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書を学ぶ

写経で無我の境地に

 本来、写経は仏教を広めるため全国の国分寺に経典を備えることで始まり、専門の写経生が従事しました。延暦寺第三世天台座主(ざす)・慈覚大師(じかくだいし)が僧侶の教育の一環として写経を推奨したことで一般的(当時は貴族)に写経が流布しました。

 現在は誰でも写経をして、お寺に納めることができます。写経は何枚も書いていくうちに自然と書いている間は無念無想の境地となり、書き終えた後の爽快感は格別のものとなります。又、博物館等で陳列されている古写経は見る者の目を釘付けにするような緊張感や美しさがあります。それは正式に則った様式美から来る物です。写経独特の書き方を学び、心を籠(こ)めて書くことで無我の境地を味わってみませんか。

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