる。各分野ごとの理解度の差はほとんどなく、まんべんなく対策が求められる。
それぞれの分野ごとに、暗記と理解では、どちらを重視して取り組んでいるか聞いてみました。
合格者は、「区分所有法等」と「民法等・管理組合の運営」について理解を重視している傾向あり。
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