カウンセリングの初回面接の会話例

STEP2:クライエントの情報を収集

自己紹介と秘密保持義務について伝え、クライエントが話しやすい状況を整えたら、情報を収集していきます。
カウンセリングに来たきっかけや解決したい心の問題を確認する必要があります。また、対話の中で、これまでの経緯や健康状態、生育歴、家族や身近な人との関係性も聴いていけるとよいでしょう。

会話例

それでは、最初に今日カウンセリングを受けることにしたきっかけを教えていただけますか?

は、はい。あの……別に、これといって悩みがあるわけではないのですが……何だかモヤモヤして、眠れなくなることがあって。

眠れないのはおつらいですね……。それは、いつ頃から始まったのか、覚えていらっしゃいますか?

えーと……実は、随分前で……高校生の頃から、時々眠れないことはあったかもしれません。でも、今までは数日でモヤモヤが落ち着いていたのですが、最近は1ヵ月以上眠りが浅くなっていて……。

1ヵ月以上ですか。それはお疲れも取れないでしょう。

そこまで話して、クライエントは申し訳なさそうな顔をしました。

……あの……私、まったく眠れていないわけではないんです。別に病院とかにも行っていないですし……。こんな小さなことで、カウンセリングに来るなんておかしいですよね……。

人の悩みはいろいろありますが、他の人と比べる必要はありません。●●さんにとってはとても大きな悩みなのですから、「悩みが小さいからカウンセリングに来るのはおかしい」ということはないですよ。それに、眠れないというお悩みが今以上に大きくなったら、もっとおつらかったでしょう。このタイミングで来てくださったのは、むしろとてもよいことだと思いますよ。

そうでしょうか。……ありがとうございます。

クライエントの表情が少しやわらいだようです。

少し話を戻させてください。先ほど●●さんは、高校生の頃から、時々眠れなくなることがあったとおっしゃっていましたね。具体的に、どんな時に眠れなくなったか覚えていらっしゃいますか?

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