1級管工事施工管理技士

監修&主任講師 小林先生インタビュー

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設備関係の資格試験に関する著書多数で、本講座の監修と主任講師を務められている小林 紀仁先生に、資格取得のメリットや合格のためのポイントを伺いました!

主な受験生像と資格取得のメリットは?

小林紀仁先生

2級管工事施工管理技士の資格取得者がステップアップとして挑戦することが基本ですが、学歴と実務経験により1級を直接受験することも可能です。

建設業法により、個人住宅を除くほとんどの設備工事において、4,000万円以上の下請け契約を結んで管工事を行うには、1級管工事施工管理技術検定に合格し、監理技術者とならなければなりません。昨今の建設工事では設備部門の工事費比率も多くなり、かつ高額化しているため、1級管工事施工管理技術検定合格者の需要が一段と多くなります。

たとえ、下請負業者で主任技術者として活躍している場合でも、1級所有者になることで、元請の監理技術者と対等に技術的な議論がしやすくなると思います。

さらに、Wライセンスでメリットが大きい業種とは?

土木工事や造園工事など他業種で工事施工している場合でも、付帯工事として管工事を行うには、管工事施工管理技術者を選任する必要がありますので、管工事を専門にしている技術者以外でも取得する効果はあると思います。

給水装置工事を専門にしている場合では、給水装置工事主任技術者資格を取得していると思いますが、受水槽式など給水設備の施工管理には管工事の資格が必要になります。

また、設備管理を業務にしている技術者は、改修・修繕などでは発注者の立場になることがあり、改修・修繕工事現場における監督員として、管工事監理技術者や現場代理人と対等に折衝する必要があります。

なぜ今、「1級管工事施工管理技士」が求められているのですか?

土地の高度利用のための再開発や、老朽化した建築物の改築なども多くなり、新規の建築工事の増加に伴う管工事技術者の必要性は増加しています。

それだけでなく、建築物の躯体と比較して建築設備の耐用年数は短いため、建築設備の大規模な改修・修繕工事も増加しており、そこでも必要とされます。

また、現在の資格保有者の高齢化に伴い、新たな若年者の資格取得者の増加が望まれています。
企業側から見ても、経営審査において1級管工事技術者は5点の加点となりますので、資格取得者の増加が企業力に直結します。

当講座の魅力を教えてください。

この講座では、テキストを進めるうちに、徐々に知識を広げられるように心掛けています。自分の専門分野では物足りなく感じ、専門以外では難しく感じるかも知れませんが、国家資格に合格するために必要な知識は身に付くものと思っています。

ただし、出題される全分野を網羅しているわけではありません。なぜなら資格試験に合格するためには満点を取る必要はなく、本書は合格するための学習用テキストと考えているからです。
合格後、自分の分野ではさらなる学習が必要になるのは当然と考えてください。

「実地試験」でつまづきやすいポイントとは?

1つ目は、全て記述式の解答が求められることです。
数行の文章で解答するため、自分では説明できているつもりでも、重要な記述が未記入となっていて、説明不足として減点される可能性があります。
対策としては、記述した文章を他人に読んでもらい、確認することが重要と思いますが、この講座では個別添削指導を行うため、記述の完成度の確認ができます。

2つ目は、問題数が少なく、専門的な内容が問われることです。
管工事では、空調設備と衛生設備が主流なため、問題もこの範囲からの出題が多くなります。
受験者の専門としている知識がガス設備や浄化槽設備などの場合、現場での経験を充分に生かすことが難しい問題となることがあります。

その対策として、空調・衛生の基本的な施工知識をテキストで学習することも必要になります。
テキストでは、出題傾向の高い内容を学習しながら、解答方法を学び、広い範囲に対応できるように配慮しています。

これから受講される方にメッセージをお願いします。

あくまでも国家資格試験ですので、容易に取得できる資格ではありません。
国家資格試験は落とすための試験ではなく、必要な知識があることを確認するための試験です。合格するためには、地道に学習を続け広い知識を確実に身に付けることが必要です。

受験資格に実務経験が必要なため、受験者は一線の現場で活躍している方であり、学習する時間的余裕や精神的余裕も少ない状況にあると思います。しかし、だからこそ、資格取得に挑戦していただきたいと思います。

当講座 執筆・監修 小林紀仁 氏

〔プロフィール〕
東京都立蔵前工業高校 元教諭、
全国設備工業教育研究会 事務局長(平成8〜23年)
〔著作等〕
・1級管工事施工管理技術検定 問題と解説(山海堂)
・2級管工事施工管理技術検定 問題と解説(山海堂)
・ビル管理技術者受験要点講座(棋苑図書)

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