中小企業診断士試験はどんな内容?

●1次試験「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」 ●2次試験「組織・人事の事例」「マーケティング・流通の事例」「生産・技術の事例」「財務・会計の事例」の2回のテストで構成。いずれも、合計6割、各科目4割以上が合格条件になり、1次試験には、科目別に6割以上とれば合格(3年有効)となる科目合格制度があります。

試験科目

1次試験

日程 時間 満点 試験科目 出題パターン 合格基準
1日目 午前 60分 100点 経済学・
経済政策

○マークシート方式

○4肢択一式
(一部5肢択一式)による選択式問題

○60%以上
※得点率40%未満の科目があると全体は不合格。

※3年間有効な科目別合格制度あり。

60分 100点 財務・会計
午後 90分 100点 企業経営
理論
90分 100点 運営管理
2日目 午前 60分 100点 経営法務
60分 100点 経営情報
システム
午後 90分 100点 中小企業経営・政策
日程 1日目
午前
時間 60分 60分
満点 100点 100点
試験科目 経済学・経済政策 財務・会計
出題パターン

○マークシート方式

○4肢択一式
(一部5肢択一式)による選択式問題

合格基準

○60%以上
※得点率40%未満の科目があると全体は不合格。

※3年間有効な科目別合格制度あり。

日程 1日目
午後
時間 90分 90分
満点 100点 100点
試験科目 企業経営理論 運営管理
出題パターン

○マークシート方式

○4肢択一式
(一部5肢択一式)による選択式問題

合格基準

○60%以上
※得点率40%未満の科目があると全体は不合格。

※3年間有効な科目別合格制度あり。

日程 2日目
午前
時間 60分 60分
満点 100点 100点
試験科目 経営法務 経営情報システム
出題パターン

○マークシート方式

○4肢択一式
(一部5肢択一式)による選択式問題

合格基準

○60%以上
※得点率40%未満の科目があると全体は不合格。

※3年間有効な科目別合格制度あり。

日程 2日目
午後
時間 90分
満点 100点
試験科目 中小企業経営・政策
出題パターン

○マークシート方式

○4肢択一式
(一部5肢択一式)による選択式問題

合格基準

○60%以上
※得点率40%未満の科目があると全体は不合格。

※3年間有効な科目別合格制度あり。

問題数

227問

2015年試験

分野別合格を使った戦略的な対策を

マークシートによる選択肢式のテストで、合格には、総得点6割かつ各科目4割が必要です。

資格のプロからの一言

1次試験には、科目別で6割得点すれば、該当科目が3年間合格扱いとなる科目別合格という制度があります。これを有効活用して試験対策を練りましょう。

企業経営理論

問題数

41問

2015年試験

企業経営の基本的な考え方を学ぶ

経営戦略・組織・マーケティングなど企業経営の基本的な考え方を学びます。営業職・経営企画室や経営者・管理職の人は馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

中小企業診断士の根幹となる科目です。経営戦略の策定方法やマーケティング戦略などを学びます。日頃の仕事にとっても役立つ科目ですので、是非、学習してみてください。

財務・会計

問題数

25問

2015年試験

企業経営の定量的分析手法を学ぶ

財務会計、管理会計、ファイナンスなど、企業経営の定量的分析手法を学びます。財務部や経理部、簿記有資格者には馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

決算書を分析するチカラを身に付ける科目です。決算書を読み解けると、自分の会社の業績を理解できる、株式投資で割安株を発見できるなど、様々なメリットがあります。

運営管理

問題数

44問

2015年試験

ものづくりと売り方について学ぶ

生産管理・店舗販売管理など、ものづくりと売り方について学びます。製造部、店舗販売、リテールマーケティング(販売士)有資格者に馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

店舗や工場の運営がテーマです。お店が商品を陳列する方法にも様々な工夫があるって知っていましたか?どのようにしたら商品が売れるのか?そんな仕組みを学びます。

経済学・経済政策

問題数

25問

2015年試験

経済活動と政策の原理を学ぶ

マクロ・ミクロ経済学など、経済活動と政策の原理について学びます。公務員や経済学部出身者に馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

アベノミクスって何?黒田バズーカってどういう仕組み?「経済学・経済政策」を学ぶと、世の中の仕組みや、身の回りの出来事が、目からウロコが落ちるようにわかります!

経営情報システム

問題数

25問

2015年試験

経営に不可欠なITについて学ぶ

情報処理技術や経営情報管理など、経営に不可欠なITについて学びます。情報システム部やSE、情報系の有資格者に馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

今や仕事にITの活用は欠かせませんね。このITの活用を経営の視点から学びます。日頃から利用しているインターネットやスマートフォンなど、身近な論点も多い科目です。

経営法務

問題数

25問

2015年試験

企業活動に関する法律知識を学ぶ

民法・会社法・知的財産権など、企業活動に関する法律知識について学びます。法務部や法学部出身者、法律系の有資格者に馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

ビジネスをする上で法律の知識は必須です。最低限の知識がないと、知らず知らずのうちに、法律を犯してしまう可能性がありますね。「訴えてやる!」と言われないための学習です。

中小企業経営・政策

問題数

42問

2015年試験

中小企業の実態と支援施策を学ぶ

中小企業白書、小規模企業白書、中小企業政策など、中小企業の実態と支援施策について学びます。経営コンサルに馴染みのある分野です。

資格のプロからの一言

日本企業の99%が中小企業って知っていましたか?この科目では「中小企業とは何か」を体系的に学びます。中小企業診断士試験でしか学べない、興味深い科目です。

2次試験

問題数

記述式4事例と口述試験

口述よりも記述対策に注力

記述と口述のテストで、合格には、1次試験と同じく総得点6割かつ各科目4割が必要です。

資格のプロからの一言

中小企業診断士試験はこの2次試験がポイントです。2次試験は、記述式試験と口述式試験に分かれており、1次試験合格者の2割強しか合格できない難関試験となります。記述式試験では、事例の中小企業に紙上でコンサルを実施します。また、口述式試験は、面接試験です。口述式試験は合格率99%なので記述式試験対策をしっかりしましょう。

記述式試験

筆記形式で事例中小企業の悩みを解決する

経営の戦略および管理に関する事例で、「組織(人事含む)」「マーケティング・流通」「生産・技術」「財務・会計」の4事例について、各4-6問が問われます。出題形式は、字数指定の文章記述が中心です。

問題 時間 満点 問題数と出題パターン例 合格基準
事例Ⅰ 80分 100点 各事例問題につき、小問約5〜10問の 記述式問題が出題される。

●60%以上

得点率40%未満の科目があると不合格となる。

事例Ⅱ 80分 100点
事例Ⅲ 80分 100点
事例Ⅳ 80分 100点
問題 事例Ⅰ
時間 80分
満点 100点
問題数と出題パターン例

各事例問題につき、小問約5〜10問の 記述式問題が出題される。

合格基準

●60%以上

※得点率40%未満の科目があると不合格となる。

問題 事例Ⅱ
時間 80分
満点 100点
問題数と出題パターン例

各事例問題につき、小問約5〜10問の 記述式問題が出題される。

合格基準

●60%以上

※得点率40%未満の科目があると不合格となる。

問題 事例Ⅲ
時間 80分
満点 100点
問題数と出題パターン例

各事例問題につき、小問約5〜10問の 記述式問題が出題される。

合格基準

●60%以上

※得点率40%未満の科目があると不合格となる。

問題 事例Ⅳ
時間 80分
満点 100点
問題数と出題パターン例

各事例問題につき、小問約5〜10問の 記述式問題が出題される。

合格基準

●60%以上

※得点率40%未満の科目があると不合格となる。

資格のプロからの一言

事例問題を読み、その企業の課題解決のために何をすれば良いのかを提案します。この試験が「中小企業診断士=経営コンサルタント」と言われる理由です。

口述式試験

実施時間

10分

面接形式で事例中小企業の悩みを解決する

中小企業の診断および助言に関する能力について、筆記試験の事例などをもとに、個人ごとに面接が実施されます。1人あたりの試験時間は約10分です。

資格のプロからの一言

筆記試験の事例を基に、その企業の強みや課題などが問われる試験です。普通に答える事ができれば合格できる試験です。

合格者に聞いてみた! 分野別傾向

模擬試験の受験割合は?

模擬試験は、7割以上の合格者が受験。複数回受験した人も6割程度と多い傾向あり。

勉強開始時期は?

2年以上前から、長期計画で勉強を開始する合格者が多い傾向あり。

過去問を直近何年分、何回やったか?

直近3回分の過去問を、複数回繰り返す合格者が非常に多い傾向あり。