第二種電気工事士試験はどんな内容?

●筆記試験「一般問題(30問)」「配線図問題(20問)」●技能試験(1問)から構成されており、筆記試験は、2時間で50問を解く必要があります。合格基準点は、例年一定で6割の正答率が必要になります。

試験科目

筆記試験

問題数

50問

一通り学習すれば合格点に近づきます

計算問題や、文章問題、写真問題、配線図問題から構成されています。写真を見て名称や用途を答える写真問題や、図面を読んで適切なものを答える配線図問題は、理解すれば得点しやすい分野になります。

資格のプロからの一言

筆記試験は、毎回、出題分野ごとの配点はほぼ変わりません。ですので、計画を立てて学習すること、つまり出題数も多い、配線図問題や工具・器具の写真・用途・名称問題を押さえれば、合格にグッと近づきます。

一般試験

一般問題(30問)
科目 分野 出題数
電気に関する基礎理論 ①電流、電圧、電流および電気抵抗
②導体および絶縁体
③交流電気の基礎概念
④電気回路の計算
約5問
配電理論および配線設計 ①配電方式
②引込線
③配線
約6問
電気機器、配線器具ならびに
電気工事ようの材料および工具
①電気機器および配線器具の構造および性質
②電気工事用の材料および用途
③電気工事用の工具の用途
約7問
電気工事の施工方法 ①配線工事の方法
②電気機器および配線器具の設置工事の方法
③コードおよびキャプタイヤケーブルの取付方法
④接地工事の方法
約5問
一般用電気工作物の検査方法 ①点検の方法
②導通試験の方法
③絶縁抵抗測定の方法
④絶縁抵抗測定の方法
⑤試験用器具の性能および使用方法
約4問
一般用電気工作物の保安に関する法令 ①電気工事士法、同法施工令、同法施工規則
②電気設備に関する技術基準を定める省令
③電気用品安全法、同法施工令、同法施工規則および電気用品の技術上の基準を定める省令
約3問
一般問題(30問)
科目 電気に関する基礎理論
分野 ①電流、電圧、電流および電気抵抗
②導体および絶縁体
③交流電気の基礎概念
④電気回路の計算
出題数 約5問
一般問題(30問)
科目 配電理論および配線設計
分野 ①配電方式
②引込線
③配線
出題数 約6問
一般問題(30問)
科目 電気機器、配線器具ならびに電気工事ようの材料および工具
分野 ①電気機器および配線器具の構造および性質
②電気工事用の材料および用途
③電気工事用の工具の用途
出題数 約7問
一般問題(30問)
科目 電気工事の施工方法
分野 ①配線工事の方法
②電気機器および配線器具の設置工事の方法
③コードおよびキャプタイヤケーブルの取付方法
④接地工事の方法
出題数 約5問
一般問題(30問)
科目 一般用電気工作物の検査方法
分野 ①点検の方法
②導通試験の方法
③絶縁抵抗測定の方法
④絶縁抵抗測定の方法
⑤試験用器具の性能および使用方法
出題数 約4問
一般問題(30問)
科目 一般用電気工作物の保安に関する法令
分野 ①電気工事士法、同法施工令、同法施工規則
②電気設備に関する技術基準を定める省令
③電気用品安全法、同法施工令、同法施工規則および電気用品の技術上の基準を定める省令
出題数 約3問

問題数

30問

出題される範囲は、毎回ほぼ変わらず

必要事項を押さえれば確実に解ける範囲なので、計算問題の公式や材料名などポイントを絞って学習すれば、高得点がねらえます。

資格のプロからの一言

出題範囲の傾向は毎回変わらない。馴染みのない専門用語や表現をいやがらず、過去問の傾向から、出題範囲を絞り込んでいこう。

電気に関する基礎理論

問題数

5問

計算問題が多く、公式の理解と暗記がポイント

直流回路や交流回路、オームの法則などの電気理論の基礎を用いた、電気回路の計算が問われます。

資格のプロからの一言

難しそうな表現をいやがらず、基礎的な専門用語と計算方法を覚えてしまえば、合格点は十分クリアーできます。

配電理論および配線設計

問題数

6問

屋内と分岐回路の配線設計の知識が問われます

電気の配電理論や配線設計、電気機器や電気工事に使う器具について問われます。理論や定義を応用する許容電流や需要率に関する計算問題も、出題されます。

資格のプロからの一言

この分野も、専門用語と計算方法をとにかく暗記することが重要です。

電気機器、配線器具ならびに電気工事用の材料および工具

問題数

7問

材料や工具の用途を覚えておこう

材料や工具がどのような工事に利用されるか?といった出題や、材料・配線器具・工具の写真から名称と用途を問う問題が出題されます。

資格のプロからの一言

毎年同じような問題が、繰り返し出題される傾向があり、覚えることが得点につながる分野。計算問題が苦手な人は、この分野を得点源にできるようしっかり学習しよう。

電気工事の施工方法

問題数

5問

具体的な施工や工事方法について問われます

場所に応じた制限がある施工可能な工事方法や、感電事故や漏電火災の予防に重要な接地工事、可燃性ガス等が発生する特殊場所における工事、「金属管工事」「ケーブル工事」といった各種工事など、具体的な施工や工事方法に関する知識が出題されます。

資格のプロからの一言

理解よりも“覚えること”が学習の中心になる分野です。

一般用電気工作物の検査方法

問題数

4問

電路の絶縁抵抗値、接地抵抗値や検査の手順が問われます

竣工検査の手順や、接地抵抗値測定法、試験用器具の性能および接地方法といった検査に必要となってくる知識から出題されます。

資格のプロからの一言

この分野も暗記が中心。施工方法と併せてしっかり覚えよう。抵抗値など、具体的な数字も問われるので要注意!

一般用電気工作物の保安に関する法令

問題数

3問

電気工事士でなければ出来ない作業など法令に基づく出題

電気事業法、電気工事士法、電気工事業法の3本柱と電気用品安全法といった電気関連の法令から出題されます。

資格のプロからの一言

毎年同じような問題が出題される傾向が高いので、過去問を使って試験でよく問われるものを中心に覚えることが大切です。

配線図問題

配線図問題(20問)
科目 配線図
分野 ①配線図の表示事項および表示方法 ②写真による問題
出題数 10問 10問
配線図問題(20問)
科目 分野 出題数
配線図 ①配線図の表示事項および表示方法 10問
②写真による問題 10問

問題数

20問

図記号と配線図について出題

図記号と実物の写真を対応させる問題や複線図の書き方など、配線図と図記号について、実務に応用できる知識が問われます。

資格のプロからの一言

配線図は他分野にもつながりの多い分野なので、きちんと学習して得点源にすると、合格にぐぐっと近づきます。

配線図の表示事項および表示方法

問題数

10問

配線図以外の試験全分野と関連する内容が問われます

図記号は、出題傾向が毎回似ており、重要なものが繰り返し出題されるので、過去問やテキストを使いポイントを絞った学習が鍵です。単線図から複線図を描く練習も大切です。

資格のプロからの一言

他科目の一般問題や技能試験と出る範囲が似ている部分も多く、他分野をきちんと勉強することで、自然と解けるようになります。

写真による問題

問題数

10問

配線図面や記号の正しい理解が問われます

写真から名称や使用目的を見極めたり、図面と実物の正しい組み合わせを判定する等の暗記問題です。

資格のプロからの一言

きちんと覚えてしまえば、得点を稼ぎやすい分野です。毎日コツコツ覚えていきましょう。

技能試験

候補問題に早めに取り組み、慣れておくべき

1月に、候補問題13問が公表されます。ただ公表されるのは配線図で、使用する材料や施工条件は試験当日に指示されます。出題された配線図に従って、持参した作業用工具で、電気回路を完成させる施工試験です。

資格のプロからの一言

筆記試験が終わってから技能試験まで2ヶ月もありません。筆記試験の学習に目処が立てば、もしくは筆記試験と並行して、技能試験の練習も早目に開始するようにしましょう。

※技能試験問題の試験内容は、下記の全部または一部について行われます。

技能試験問題
1 電気の接続
2 配線工事
3 電気機器および配線器具の設置
4 電気機器・配線器具ならびに電気工事用の材料および工具の使用方法
5 コードおよびキャプタイヤケーブルの取付
6 接地工事
7 電流、電圧、電力および電気抵抗の測定
8 一般用電気工作物の検査
9 一般用電気工作物の故障箇所の修理

合格者に聞いてみた!科目別傾向

どの科目に時間を費やしたか?

合格者は、筆記試験については、各科目ほぼ均等に勉強している傾向あり。

暗記か理解か?

それぞれの科目ごとに、暗記と理解では、どちらを重視して取り組んでいるか聞いてみました。

配線図問題・配線設計・施工方法の科目は、理解重視で、法令の科目は暗記重視と、科目によって暗記・理解を使い分けている合格者が多い。